右手にはワインを、左手にはビールを。- そそぐTV -

食の世界に魅せられて。美味しい料理やお酒が好きなアラサーです。 「食のエンターテイメント」を、皆さんと共有出来たら良いなと思います。

花の金曜日に考える動物論

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これを書いているのは花の金曜日の夜

一週間お疲れ、と自分をねぎらう時、あなたなら何をするだろう。もちろん人によって様々だろうが、私の場合は動物画像&動画、そして酒だ。

私は動物、特に猫が大好きなので、以前こんな記事も書いた。

licocha.hatenablog.com

動物は見ているだけで癒される。飽きないし、行動が面白い。愛情も感じる。

そんな私は実際に動物に会いに行くのも大好きで、首都圏の動物園には何度も足を運んでいる。人間関係に疲れたときなんかは、動物がうらやましくなったり、ならなかったり。もちろん、動物同士のルールなんかはあって、もし動物が喋れたら、わたしたちだって大変なのだよ、と諭されるかもしれないが。

 

さてさて、そんな動物たちは、お酒のパッケージにも登場する。今回は動物園風に、ジャケ買いもしたくなってなる、いろいろな動物ラベルの酒をご紹介。

 

 象 デリリウム(ベルギービール)

 まず最初の動物は。数年前、シンガポールの動物園に行った時に、背中に乗せてもらったことがある。檻の中を一周するのだが、もう視点が高いこと高いこと。高所恐怖症なら怖くて下を見れないかもしれない。歩くときは、のっしのっしという効果音がぴったりの歩き方。鼻をぶらぶら揺らしながら散歩してもらった。降りる前に、象さんはもよおしてしまったようで、私が乗ったままの状態でトイレをしていた。トイレ中の象に乗るという不思議体験になった。

そんな経験はさておき、ベルギービールのデリリウムというメーカーが作るビールたちには、どれもピンクの象があしらわれている。これは、酩酊状態になった人々に見える幻覚の象徴として表しているとのこと。確かにこのビール、アルコール度数が少し高めで、約9%となっている。つまりこのビール、なんだか酔いたい気分なの……というときにはうってつけ。程よく濃ゆく美味しいので、早い段階で気持ちいい気分になることが出来る。

サイ ラ・スピネッタ(イタリアワイン)

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お次はサイだ。サイといえば立派な。私はたまにバクと見間違えるのだが(私は似ていると思う)、そんな時は、角を思い出している。サイは結構体も大きく、その角があれば、結構な武器になると思う。人間なんかはあれで突かれたらひとたまりもない。

ところで私はサイの交尾を見たことがあるのだが、あれは、すごい。とりあえず、近くの動物園が検索できるリンクでも貼っておく。

ekitan.com

話を戻して、このイタリアワインは、イタリアワイン好きならピンとくるかも。イタリアの有名なワイン雑誌では、過去最優秀ワイナリーに選ばれたこともある。

サイのラベルは全てバルバレスコ。バルバレスコといえばイタリア北部ピエモンテ州、ネッビオーロ種でつくられているもの。非常に重厚感があり、ゆっくりゆっくり楽しめる。時間がたち、ワインが開くころには滑らかさが心地よい。このワインを飲んだ時は、ゆっくり楽しみたいのに我慢できない自分との闘いを繰り広げた覚えがある。

ちなみにライオンのラベルもある。こちらはバローロだ。

 ワインの王様とも言われるバローロ。やはりそのラベルは百獣の王がふさわしい。

 

キリン トールホース(南アフリカワイン)

最後はキリン。キリンの思い出といえば、私が幼稚園生だったころ、新潟のサーカスでキリンを初めて見た。キリンにご飯をあげたい人~?とお姉さんが呼びかけ、全力では~いっっ!!と手を挙げた私。そんな当時の私の無邪気さからか、お姉さんは私にご飯をあげてごらん?と言ってくれた。草を渡された私は、ドキドキしながらキリンが近づいてくるのを待ち、ついにキリンの舌が草に巻き付いた……と同時に私の手まで舐めた。その瞬間を強烈に覚えているのだが、キリンの舌ってものすごい長くて筋肉もすごい。私のちっちゃな手はその感触にこわばってしまった。

でも、キリンは上の方にある草を舌で取って食べているのだから、長くて力強くて当然。それはわかっているのだが、当時の私は非常に衝撃を受けた。これもまた貴重な経験だった。

さて、このワイン、南アフリカ産だが、南アフリカ産は今やそんなに珍しくない印象。チリ同様、やはり安価で美味しい!という評判だ。このワイン自体は飲んだことがないのだが、ラベルがとってもオシャレ。値段も一本1000円しないので、もし美味しかったらマイデイリーワインの仲間入りは間違いないだろう。

動物園は晴れてない日がオススメ

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さて、今回は動物園に出てきそうなラインナップでの酒紹介をした。

ついでに動物園に行く人へ。動物園は晴れじゃない日に行く方が断然おすすめ。その方が動物が活発だからである。晴れた日とは全然違う。やはり動物もずっと暑いところにいるよりは、過ごしやすいのだろう。色んな動物が動き回っている。

花金はお酒、今度のお休みには動物園はいかが。

 

 

www.cheers-winebeer.club

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