右手にはワインを、左手にはビールを。

ワインとビールが好きな元酒売りのアラサーOL。 酒好き人間を増やすために時々筆を執ります。

吉祥寺に来たら絶対行くべき居酒屋はここだ!

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皆さんは、吉祥寺に遊びに行くことはあるだろうか?

 吉祥寺といえば、住みたい街ランキング一位をほぼ毎回獲っているので有名である。

suumo.jp

理由としては、都心へのアクセスが良く(そうか?)、自然も多く(まあ井の頭公園だろうな)、グルメで(確かに高めだけど店は沢山ある)、個性的な店が多い(うーん?)からというのが良く挙げられている。

と、こんな感じで、吉祥寺に対して思うところは少なからずあるが、学生時代に遊びたおした街でもあるので、ひときわ感情移入してしまうのである。

さて今回は、そんな私が本気でおすすめする居酒屋について書いていこうと思う。

  地下の居酒屋、オクワ酒屋

retty.me

 吉祥寺駅から徒歩5分もしないうちに着く、ある地下の居酒屋。うっかりすると通りすぎてしまいそうな場所にひっそりと佇むその居酒屋は、知る人ぞ知る美味しすぎる料理店なのである。

かなり昔から通っているのだが、ずっと夫婦で営んでおり、どんなに繁盛しても、他のアルバイトの姿等は見たことがない。

店内は吉祥寺らしく、個性的なインテリアが置かれている。

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 夫婦どちらのセンスだろうか、未だに聞けずにいる。
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いざ飲み食いを始めようではないか

序盤から美味しい

 ご主人が、薄荷の良い香りのするおしぼりを持ってきてくれたところで、一杯目を考える。

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仕入れている酒は割と循環させており、今回はイタリアのジンジャーシードルがあったので、それを頼んでみた。

ボトルも非常にお洒落だ。乾杯して一口含むと、これがなかなか夏にぴったりの程よい辛さを醸し出す。かなりジンジャーが効いているのだが、りんごの仄かな甘酸っぱさが爽やかだ。料理にも合わせやすく、かなり気に入ってしまった。

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そして、いつも頼むのがポテトサラダ。勢い余って取り分けた後のものを撮影してしまった。これがまた非常に美味い。ポテトサラダを食べて唸るなんて経験、なかなか出来ないと思う。

従来のポテトサラダよりも、酸味は控えめとなっており、肉のうまさが引き立つ、おつまみ要素の強い逸品だ。2回オーダーすることも少なくない。
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そして、今回新しく食べたのが、干し柿とクリームチーズとクルミのディップ&フランスパンの組み合わせ。恐らくわざと荒めにミキサーされており、干し柿が色々な大きさになっているのがなんとも小憎らしい。

クルミのコク、クリームチーズの滑らかさ、干し柿の甘味が、もっと食べたい!と食欲を引き立たせるのである。

勿論酒、特にワインに合うことは言うまでもない。

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 次に、梨と生ハムのマリネを注文。生ハムと玉葱はマリネの鉄板だが、ここに梨のさっぱりとした甘味が加わって、これまた夏にぴったりの味わいとなるわけである。

中盤もペースを落とすことなく飲み食い

空腹が良い感じで満たされても、まだまだ美味しいものを食べたくて注文してしまう。

 

これまた鉄板で美味しいのが、キャベツのグリルバーニャカウダ。ここのキャベツは柔らかく、わざと大きく切ってある。

絡まりがとても良く、アンチョビソースも辛いというよりは、コク深めの味。

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酒に合うって何度書けば良いのか分からないが、酒に合う。
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そしてイカフライ。

イカフライ苦手な私が病み付きになるイカフライ。ここのフライは、とにかく衣の付きかたが羽のように軽い。食感がふわふわ~っとしている。

対してイカは細めに切ってあり、弾力バッチリである。これにレモンを絞ってマヨネーズをつけるだけで………!!

後は、分かるだろう。。。

 

ここで、日本酒オーダー。今や秋田では有名な雪の茅舎。美酒の設計という、兵庫の山田錦でつくられた純米吟醸である。
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雪の茅舎は基本的に上品なイメージがあるが、この美酒の設計も例に漏れず、非常に完成度が高く、「美しい」というか、整った酒だと感じた。


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今回は4人で来ているので、もう一人もここで日本酒をオーダー。新潟の村祐酒造。純米大吟醸の生酒という、何とも贅沢な一品だが、どの米を使用しているかは非公開。

飲み手に、先入観に囚われてほしくないと、敢えて非公開にしているのだそう。こちらも文句無しにうまい。夏らしく程よいバランスである。

さらにさらに。
他の二人はワインをオーダー。

一人は、遅桜という山梨のロゼワインを頼み、もう一人はアルザスのピノを頼んだ。
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このロゼ、まるでかき氷シロップのように鮮やかに透き通った苺色をしている。

味は、年季の入った桜木の樽を使用しており(だから遅桜というネーミングらしい)、かなりバニラの味が強いのだが、驚くべきことに苺の味がする。マスカットベリーAのワインのはずだが、やはりワインの面白さで、苺バニラ味の醸造酒なのである。
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ちなみにアルザスのピノノワールは、後におかわりするほど、飲み頃な酒だ。この時期はやはりアルザスが飲みたくなるものだが、このピノはとても良い。
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次のつまみのオーダーは蓮根フライ。大きく切ることにより、シャキッとした食感が残るのと同時に、味付けされているニンニクも、濃すぎず程よく味が染みるのである。無論、美味い。

 

その他、ジューシーなラム肉メンチカツを頬張り、、、
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クミンの程よいスパイシーさに食欲をそそらせられたフレッシュトマトソースの炒め物。
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いったいどれだけ食べるのかとツッコミが入りそうだが、どれくらいでも食べられそうなほど美味い。酒もすすむったら、すすむ。

終盤はリピートも交えつつ

やはり夏といえば白ワイン。その時のワインリストにのぼっていたグラスの白は自ずと制覇してしまった。
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ロワールのシュナンブラン、アルザスのリースリング、ローヌのヴィオニエとルーサンヌブレンドだったが、特にローヌワインは協同組合もので、敬遠する人もいるかもしれないが、そんなことをしていたら勿体ないと言ってしまえるほど美味しかった。

というのも、この組合は少人数で、どれも良い作り手だからというカラクリもしっかりあるのだが。
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ここでリストにのっていない福井の常山の無濾過生原酒(濃すぎず甘気持ちいい)をオーダーし、
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ピエモンテのほどほどに熟成されたネッビオーロのワインも楽しみつつ、
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柿とクリームチーズディップもちゃっかりリピート。
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〆は シークヮーサーと藻塩のかかったいちじく。最後に相応しい逸品である。

店主は相当な酒好きである

ここまで書けば分かるだろうが、酒を仕入れている店主は相当な酒好き、そしてピカイチのセンスである。
(ちなみに広島カープのファンである。)
ということで、興味を持った酒好きの皆さん、ぜひ吉祥寺の名店に行ってみてほしい。