右手にはワインを、左手にはビールを。

ワインとビールが好きな元酒売りのアラサーOL。 酒好き人間を増やすために時々筆を執ります。

テーブルウェアフェスティバル2018初日の感想!素敵なテーブルウェアは食事を美味しくする

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皆さんの食卓には、こだわりの食器やお気に入りのテーブルクロス、なくてはならないカトラリーはあるだろうか。それらを総じて「テーブルウェア」というわけだが、世界各国、実に色々なテーブルウェアが存在する。国によってそれらを形作るための原料も違えば、食文化も異なるため、一口にテーブルウェアと言っても、用途も見た目も様々なわけである。

今や日本ではイギリスのウェッジウッドブランドが当たり前のように食卓に並ぶ日もあるわけだが、イギリス以外にも、ドイツやイタリア、北欧などの国の、素晴らしいテーブルウェアが存在する。勿論日本でも、各地で漆器や陶器などの素晴らしい和食器が作られている。

さて……改めて、それらのテーブルウェアを見に行くことが出来る機会があったら、素敵だとは思わないだろうか。心ときめく空間を感じたくはないだろうか。そして、そんな機会が毎年日本に存在することを、皆さんはご存じだろうか。

と、いうことで、本日はそんな体験が出来るイベント、「テーブルウェアフェスティバル」に出向いてきたので、レポートをしたためていきたいと思う。

 テーブルウェアフェスティバルとは

1993年から開催されたテーブルウェアフェスティバル。その名の通り、世界各国のテーブルウェアが楽しめる催しなのだが、各ブランドのコーディネートは勿論、各界の著名人による食空間の演出を見ることが出来る。

この催しは1993年からということで、実に今年で26年目ということになる。やはり食事は日々の生活に欠かせないものであり、テーブルウェアによって演出される素敵な食空間は、食事をより良いものにするために必須なのである。

ちなみに、2018年の出展ブースは250以上海外ブランドの新作、現地まで足を運ばないと出会えないような国内産地の窯元の作品などを購入できる機会でもある。また、来場者が参加出来るセミナーや、各界の著名人のトークショーなどもあり、全く退屈することがないため、私としては本当にお勧めしたいイベントなのである。

東京ドームシティ公式サイト | テーブルウェア・フェスティバル2018~暮らしを彩る器展~

今年の開催期間は2月4日(日)から2月12日(月)まで、東京ドームで行われており、初日以外10時から19時まで長めに開催している。

当日券も勿論発売されているので、思い立ったら行ってみる!なんてこともできるわけである。

 

開催初日から行ってみた!混み具合はいかに?

さて、2月4日11時から始まった、テーブルウェアフェスティバル。私は12時過ぎくらいに到着した。この日は快晴で外出日和だったが、勿論雨でも東京ドーム内にあるので、ゆっくり楽しむことが出来る。

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少し歩くと「テーブルウェアフェスティバル2018」の文字が。

今年はバーレイという英国ブランドのテーブルウェアがチケットの写真にもなっている。今回のイベントで認知度も人気も昇っていくこと間違いなしの、シックで素敵な食空間が演出されている。

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荷物検査を終えてドーム内に入ると、すでに混んでいた。来場者は40代以上の女性がほとんど。食器好きとなると、やはりそれくらいの年代が多いのだなあと肌で感じた。

混んでいるものの、歩けないだとか、良く見えないというようなストレスは感じず、じっくり楽しむことが出来た。ただ、託児所はなかったため、子供連れの方は、一緒に見て回っていた。また、休憩できるスペースや喫茶コーナーがあるため、年配の方も安心して回ることができる。

 

楽しい催しが沢山!色々なブランドのグラスでお酒を楽しめるカウンターやガラスの楽器演奏会も

さて、入ったらどこから回るか困るくらい色々なブースがあるのだが、やはり酒好きの私が絶対に行こうと思っていたのが、様々なブランドのグラスでワインやソフトドリンクを楽しむことが出来る一角である。

一定人数ごとに時間に区切りをつけながら人数制限をして、飲む人が楽しむことが出来るように、時間と場所の確保もばっちりされている。

私は12時半から入場。下記のブランドのグラスから楽しめるというわけである。

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中には入手困難なブランドのグラスや、1脚で10000円を超えるグラスもある。 f:id:licocha:20180204193157j:plain

これは迷う。正直超迷う。普段即決派の私も、一つに絞るのがどれだけ難しかったか……。

飲み物は、シャンパン・赤・白・スパーク・ソフトドリンクから選ぶことが出来る。

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今回の一押しは、「テタンジェ ノクターン ロゼ」。各スタッフが推しに推しまくっていた。フランス大統領府主催のパーティでもふるまわれるロゼシャンパンということだそうだ。

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早速オーダー。連れもいるので二人分である。スタッフの推しのノクターンロゼ×HARIOのグラスと、貴腐ワイン×ロブマイヤーのバレリーナグラス

酒自体が大好きな私だからこそ、素敵なグラスで飲みたいという気持ちも一入なのだが、このイベントで実際に飲むと、それを改めて実感することが出来るのである。

非常にいい経験である。

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隣ではHARIO製のガラスの楽器によるステージが。演奏も素敵なのだが、見た目がやはり目を引く。

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というか、どうやって作るのだろう?世界に何本くらいあるのだろう?気になったので、バイオリンだけでも調べてみた。ちなみに、世界初のガラス製バイオリンらしい。

下記メーカーからの抜粋である。

弊社の持つ最高のガラス工芸技術を注ぎ、世界で初めてガラス製バイオリン「玻璃王(はりお)バイオリン」を完成させました。
この「玻璃王バイオリン」の開発はバイオリニスト・川井郁子氏と弊社との間で構想が生まれ、 弊社古河工場(茨城県)にて実際の製作に取り掛かったのです。

「玻璃王バイオリン」は重さ約1380g(木製バイオリンは約800g)で、 試作段階で20本成形し、最終的に完成したのは2本でした。 1本は川井郁子さんが演奏活動に活用、 もう1本はHARIO本社にて保管されています。

実際の音色は、共鳴板の違いのために木製バイオリンの音色とは異なり、 音の高低によって、独特の響きと味わいがあります。

耐熱ガラス(硼珪酸ガラス)製
重量約1.38kg(木製の場合0.8kg)
発表 2003年12月9日


1.構想
ガラスの楽器作りの一番最初のバイオリンは手探りの状態で始まりました。木製のバイオリンを分解し、制作方法の検討を行いました。
2.成形
バイオリンの形をした型に溶けたガラスを入れ、息を吹き込み成形します。
成形した肉厚が一定にならなければならないので、培った経験を頼りに勘で吹き込む息の量を調節します。
3.加工
出来たボディーをよりバイオリンに近づけるための加工です。
4.装飾・完成
いよいよバイオリンらしくなったガラスのボディにグラビール(彫刻)の装飾をし、グラスアートペインティングを施します。
弦を張り、世界初のガラスのバイオリンが誕生しました。

ガラス 楽器 琴 バイオリン HARIO

 ちなみに値段は33万円。購入についての問い合わせ先もある。

www.hario.com

 

いよいよ食空間の演出、テーブルウェアの世界へ

さて、このイベントの本番ともいうべき食空間の演出、テーブルセッティング。各著名人やブランドのテーブルセッティングを順に見ていった。沢山あるので、少しだけ抜粋して紹介したい。

各著名人のテーブルセッティング

まずは、黒柳徹子さんと田川啓二さんのセッティング。

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黒柳さんと言えば、食器好きで有名な方らしく、毎年出ているらしい。今回はTHE・和だ。帯をテーブルに敷くという斬新な取り合わせだが、黒のクロスと調和した、シックな空気感を醸し出している。

 

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こちらは書家の紫舟さんのセッティング。

ある日テーブルは退屈だと思い立ち、文字や絵を書いたそうだ。

うーん、ざ、、斬新。

それだけでテーブルに人が集うようになったというのだから、紫舟さんにとっては本当に意味があることだったのである。個人的には少し怖い空間だと思うが、演出には色々な方法があるということだ。しかし、コメントに、(テーブルに絵や文字が書いてあるから)モノの置きっぱなしもなくなったと書いてあり、ユーモアのある人なのだなあと少し面白くなってしまった。

 

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お次は、ゆうこりんこと、小倉優子さんの食空間。

ママ友や子供たちを招待したい空間ということをテーマに作られたとのこと。アラサーの私が言うのもなんだが、その言葉に時代の流れを感じた。テーブルセッティング自体はピンクを基調にした可愛さ満点のものである。私にはない感性だが、ママさん達には絶対好評だろうな、なんて思う。

 

 

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最後は、生け花作家であり、空間プロデューサーという、竹中麗湖さん。

空間プロデューサーって何だろう、、、

本業ということかな?と思いつつ見てみる。これまでの中で一番好みだった。さすが空間プロデューサー。

今回、日本の美意識である「間」に気を遣いながらセッティングしたそうだ。その言葉通り、間を大切にした美しい空間だと感じたが、しかしここで食事をするには、テーブルの草を少し避けたい……かもしれない。

 

各ブランドのテーブルセッティング

今回は英国特集ということで、英国ブランドのテーブルウェアコーナーが目玉となっていた。こちらはぜひ実際に来て見たほうが空気感が分かるので、少しだけの紹介としておきたい。

ウェッジウッドやエインズレイなどの歴史もあり、王室御用達のブランドも勿論あったが、新しいブランドもいくつか出展されていた。

こちらはリチャード・ブレンドンというブランド。非常にシックである。現代的なコレクションを目指して2013年に立ち上げられたブランドということで、洗練された空気を感じた。私なら、ここにどんな食事を用意するだろう。スープ一つとっても、手の込んだものを作りたくなってしまうかもしれない。

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次はウィリアムヨーワードクリスタル英国王室御用達ブランドの正式認定を受け、ロイヤルファミリーに愛されるブランドということだ。それもうなずけるほどの美しさ。数万円から数十万円するものであるが、写真からでもその価値が伝わるだろうか……。

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よく見ると、パイナップルがそこかしこに……燭台がパイナップルだったのには少し笑ってしまった。しかし美しい。

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最後はバーレイ。最初の方で述べた通り、チケットの写真にもなったこちらのテーブルウェア。こちらは1851年創業の老舗らしい。全ての製品が手作りだそうだ。手掘りの銅板による転写なので、絵の位置や色の濃淡が異なる味わい深い食器たちである。

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非常に贅沢な一日に

というわけで、非常に贅沢な一日になったわけだが、正直言って非常に楽しい一日となった。食器の絵の繊細さや形に感動する人もいれば、取り合わせ自体に面白味を感じる人もいれば、どんな料理が合うのだろう?と考えるのが楽しい人もいる。いろんな楽しみ方が出来るのは間違いない、心ときめく空間だった。

興味があれば、ぜひ今年行ってみてほしいイベントである。

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