(写真引用:https://www.millesimes.co.jp/wineinfo/wineinfo-350/)
皆様はブルゴーニュワインはお好きだろうか。
古くから高級ワインの名産地として名高いフランス・ブルゴーニュ地域であるが、その中でも優れた作り手のひしめくシャサーニュ・モンラッシェに、一際注目されているドメーヌがある。
その歴史は19世紀、オーギュスト・モローにたどりつく。ベルナールが1960年代に相続し、基礎を築いた。2000年からは息子である4代目のアレクサンドルとブノワ兄弟がドメーヌを運営している。アレクサンドルは栽培、ブノワは醸造を担当し、うなぎ昇りにに評価を得ている。
モローの白ワインは豊かなミネラル感を感じ、キレがあるのが特徴で、特に村名ワインであるシャサーニュ・モンラッシェは非常にコストパフォーマンスに優れた逸品。また赤ワインも、穏やかな抽出でフィネスが際立つエレガントな味わいで極めて上質である。
今回はそんなシャサーニュ・モンラッシェのトップクラス、ベルナール・モローについて書いていきたいと思う。
- 著名人による評価
- リュットレゾネ(減農薬栽培)と人為的介入を排した醸造スタンス
- シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・モルジョ
- シャサーニュ・モンラッシェ
- 数々の評価誌による近年のワイン評価