「天にも昇る気持ち」。最近、まさにその形容がぴったりな気持ちを体験した。もうこれ以上の幸せはないかもしれないと思うほど。
この言葉を同義語辞典で調べてみると、「この上ない喜び」「無上の喜び」「恐悦至極」と書いてあった。しかし……うん、やはり「天にも昇る気持ち」がしっくりくる。最初この言葉を考えた人はとても感性が豊かだと思う。何にそんなに心を動かされたのかは敢えて言わないが、このような気持ちを誰しも一度は経験したことがあるのではないだろうか。
今から紹介するのは、そんな心地になるかもしれないお菓子、マシュマロ。
ましゅまろ亭
話題のマシュマロ
テレビなどで度々紹介され、SNS等でも話題沸騰のましゅまろ亭。東京の亀戸にあり、土日ばかりか平日まで長蛇の列が出来る、世にも珍しいマシュマロ専門店である。
マシュマロ専門というだけあり、マシュマロしか置いていないこのお店。マシュマロを使った珍しいお菓子が置いてあるだとか、そういうことではない。あくまでマシュマロ一筋で勝負しているのである。
味は、プレーン・いちご・濃い目の抹茶・チョコチップ・ごまと、季節限定ものの6種類がある。つまり、種類もそんなに豊富なわけではない。
それなのに、なぜ連日長蛇の列が出来るほど人気なのだろうか?
ましゅまろ亭のましゅまろの人気の秘密
なぜ人気なのか。その答えは、もちろんマシュマロ自体にある。
ここのマシュマロは、確実に今まで食べたマシュマロと一線を画しているのである。
作り方
作り方としては、卵白を使用せず、「砂糖」「ゼラチン」「水」のみで仕上げているという。そして、一つ一つ手搾りで生のマシュマロを手掛けているのである。そうすることで、卵白を使用したマシュマロより軽く、弾力がある仕上がりになるのである。
大きさ
このマシュマロ、一粒がとにかくでかい。どれくらいでかいのかというと、手の親指と人差し指で「C」を作ったときの大きさ位。我ながら良い例えだと思う。なんとなく想像はついただろうか。大きいのである。
食感
もちろんこのマシュマロの特徴は大きさだけではない。なんといても食感、食感なのだ。口に入れた瞬間わかる、ふあっふあ具合。噛むとふしゅる、と泡を食べているような不思議な感覚。一番人気はいちご味で、ジャムのような、かなり濃厚ないちご感が楽しめる。
そのまま食べてもよいのだが、砂糖代わりに珈琲に入れても楽しめるかもしれない。柔らかい甘みとコクのある味わいに仕上がる。
ふあふあマシュマロ
とにかく、新感覚のましゅまろ亭のマシュマロたち。確か一袋5個入りなのだが、一袋だけでも満足感が半端ない。このマシュマロを食べているうちに、もしかしたら身体が宙に浮いてしまうかもしれない。
そんな幸せマシュマロを食べたい人は、ましゅまろ亭までGOである。
追記(2024/10/29現在)
非常に残念なことに、2023/12/16にましゅまろ亭は閉店になってしまったとのこと……。廃業されたようです。15年間お疲れさまでした。