つい先日行った飲食店では、ワインラベルをじっと見つめるだけで、「良かったら、ラベル剥がしますね。今日の記念にどうぞ。」と言ってくれる、気の利く店員さんがいた。
しかし私は知っているぞ。ワインラベルを綺麗に剥がすのは難しい、と。
(こやつ、出来るな。)
そう、わりとコレクター気質の私も諦めたことがあるほど、ラベル剥がしは簡単ではない。もしかしたらただ単に私が不器用なだけであるというかそうでしょ?というご指摘も一理あるが、やったことがある人なら同じ気持ちを共有できると思う次第である。
ということで、今回はラベルの話。
知ってる?ワインラベルの読み方
ワインは、ラベルを見るだけでかなりの情報量がある。
名前はもちろん、いつ・誰が・どこで・どんなぶどう品種で・どれくらいのアルコール度数で・どの容量で・どれくらい熟成させて……等が分かる。
下記のエノテカのサイトのリンクではイラスト付きで解説してくれているので、興味があれば覗いてほしい。ここではワインを楽しむため、色々な情報を載せている。意外と知らなかったワインの話なども見つかるかもしれない。
こちらは、あの島耕作シリーズで有名な弘兼さんが漫画で解説しているワイン入門漫画だ。
新入社員1年目、専門的知識を持たない酒売りの卵だった頃の私は、この漫画から入った。ラベルの解説についても事細かに書かれていたことを、今なんとなく思い出す。ちなみに弘兼さんも随分なワイン好きらしい。
国も品種も味も覚えることが沢山ある中で、もし入口の入り方に困っているとしたら、このような漫画からでも良いかもしれない。読んで、飲んで、調べては、また飲んで。そのうち覚えたくて仕方がなくなる日が来るかもしれない。
オシャレ・ビールラベル
お次はビールラベル。ワインに比べてビールのラベルは遊びが多いので、オシャレなものが沢山ある。
ラベルコースター集めが趣味の友人がいるが、かさばってしょうがないのではないだろうか。まあ気持ちは分からなくもない。
そして最近は可愛さ重視のラベルも。
スーパーなどで女性が手に取るビールを何気なく観察していると、やはりこういう可愛いラベルのものが多かったりする。
味が美味しいのはもちろん大切なことだが、ジャケットのオシャレさという部分は決して疎かにできないということが良く分かる。
流行りはDIY
ラベルをはがすのも良いが、最近の人はすごい。
やはり時代はDIY。空き瓶でコップやら植木鉢やらを作るらしい。
作り方はこちらから。
ワイン瓶やビール瓶をどうにかして切ってヤスリでやする。シンプルだけど、確かにオシャンティ(通じるかしら)。しかし冒頭で書いたように私は不器用代表にふさわしい人間である。
我こそはという人は、ぜひオシャレインテリアに挑戦してみるのはいかがだろうか。