2月14日はバレンタインデー、3月14日はホワイトデー。
では、4月14日は……?そう、オレンジデーですね。
いや知らんし。一体どれだけ記念日作っちゃうの。
そんな意地悪なこと言わずに!!14日には少し早いけれど、オレンジデーの話、しましょう。
オレンジデーって?
というか、オレンジデーってそもそもどなたが作りはりましたん?そんな疑問にお答えする。
正解は、愛媛県の柑橘類農家さん。2009年にJA全農えひめが日本記念日協会に登録したそうだ。そんな協会があることを初めて知った。
さて、何をする日なのかというと、まず2月14日までさかのぼって考えてほしい。「バレンタインデー」で愛を告白し、3月14日の「ホワイトデー」でお返しをする。
とくれば、4月14日は……?
その二人の愛情を確かなものとするため、オレンジ(またはオレンジ色のプレゼント)を持って相手を訪問する日だそうだ。さすが柑橘農家さん。
しかしながら、オレンジと愛情が全く関係ないかといえば、そういうわけでもない。
オレンジの花言葉は「花嫁の喜び」。
欧米では、オレンジが多産であることから繁栄のシンボルとされており、結婚式では花嫁がオレンジの花を身につけたりと、結婚との関係が深いのである。
オレンジデーにちなんだビール、「湘南ゴールド」
老舗地ビール屋、サンクトガーレンより、毎年オレンジデーに発売されるのが、「湘南ゴールド」。
湘南ゴールドは、神奈川県が12年もの年月をかけて開発したオレンジ。県内でも入手困難だという。皮がレモン色をしているのに、中身はオレンジ。他を圧倒する華やかな香りが特徴的だそうだ。
これに目を付けたサンクトガーレン。香りを最大限に活かすため、果汁だけではなく皮も実も丸ごと果実を使用しているそうだ。
柑橘系の香りが特徴のアロマホップを使用しているため、終始オレンジの香りが広がる。ジューシーな味わいから、後味にはオレンジピールのような苦味も。
サンクトガーレンからは「ビールが好きな人も、そうではない人も死ぬまでに1度は飲んでほしいビール」とのコメント。
ちなみにこのビール、コンクール受賞の常連らしい。
湘南ゴールドは2008年の発売初年よりインターナショナル・ビアカップ(国際ビール大賞)フルーツビール部門で8年連続入賞の記録を持ちます(2008金賞、2009金賞、2010銀賞、2011銀賞、2012金賞、2013銅賞、2014銀賞、2015銀賞)。 2011年には英国開催の「ワールド・ビア・アワード」フレーバーエール部門でアジアベストを受賞、2013年にはシルバーを受賞しました。
春夏限定で、9月までの発売とのこと。毎年多くの結婚パーティーで利用されているそうだ。縁起も良くて、とっても美味しい。ジューンブライドにもピッタリかもしれない。
おまけ・ブラックデー
というか同じ日に韓国では ブラックデーという独り身の日があるのを前テレビで観た。
同じ日に全く違うことをしているなんて、不思議な気分だ。独り身の日をわざわざ記念日にするのも……派の私は、素直にお祝いするオレンジデーに一票かな?