今日からゴールデンウィークが始まった。
朝から言うことなしの快晴、行楽日和である。
私も人の集まるところに出かけたものだから、休日らしい人の熱気にウキウキしつつ、うっかり駅ナカの北海道フェアのもろこしチョコを買いそうになりながら過ごしたものの、やはり家に着くとだらだら~っとしたくなるものである。
今回はそんな時に飲みたくなる白ワイン3銘柄をご紹介。
ちなみにちょっとオタクくさい内容になっている。
①トーマス・モレ シャサーニュ・モンラッシェ
2007年~2009年の間、DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ)のモンラッシェの栽培責任者を務めたトーマス・モレ。
私がブルゴーニュ白で一番好きな作り手である、通称トマモレ。ブルゴーニュ・ブランでも十分に美味しいのだが、このシャサーニュ・モンラッシュは流石と言わざるを得ない。非常に上品で繊細な味わい。熟成しないうちに完売してしまうような商品なので、熟成した味わいを楽しみたいときは買った後にセラーに保管するという手段がオススメである。もちろん、若いうちから十分に美味しいというのはアピールしておきたい一品でもある。
②ダヴィド・デュバン オート・コート・ド・ニュイ
ブルゴーニュの中でもバランスが特に良いと感じるのがダヴィド・デュバン。ソツがないTHE・優等生。私はひねくれものではないので、この優等生タイプのワインももちろん愛する。というか、彼は近年フランスで評価されている。
厳格な評価で有名なバイヤーズガイド、「ル・メイユール・ヴァン・ド・フランス2015」にて三ツ星ランクの生産者に。著名な生産者ばかりが並ぶ三ツ星になった。ちなみに他の生産者は、例えばDRC、アルマン・ルソー、ジョルジュ・ルーミエ、ポンソなど、ブルゴーニュの超一流ドメーヌ。
その中ではまだお手頃なデュバン。あっという間に値段が上がる傾向のあるブルゴーニュワイン。このお値段のうちにぜひ試していただきたい一品でもある。
③ポール・ペルノ ピュリニー・モンラッシェ
ピュリニーの大御所と噂されるポール・ペルノ。ペルノの濃厚さが割と恋しい今の時期。噂の通り、ピュリニーではこの生産者のワインはかなり美味しいこと間違いなし。この作り手のワインを飲むときはブルゴーニュ・ブランよりもピュリニー・モンラッシュを飲んだ方が絶対に良い。格段この作り手の良さが実感できると思う。前の2種類もそうだが、やはりこの作り手も、ファンの多い一品。
お気づきだろうか。。。
今私はブルゴーニュの白が飲みたい。
真夏というよりもこういう気候の時に飲むのが私は好きだ。
大型連休だからこそ、ブルゴーニュの高評価の作り手ってどんな味わいだろう?と楽しんでみるのもオススメなのである。