ふわっふわなスポンジに、濃厚なクリームをたーーっぷり中に入れて、くるくるっと巻かれれば、世にも魅力的な筒状ケーキに変身するそれは……そう、ロールケーキである。
普段ケーキを食べようとしたとき、じゃあロールケーキ!となることはそう多くはないかもしれない。だからこそあのくるくるロールケーキを食べるときは、私の中で結構特別感がある。そんな私のロールケーキ話。
ロールケーキを作る時に一番怖いのは、間違いなく巻くとき
ロールケーキと一口に言っても、粉砂糖を振るだけのシンプルなものから、クリスマスのブッシュドノエルのように、華やかに飾りつけされたものなど色々ある。私が過去ロールケーキを作った時は、ココアのスポンジ&コーヒーバターのクリームで作ったり、またある時は、抹茶のスポンジ&抹茶クリーム&栗の甘露煮の組み合わせにしてみたり。
作るのがとても楽しいロールケーキだが、成功か失敗かのカギはやはりスポンジ。焼きあがったその時に、勝負は決まったようなものだ。なぜならば、固いスポンジだと巻くときに……折れる!!!!
折れた時のあの悲しみは、作った人にしかわからないだろう。。。これからロールケーキを作る方にはそんな思いをしてほしくないので、失敗しないレシピを貼っておこう。
cookpad.comこれであなたも怖いもの知らずだ。
いざ!ロールケーキ食べ比べ
ロールケーキを自分で買うことはめったにない私だが、いざ買ってみようとなると、食べ比べをしようと思っちゃったりなんかしたりして。食べ比べたのは有名店のものと、コンビニスイーツ。さてさて、結果はいかに……?
ローソン プレミアムロールケーキ
コンビニスイーツと侮るなかれ
ローソンのプレミアムロールケーキといえば、一時期その美味しさで話題になったものだ。税込150円で買えるこのロールケーキ、確かに侮れない。気軽に買える値段ながら、どんなクリームにも合いそうなしっとりスポンジと、ミルク感たっぷりのクリームがとっても美味しい。仕事中、あーなんか疲れたなあ、甘いもの欲しいなあーなんて思ったときに、このロールケーキを差し出されたら、一発で惚れてしまうかもしれない。(チョロいなんて言うな!)
毎月22日はいちごがついてくるらしい
さらにさらに、ローソンさんはこんな粋なこともしているらしい。
毎月22日はショートケーキの日というのはご存じだろうか。カレンダーでは15(イチゴ)の下に常に22日があるからということらしいのだが、ローソンではこの22日に限って、同じ値段でこのイチゴのせプレミアムロールケーキが買えるのだ。
女子心をなんともくすぐるローソンさん。さすがである。
堂島ロール
さてさて、もう一つは有名店である、モンシェールの堂島ロール。
堂島ロールといえば行列が出来る程の人気ぶり。これから身をもってその人気の秘密を実感することになる。
流石の有名店の味
堂島ロールケーキは、なんといってもシンプルなロールケーキが有名だ。果物の装飾や味付けなどはせず、オーソドックスなスタイルは、多くの人の心をつかんでいる。とりあえず、一本まるごと買った私。いざ食べてみると……
あ、すごい。
スポンジが全然違う。しっとりという表現より、重厚感があるという言葉の方が正しいか。スポンジだけで満足できてしまうような美味しさ。クリームがまたこのスポンジとマッチしていて美味しい。嫌に甘ったるくない、フレッシュ感極まる味わい。牧場で食べるバニラソフトクリームのアイスみたいな。
こういうことか、こういう美味しさなのか。本当に完成度が高い味わいだった。
堂島ロールの美味しさの秘密
コンセプトは、「クリームが苦手な人でも美味しいと感じられるロールケーキ」ということで、このロールケーキに使われているクリームは乳業のメーカーと開発した特注品だそうだ。北海道の数種類の生乳をブレンドした、オーダーメイドクリーム。その生乳も、健やかに育った牛の朝一番の搾りたてなので、そのフレッシュさを損なわせないために、キッチンから1時間以内にしか店を構えないというルールを設けているそうだ。
このこだわりがあるからこそ、あの牧場搾りのような優しい味わいのクリームが出来上がるのだなあ。
ちなみに、そのように作られているので、夏と冬ではコクの具合などが異なるという。敢えてその自然のフレッシュさを味わえるように作るところが、なんともニクイところである。
わくわくするロールケーキ
ロールケーキは奥が深い食べ物だ。普段食べる機会がそう多くない分、一回はまってしまうとそればかり食べてしまいそう。そんなロールケーキの魅力に、あなたも一度触れてみてはいかがだろうか。