私はあまりジュースを飲まない。幼いころから冷蔵庫にはジュースがあった試しがなかったためか、あまり飲む機会がなかった。
だからといって嫌いなわけではなく、ホテルのバイキングではいつもオレンジジュースを飲んでいたし、レストランに行けばおいしそうなぶどうジュースを頼んだ。
そんな私が、最近ドはまりしてしまったジュースについて紹介していこうと思う。ちなみに私はいつもそれらのジュースを駅で買っている。
え、それってジューサーバーとか?
ノンノン、実は自動販売機のジュースなのである。
エキナカ自販機「アキュア」の飲み物
JR東日本の駅ナカにある自動販売機を見てみると、なんとなく、デジタルになったなあー、なんてことを思うかもしれない。
しかし、皆さんお気づきだろうか。昔とは明らかに違うのだ。まずブランドがミックスしている。キリンビバレッジでも大塚製薬でもなんでもござれだ。思い出してほしい。自販機といえば、上の方にロゴがあって、そのブランドの飲料のみ品ぞろえに並んでいるのが当たり前であった。しかし、各メーカーがミックスされ、人気商品に並ばれてしまったりなんかすると、優柔不断な私なんかは贅沢にも悩む時間が生じてしまうわけである。
アキュアの自販機は色々あるらしい
イノベーション自販機
下記がイノベーション自販機というけったいな洗練された名前の自動販売機の説明である。
イノベーション自販機は、これまでにない“自販機での新しい価値体験を提案し続ける”をコンセプトとした最新型自販機。
スマートフォンアプリ「acure pass(アキュアパス)」を使って、事前にドリンク購入が可能。首都圏の主要駅約20箇所に設置される「イノベーション自販機」にQRコードをかざすだけで商品を受け取ることができます。
アプリ内で保有するマイドリンクはプレゼントすることもでき、商品はイノベーション自販機でお受け取りいただけます。
ドリンクを贈ることで、自販機を通じた“人と人をつなげる”新しいコミュニケーションを生み出していきます。
イノベーティブな新たな体験や便利なサービスなどプレミアムな価値を提供し、これからも進化し続けます。
これを見ると分かるように、アプリで先に飲み物を買ってから、自動販売機にQRコードをかざすことで受け取ることが出来るサービスのようだ。
今はこんな新しい時代になったのだなあ。用途としては、自分用というよりは、プレゼント用なのだろうか。。。ちなみにアプリから買うとポイントをためられたり、キャンペーンの際は、無料でドリンクが飲めるという。
Art Museum acure<アート ミュージアム アキュア>
アートミュージアムなんて名前のついた自販機もある。
いつもの自販機をキャンバスにし、日本の伝統文化をアートによって表現。海外からのお客さまやエキナカを利用されるお客さまのご利用のきっかけになるような自販機を目指しています。
商品ラインアップは、①海外でも認知度の高い商品 ②「緑茶」や「青森りんごシリーズ」に代表される地産飲料など、日本ならではの商品 ③訪日外国人客の上位がアジア圏のお客さまであることに着目した常温商品などをご用意しています。
お分かりいただけるだろうか。常温の商品が自動販売機で買うことが出来るのである。全く、今時だなあと思うが、しかしながら、昔ながらの温度の表現をするとしたら、常温は……「あったかーい」「つめたーい」……「ふつう」?
常温は奥が深い。
私のオススメジュース
ということで、満を持して、このacureで販売している超おすすめジュースを紹介させていただく。
青森りんごシリーズ
品種の異なる青森りんごのジュースを展開しているacure。
「トキ」「王林」「つがる」「ふじ」「ジョナブレンド」
など様々な種類があり、飲み比べてみると明らかに酸味が強いもの・甘味が強いもの・さっぱりしたものなど、味が異なることが分かる。
これは非常に面白いと思った。同じ駅内にacureの自販機が2つあれば、だいたい異なる品種のりんごジュースが置いていたりするので、その場で飲み比べもできる。
なにより、純粋にこのりんごジュースがとてもとても美味しいのだ。
特におすすめはまろやかな甘みの「王林」だ。
どこかでacureのりんごジュースを見かけたら、ぜひ飲んでみてほしい。