皆さんは、銃を撃った経験はあるだろうか。
まあ、こうして聞いたところで、
うん、あるある~!!
と言われてしまっても困るのだが。
通常銃の所持・携帯・使用・販売に関しては銃砲刀剣類所持等取締法、いわゆる銃刀法によって規制されていて、銃を撃つ経験なんてグアムなど、海外なもんじゃないの?と思っている人も多いことだろう。
しかしながら、勿論実弾でないにしても、銃を撃つ体験ができる場所は日本にもある。
今回は、そんな場所に行って本気で楽しんだ体験談を書いていく。
実は久里浜にある公園だったりする
どこでそんな経験が出来るの?ということで、私が行ったのは横須賀市の「くりはま花の国」。京急久里浜駅という、都心からは少し離れた場所にある。
駅からも徒歩で15分かかるが、駐車場もあるので車で来ても良いかもしれない。
ここは色々な施設がある公園であり、子供が遊べる巨大アスレチックもあれば、ハーブやポピー・コスモスなどの花園もある。
さらに足湯やパークゴルフ場、アーチェリーなど、園内に沢山楽しむところがある中に、エアーライフル場があるわけである。
ここは、日本ライフル射撃協会公認の横須賀市営射撃場であり、横須賀市のライフル射撃協会の方が指導員として教えてくれる。
エアーライフルは、資格がなければ撃てないが、ビームライフルは誰でも撃てる。
初心者にも親切丁寧に教えてくれるのである。
値段は……?
さて、気になる値段についてだが、こちらは入場時に券売機で買うシステムとなっている。場所代が一時間260円で、ビームライフルの貸出使用料が750円。
これを知った時、かなりお手頃価格だと思った。ゲームセンターに一時間いたら、こんな値段ではとても済まないだろう。映画よりも安い。
いざ!撃ってみた
数メートル先にある的。0~10点まである電子標的に向かってライフルを撃つ。
まずは座って撃ってみる。
10点が出た時に撮影しているが、決して自慢しているわけではない。
ちなみに、撃ってみて分かったのだが、座って撃っているからといって決して簡単ではない。非常に集中力が必要である。
スコープの中に的の真ん中を映しだすのだが、スコープで覗く円より的の円が小さい。つまり、ど真ん中に当てるためには、スコープの円の真ん中に的の円を映す必要がある。さらに、その状態で撃ったその瞬間まで腕や銃をブラさずにいる必要があるので、集中しなければ高得点は狙えない。
これは、、、思わず本気になってしまった。
まさに自分との戦いだ……自らを追い込めるのか?とセルフでテロップを頭の中に流した私だが、やはり真ん中に当てたいと思うのが性である。
ひたすら、真ん中を狙って撃つ。これが、非常に楽しいのである。
何十分か撃ったところで、立って撃たせてくれることになった。
黒いシャツを着ているのが自分なのだが、初心者丸出しの身体が反った状態での撃ち方になっているのが少し恥ずかしい。
ちなみにこの銃、5kgある。
近頃身体がなまっているアラサーにとっては、なかなかに重い代物だった。
そして、立って撃った途端分かった。これをブレずに支えて撃つのは難しい。真ん中どころか的に当てるのがやっとだった。
ちなみに、紙の点数票をくれるので、それに書き込む形で点数を競うことも出来る。
実は小数点での計算も出来る。ど真ん中は10.9点。自分の最高点は10.5点だった。
思わず本気になってしまう
このように、ビームライフルを初めてやってみたのだが、これは本気にならざるを得ない。というか、終わったころには既にはまってしまった自分がいた。
これを新たな趣味にしようと思うほど面白い。
集中力に自信のある人、自分を追い込むのが好きなMっ気のある人には、オススメである。