皆さんは、「おやつ」と言うと何を思い浮かべるだろうか? 私なんかは、おしゃぶり昆布や茎わかめが大好きなので、ついついおやつ時にたべてしまったりするのだが。
そんな私みたいに、少し若々しくない趣味の人間や若者といった、万人にウケるお菓子といえば?
……そう、りんごジャムサンドクッキーだ。
食べたことがあれば、きっと成程!と思ってもらえていることだろう。
美味しいレトルトカレーや手頃サイズのお菓子が意外と美味しいことで有名なあの無印良品のお菓子の中でも、特に名高いジャムサンド。
実は無印良品以外でも、様々なブランドが出している商品だったりする。
今回は、そんなりんごジャムサンドクッキーについて話をしようと思う。
昔なつかし太子堂
様々なブランドで「りんごジャムサンドクッキー」が名を連ねる中で、私が慣れ親しんだのは太子堂のりんごジャムサンドクッキーだ。
太子堂といえば、昔ながらの量り菓子で有名なお菓子屋さん。調べてみると、1954年創業だそうな。
父親がジャムサンドを買ってきて、家族でそれをつまんでお喋りする光景が浮かんでくるようである……。
色々なジャムサンドがある中、やはり元祖は強し、である。食べるだけでほっとするあの感じは、なかなか他のものでは味わえない気持ちかもしれない。
ラジオなんかも見つけてしまった。ああ、昔なつかし。
ということで、りんごのジャムサンドクッキーも例に漏れず私の中では透明の袋に入った量り菓子というイメージがあったのだが、久しぶりにお菓子の太子堂へ行ってみたところ、今はこんなパッケージになっていた。
あ、あれ?
な、な、なんかおしゃれになっているぞ?
戸惑いながらも赤色の「太子堂」シールを剥がすと、中に入っているものは「いつもの」ジャムサンドだった。
なんだか安心したと同時に、パッケージって大事だなあと思った瞬間だった。
思わず手が伸びてしまう、その美味しさの秘密
なぜこんなに美味しいのか?その秘密を、私は知っている。
まずはこの写真をよーく見てほしい……。これは、一生懸命私がジャムサンドクッキーをずらしてパカッと開けた時に撮った写真である。
さて、お分かりいただけただろうか……。
よく見ると、クッキーの裏の部分が平らではなく、凸凹しているではないか!!!
と、いうことで、この凸凹によってジャムが最適な具合に絡むため、ここまで美味しいものが出来上がっているのだそうだ。
……え、知ってた?
うん、確かに有名な話かもしれない。しかし、これを撮るのにはなかなか苦労したので、何かの話の種にしてほしい。開くの大変よって。
とまあ冗談はさておき、こうして一手間かけることによって、「もっと美味しい」が生まれるのだと思ったわけである。
ちなみにこれも有名である
ちなみに太子堂では、味かるたという揚げ煎餅も有名である。
パッケージに「あかしあ蜂蜜使用」と書いてあるのだが、アカシアハチミツではなく、あかしあ蜂蜜と書いてあるのがまたニクいところだ。
こちらも美味しいので、ぜひ試して見てほしい。
元祖を楽しむ
ということで、今回はりんごジャムサンドクッキーの元祖の紹介をしてみた。
いつも無印良品や富澤商店のものを食べている人は、太子堂のジャムサンドを食べると、ほっとする……かもしれない。
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