あっという間に11月も終わろうとしているが、先週の東京は行楽日和。そんな日にふさわしく、連休中の二子玉川では色々な人でごった返していた。
いまやオシャレ本屋として確立しつつある蔦屋家電なんて、店頭にはクリスマスの飾りでキラッキラ、絵本やおもちゃを見る子供たちや、歩き疲れて休みにくるカップル、男同士で何やら楽しそうにしている人たちなどで賑わいが途切れなかったが、そんな二子玉川で一番見かけたのが子供連れの家族。
それというのも、「キネコ国際映画祭」が開催されていたからである。
26周年を迎えるこの映画祭は、世界で上映されている優れた映画作品を通じ、子供が様々な文化や芸術に触れて、夢や希望を育むことができる、素晴らしいコンセプトをもった催し。
だが実は、今回のテーマは映画祭ではない。
各企業の展示ブース、それもセコムで配っていたドロップがやたら私の心を惹いたので、それについて語っていきたい。
数ある企業の中からセコムが一番人気だった
さて、二子玉川ライズの中央広場には数々の企業が展示していたのだが、その中でも人気はまちまち。
ヤマハの楽器やウクレレが試し弾きできるブースや、花王や金羊社、タイガーなどのブースでは子供と親が一緒にできるお絵かきなどの創作系ワークショップ、またバンダイではスマホアプリと連動させて、遊びながら運動能力の進化をアシストさせるスマホ連動シューズの試し履きが出来たりと、子供たちが喜びそうなブースばかり。
また、各企業のかわいい着ぐるみキャラクターもちらほら。
セコムのラガッツ君にオリガメモリーしてもらっタイガー🐯❗️
— タイガー魔法瓶 SAHARAキャンペーン【公式】 (@tigersahara_cp) 2018年11月25日
今日も#キネコ国際映画祭 でブース出展してます🎥
みんな来てね〜https://t.co/Wx7gqAdp1V#セコム #ラガッツ #キネコ #タイガー魔法瓶 #SECOM pic.twitter.com/mdxERkUJxO
キネコ国際映画祭@二子玉川ライズ(=^x^=)にて本番でした😚演奏中着ぐるみの出入りがありとても和みました。笑 pic.twitter.com/OEBm5Lsw1o
— 三浦 玲太 Ryota Miura😊 (@m1u_2ax) 2018年11月24日
このように、各企業色々な努力をしながら集客をしていたのである。
でも私は気づいてしまったのだ……
一番人気は、セコムだと。
セコムが何をしていたかというと……
その理由とは……
ずばりドロップである。ドロップを配っていたのである。
セコム印。なんか可愛く見えていい感じ。
だが、言いたいのはそこではない。
まあ早い話、ほぼ何もせずとも大量にこのドロップをばらまいていたのである。
身体にセコムマークのシールを貼ったり、親子クイズしたり。(決してディスりたいわけではない!)確かにクイズは面白かったし。
子供の好きなものを当てるクイズで、例えば、
Q.子供の好きなことはなに?
A. 1 外で遊ぶこと・2 本を読むこと・3 ご飯を食べること
この三択で、子供と一緒に親が正解だと思うパネルをせーのっ、どん!!!で上げるのだ。これで、当たってても外れててもドロップが人数分もらえる(大人の分も)というのだから、長蛇の列だった。
要は、純粋に集客とイメージアップが目的だったら、お金の力でばらまけば良い
手軽さも大事なのかもしれない、なんて。
しかしながら、このばらまきグッズがとても素敵だった。
何を隠そう、これは皆大好きサクマドロップなのである。
サクマドロップの中身が変わっていた衝撃
あまりにも懐かしかったので缶の中身を開けてみた。するとそこには色とりどりのキャンディが。
あらまー、綺麗な色やねー!
……ん?
んん???
んんん?????
あれ、チョコがない。こんな水色の見たことない。なんかピンク色増えてる?
ていうか私ハッカ味がすきなのに、、、
ハッカ味がない。
ということで缶の側面を見てみる。
いちご・パイン・アップル・オレンジ・レモン・りんご・メロン・すもも。
皆さんは、お気づきだろうか……。
そう、アップルとりんごが、被っているということを……
そして……ハッカとチョコは、消えているということを……
え、今ってそうなの?
サクマドロップって今みんなそうなの!??
そんな衝撃を受けた話でした。
おわり。