皆さん、今日のおやつは何を食べただろうか?
甘いもの?しょっぱいもの?
かくいう私は、昔食べたあの味が忘れられず、池袋にあるモノを買いに行った。
というのも、以前こちらの記事でも紹介した、広島発・八天堂のくりーむパン。
今までにない、とろふわ感あふれる種類豊富なクリームパンは、巷でも人気の商品。手土産にもピッタリの新感覚スイーツなのだが、今回は、店舗限定品・季節限定品・時間帯限定品と、限定品の三重奏を奏でるべく、それらが待つ池袋店までお出かけすることに。
待ってろよ、池袋!
いざ!八天堂池袋店 へ
JR池袋駅西口の出口に出ると、早速「八天堂」の文字発見。
ショーケースには、限定品や定番品の紹介が。上段真ん中の赤いのは、もしやイチゴ……!!イチゴ好きの私にとっては期待がふくらみんぐなわけである。
時間帯限定販売の看板も。
まさか、クロワッサンにくりーむが入っているなんて。。。こちらも期待大だ。
購入方法は、以前行った横浜店と同様、置いてあるかごに食べたいパンを入れていき、会計するスタイルだ。
ちなみに、食パンや総菜パンも販売しており、こちらも気になるのだが……今日は初志貫徹!限定もののくりーむパンを食べに来たのである。
おさらい・八天堂くりーむパンのこだわり
ということで、無事購入できたのだが、実食の前に、前回の記事でも紹介したが、八天堂さんのこだわりについておさらいしたいと思う。
八天堂のこだわりは、「究極のクリームパン」。
究極とは何なのか、試作品を積み重ねた結果、いきついたのは「究極のやさしさ」。
手に持った瞬間に、崩れてしまうのではないかというほどに、やわらかく。
頬張った瞬間に、とろけてしまうんじゃないかというほどに、しっとりとふわふわに。
くりーむは、甘いのに甘すぎないという、絶妙なやさしさに。
一口食べればみんなが優しい気持ちになれるクリームパン、それが八天堂のくりーむパンなのである。
前回私は、食した感想を下記のように表現した。
「もし私がこのクリームパンの美味しさを表現するとしたら、一口食べると少し物足りない。でもすごく優しくて、パンとクリームの味や食感やそのハーモニーが合わさってああ、美味しいパンだなあ。幸せだなあ。といったものになる。
圧倒的な充足感ではなく、些細なものが合わさって満足するこの柔らかな感覚が、このパンの完成形なのではないだろうか。」と。
そう、私がリピートしたくなったのは、まさにこの八天堂のこだわりの「やさしさ」を、また感じたくなったからに違いないのだ。
そして実食!3種の限定パンたち
無事に季節限定品のあまおう苺くりーむパン・店舗限定品のくりーむメロンパン、時間帯限定品のくりーむクロワッサンを手に入れた私。早速一つずつ食していくことに。
あまおう苺くりーむパン
ショーケースで見た時から、そのパッケージの可愛さにうっとりしてしまった、あまおう苺くりーむパン。ときめきを感じつつ、包み紙を開くと、早速あのくりーむパンが。相変わらず持ってみるとふわっふわで、気持ちが和む。
中を割ってみるとこんな感じ。従来のくりーむパンに、ジャムが入っているスタイル。イチゴの果実感あふれる香りが、割った瞬間にふわあっと香ってきた。
クリームに混ぜて、苺クリームにするのではなく、敢えてジャムとしてクリームに添えられたであろうその真意を確かめるべく、まずは一口。
なるほど、ジャムはあまおうを使用しているだけあり、甘味が強いものの、柔らかい甘みのクリームとも合うように、果実感を際立たせた味わいに仕上がっている。
一緒に食べると思い出されるのは……
えっと……
給食、だ。
これ、決して悪い意味で言っているのではない。たぶん、八天堂の狙いどおりなのではないかと感じているのだが、食べると昔懐かしいあの感じがする。
これもまごうことなき「やさしさ」の一表現であることは間違いない。なぜなら、このパンを食べた瞬間、私は笑ったからである。
思わず笑みがこぼれるようなパンなのだ。前回同様、パンとクリームとの掛け合いが、優しい甘さを作り出し、今回はこのジャムがさらに思い出まで引き起こす。
なるほどこれも新しくて懐かしい。面白いパンである。
くりーむメロンパン
次に食したのは、くりーむメロンパン。
メロンパンならではのクッキー生地で、従来のくりーむパンとはまた違った味わいが楽しめそうな空気感。
こちらも早速割ってみると、しっとりしたクッキー生地であることが判明。
メロンパンといえばこのクッキー生地をサクッとさせるか、しっとりさせるかでもその店のこだわりが感じられるが、ここはしっとり派のようだ。分かる気がする。
ということで、こちらも早速一口。
おお、これは美味しっ!!
クッキー部分が甘さ控えめながらしっとりしているため、層が厚いのに主張しすぎず、中のクリームと非常に良い塩梅で合わさっていることが分かる。
そして気になるのが、これはメロンパン主体なの?クリームパン主体なの?というところだが、これはまさにくりーむメロンパンなのだ。
多分これ、中にクリームが入ってなかったら、なんというか、違う。クリームなしならメロンパンというのだろうが、これは、良くも悪くもクリームがなければ成立しない代物だ。
このパンの甘さやクッキー生地の厚さ、どれをとってもクリームがあるからこそ一番美味しく食べられるように計算されているように思う。
従来の柔らかいふわっとしたクリームパンの生地に、ふわっとしたクリームを合わせて美味しいことは前回分かったが、クッキー生地でもこんなに良くクリームが際立つのか、と今回感心してしまった。
くりーむクロワッサン
ということで、最後はくりーむクロワッサン。クロワッサンといえば、その魅力は何といってもそのサクサク感だろう。
対して、八天堂のこれらの商品に必要なのは、冷やしても美味しいということ。
つまり、くりーむクロワッサンを作るうえでは、「冷やしてもサクサク」なものを作ることが重要なのだ。
果たしてそれをクリアしているのか……?
このクロワッサンの上のクッキー生地になにやら秘密がありそうだ。
食べてみると、、、確かにこれはクロワッサン。
冷やすので、どうしてもしっとりしてしまうのではないかと思いきや、ちゃんとクロワッサンのサクサクっとした食感がある。
さらに、上に載せられたクッキー生地が、やはりいい仕事をしていて、サクサクのパンと中のクリームをうまくまとめている。
コーヒーと一緒に食べたくなる味だ。
くりーむパンの愛を感じて
ということで、今回は八天堂のくりーむパンの限定品を紹介させていただいた。
相変わらず優しい美味しさで、おそらくこれは周期が来たら絶対にリピートしてしまうのだろう。一度食べたらそのやさしさの虜なのである。
これは、食べればわかる。
その味が欲しくなる時が、確かにあるのだ。
ちなみに、調べてみると、季節限定品以外は、通販で買い求めることも出来るようだが、組み合わせは、限定品と従来のクリームパンのセットのようだ。
すべての味が気になる方は、ぜひ池袋にも足を運んでみてほしい。
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