右手にはワインを、左手にはビールを。

食の世界に魅せられて。美味しい料理やお酒が好きなアラサーです。 「食のエンターテイメント」を、皆さんと共有出来たら良いなと思います。

え!わたしの副反応すごすぎ!ひょんなことから新型コロナウイルスワクチン打ってみた(新型コロナワクチン接種体験談)

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新型コロナウイルスの変異型が世間で猛威をふるい、2021年5月現在、日本各地で再度の緊急事態宣言が発令されている。

しかしながら、通勤状況や休日の繁華街の人出などを見ると、次のコロナ対策としての切り札ともいえるのは、やはりコロナワクチンの接種といえるだろう。

日本でも先行して医療従事者や高齢者の新型コロナウイルスのワクチン接種が始まっている最中であるが、実は日本はワクチン後進国と言われており、接種率は経済協力開発機構(OECD)加盟国の中でも最下位で、他と比較して大幅に遅れていることが分かる。

日本政府は新型コロナワクチンの供給スケジュールを公開し、ワクチンの大規模接種の予約も開始される。

とはいえ接種について分からないことや様々な不安がある方も少なくないと思われるが、実は先日、私にコロナワクチン接種のお手伝いをする機会があり、それに際して私も新型コロナウイルスのワクチンを接種したので、今回は少しでも参考になればと接種時のことやその経過について記していきたい。

※ちなみに参考までに、私は30代前半の女性である。今後就労中の方の接種も多くなると思うので、接種後の家庭での生活や仕事の際の経験談も書いておこうと思う。

 

当日のワクチン接種の流れ

当日は、ワクチン接種の予診票を記入し、看護師・医師の問診の後、接種開始。

ちなみに本来はあらかじめ記載しておいた予診票と接種券が必要であり、受付にて予約データとの付け合わせと身分証明書を提示し本人確認をする必要がある。

ワクチンは利き手と反対の肩の上の方に打たれるので、シャツを限界までたくし上げて待機。アルコールでさっとひと拭きし、ものの十秒程度でほぼ痛みもなく打ち終わる。非常にあっという間だった。

接種後は看護師より、「接種をした当日は長時間でなければ風呂に入ることは出来るが、腕をこするのは禁止、激しい運動やアルコール摂取もしないように」と注意を受ける。

その後経過観察の時間が15分~30分程度あるが、その間も看護師が見守っていてくれるので安心して過ごすことができた。

そんなこんなで帰宅。

ワクチン接種後の経過と副反応について

一日目(当日)

夕方にワクチンを接種した私。利き手の反対に打たれるため、私の場合は左腕に打たれた。接種から30分ほど経過すると、水の様なさらさらな鼻水がじゅるじゅると出てきた。

風邪をひいていたわけではないので、これが最初の副反応と言っても良いかもしれない。

左腕は少しだるい感触だが、特に不自由なく家事や食事をとることが出来た。

お風呂も長時間は禁止されているが、普通に入る分には構わないということだったので、通常通り入浴。

ただ就寝の際は、接種した左側を下にして寝ると左腕が痛んだため、仰向けもしくは右側を下にして横向きで寝ていた。

二日目

起床時からかなり強い倦怠感を覚える。仕事があるというのに、起きようと思えない。

なんとか起きて準備をするも、左腕がほぼ上がらないことに気づく。

パソコンでの仕事がままならないかとひやひやしていたが、デスクに左手を預けるように置いてキーボードを打てばあまり支障はなかった。

しかしながら、物を運ぶのはかなり難しい。指に力は入るものの、重い物を持とうとすると上手くバランスが取れず、危うく落とすところだった。

力を入れようとすると接種部分の筋肉が緊張状態になるからか、痛みが強くなったため、あまり物の持ち運びを頻繁にしないように心掛けるようにした。

時間が経つにつれ腕が上がってくるようにはなったが、私の場合は夜でも半分以上は腕は上がらなかった。左肩もいきなり凝り固まって、いわゆる筋肉痛の症状と、少しだけ痛みが出ていた。

また、通常よりかなり頭が回らない感覚が強かった。周りに気を配ることが億劫になり、何か話す際に言葉が出てこない。

なんだっけ……あれだよあれ……。といったように、いつもは思い出そうとすれば出てくる言葉たちも、出てくる気配がなく、諦めた。

仕事においては、いつも通りのパフォーマンスが出来ていたとはとても言えそうにない一日になってしまったことは確かである。

また、家事は、洗濯は少し難しいかもしれないが、炊事や掃除、洗い物などはあまり問題なく遂行できた。

風呂に入るころにはかなり接種した部分が赤く腫れており、鈍い痛みがあった。そのため、一応接種部分を温めないように腕を浴槽の上に預けながらお風呂に浸かるようにした。また洗う時には接種部分はこすらず、石鹸をほんの軽く滑らせる程度にしておいた。

就寝時は一日目同様、左腕を下にして寝ないようにしたが、特に他に注意することなく寝てしまった。

三日目

三日目に起きる頃には倦怠感はほぼなくなり、左腕もほぼ問題なく上がるようになった

頭は二日目と比較して非常にクリアになり、通常通りの思考が出来るようになった。(これは正直とても心配していたが、戻ったので本当に安心した)

一応重いものはあまり持たないようにして過ごしたが、接種部分の痛み自体もほぼなくなっていたため、多少であれば持てるだろうとは思う。

その他肩の筋肉痛が少々ある程度だったので、生活をする上ではあまり気を付けることなく過ごした。

感想とまとめ

最後に、ワクチンを打った感想を述べていきたい。

まずは接種時。私は昔看護師に注射を何度も失敗され、挙句に倒れてしまったという過去の経験から本当に注射が苦手だったのだが、さほど痛みもなくあっという間に終わったという安堵感は強い。非常にスムーズだった。

次に経過についてだが、一日経過時が一番副反応が強く、仕事に支障が出てしまったため、もし接種するなら、次の日が休日である日を選択した方が良いと感じた。

現在主な副反応として報告されているのは、接種部の痛みや赤み、腫れと、身体全体の疲労感・倦怠感、頭痛、筋肉痛、悪寒、発熱、吐き気などである。

私の場合は発熱や頭痛などはなかったものの、強い倦怠感を覚えたのと、かなり頭の回転が鈍くなったため、大切な仕事が控えていたり、商談の予定を入れていたら、かなりまずいことになったかと思う。力仕事も、腕がスムーズに上げられず、腕に力を入れると痛むため、あまり仕事前日の接種はおすすめはしない。

また、二回目の接種では半数以上が38度以上の発熱が起こっているようなので、やはり自分の予定との折り合いは慎重につけておくべきだと言えるだろう。

とはいえ今回、少なくとも私の場合は三日目には通常通りになっているので、あまり怖がり過ぎることもないのではないかと実感しているし、これがコロナ禍を少しでも早く収束させる手立てとなるなら、と思わずにはいられない。

ちなみに、二度目の接種は一度目の接種の3週間後から可能で、予約はコールセンターやインターネットでのシステムより一度目の接種が終わった当日から取ることが出来るようになっている。(※今後予約方法が変わる可能性はあるかもしれないが)

 

コロナ禍における昨今のイベント中止や小売店・飲食店などの早期閉店や休業・酒類提供禁止の流れには本当に心が痛む。

色々なことが変わってしまった今だからこそ、ワクチンが有効打となり、早期収束の足掛かりになれば良いと心から願っている。

 

 

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