ワインに合うおつまみと言われて皆さんは何を思い浮かべるだろうか。
もちろん色々あるだろうが、生ハムメロンやハニーローストピーナッツ、ハッピーターン……。甘味と塩味が両方楽しめるおつまみは、おつまみもワインも永遠に楽しめる気がする。
もうちょっと飲みたいけど甘いものしかないなぁ……。そんな時、私は思いついてしまった。手軽に作れて美味しい甘じょっぱいおつまみを。
その名も「チーズ今川焼」
ポイントは、チーズをモリモリたっぷりのせること。
たくさんのせないとチーズの塩味があんこの甘味に負けてしまうのだ。なによりびよーんとチーズが伸びるのが一番楽しいのだから、たっぷりとのせるに越したことはない。
チーズをのせたら600Wで1分30秒ほどチン。
すると、こうなる。↓
これをかじるとチーズがびよーーーーーんといい感じに伸びてくれる。
チーズの塩味と今川焼のあんの甘さが絶妙なバランスを作り出し、これが赤ワインと驚くほどマッチするのだ。あんことワインなんて合うの?と思うかもしれないが、これがまた良い相性だったりする。
「ニチレイフーズの今川焼」のこだわり
ちなみにこの今川焼、実はニチレイフーズがこだわりをもって作り上げたものらしい。しっとりかつふんわりとした生地を追求するためも、生地の配合について一から開発されたのだという。
現在あずきあんや抹茶クリーム、カスタードクリームの3種類が展開されているのだが、特にあずきあんは、もちもちした弾力のある生地に仕上げられていて、2018年のリニューアル時に生地の気泡をきめ細かくすることで、ふんわり感をさらにアップさせたという。
ちなみに電子レンジでふんわり温めるという方法のほか、オーブントースターで皮をパリッとさせて食べるのもおすすめだそうだ。
今川焼の歴史
日本の古くから親しまれてきた和菓子として有名な今川焼だが、地域によっては「大判焼き」や「回転焼き」とも呼ばれている。今川焼の名前は、江戸時代に日本橋の今川町にあった「今川焼」という今川焼の発祥の店が由来だと言われている。
ふんわりとした生地の中にたっぷりのあんこを包んだシンプルな構造が、長い時を超えて愛され続けてきた理由だろう。地域によって呼び名が異なっており、お祭りの屋台などでも親しまれている。
ワインとチーズ今川焼のペアリングを是非楽しんで!
普通なら、和菓子とワインの組み合わせなんてあまり考えられないが、甘さとしょっぱさのバランスが絶妙なこの一品は、本当にワインに意外と合うのがポイントだ。あんこが優しい甘さなので、チーズに合うワインなら基本的に合わせられると感じた。
甘じょっぱい味わいが好きな方には、是非試してみてほしい。