皆さんはオレンジワインを飲むことがあるだろうか。普段食事に合わせやすいのもあり、私はお気に入りのオレンジワインを常備している。そんな中、そのお気に入りのオレンジワインが「2024年ジャパンワインチャレンジ」のオレンジワイン部門でなんとトロフィー賞を受賞したという。
アジア最大級のワインコンペティションで品質を保証されるとなれば、きっと売り切れも必至だろうが、、、せっかくお気に入りのワインである蒼龍葡萄酒の『Curious Type OR』を紹介したいと思う。
蒼龍葡萄酒とは
蒼龍葡萄酒は、山梨県勝沼に100年以上前からある、非常に歴史あるワイナリーだ。東京での山梨ワインのイベントは必ずと言って良いほど見るかもしれない。スーパーには蒼龍葡萄酒のワインが置いてあるということもしばしば。
赤ワインや白ワイン、どちらも受賞歴のあるワインを作っているが、特に甲州ワインに強い印象がある。実際私はこのワイナリーで作られている「プレミアム甲州」もめちゃめちゃ好きで、3,000円せずに良質なクオリティのワインが飲めるのは……、
か・な・り、コスパが良い。
勝沼の自社葡萄畑で、甲州をはじめとする様々な品種が水はけの良い砂礫(れきしつ)質土壌で育成され、その葡萄でワインが作られているというわけだ。
ちなみに蒼龍葡萄酒という名前は、東西南北の東を守る神「蒼龍」に由来し、甲府盆地の東部にある勝沼で伝統を守り続けるという意味があるそうだ。若手と長年の経験ある作り手が協力して、甲州ワインの品質向上に力を入れているらしい。道理で美味しいわけだ。
ジャパンワインチャレンジについて
「ジャパンワインチャレンジ」はアジア最大級のワインコンペティションと言われていて、世界中のワインが評価される、名誉ある大会。
今年は8月28日から8月31日にかけて、第27回ジャパン・ワイン・チャレンジが東京の第一ホテル両国で開催されたそうだ。ここで世界26ヶ国もの国から1,000点以上のワインが出品され、日本国内外のワイン業界の著名人による厳正な審査が行われていた。
ジャパンワインチャレンジの採点システム
「ジャパンワインチャレンジ」では、20点満点の方式にてプラチナ賞、ゴールド賞、シルバー賞、ブロンズ賞を割り振っている。今回紹介する「Curious Type OR」というオレンジワインが受賞したトロフィー賞は、プラチナ賞やゴールド賞を受賞したワインの中から選ばれる仕組みなので、つまりは非常に高評価だったということだ。
ちなみに受賞したワインの本数は下記の通り。
・トロフィー賞:26点(ベスト・オブ・ショーを含む)
・ベストバリュー賞:19点
・プラチナ賞:19点
・金賞:70点
・銀賞:151点
・銅賞:353点
このことからも分かる通り、オレンジワイン部門で相当上位だったということは間違いない。
Curious Type ORについて
ジャパンワインチャレンジでの受賞が証明するように、「Curious Type OR」は、オレンジワインとしての完成度が高い。
しかしこのワインは自然派ではないがオレンジワインらしいタンニンやコクがプラスされつつもそれが主張し過ぎず、押し引き上手でバランスが良いと感じる。洋食もそうだが和食とも合わせやすく、日常ワインとして使うにもかなりオススメだ。
ちなみにワインの名前にもなっている「Curious(キュリアス)」には、「好奇心旺盛な」という意味があるそうで、蒼龍葡萄酒の醸造家たちの情熱と探求心が込められたワインだからこそ、この名になったそうだ。
常備ワインのラインナップに
ということで、今回は私の常備ワインが賞を受賞したということで紹介させていただいたが、もし皆さんのラインナップにオレンジワインがまだ入っていなかったら、この山梨のオレンジワイン「Curious typeOR」も、是非一度飲んでみてほしい。