皆さんは、チーズケーキは好きだろうか。甘すぎず、ワインにも合うので私はケーキの中で一番好きなのだが、先日小田原にプラッと遊びに行った際、お土産物屋で面白いものを見つけた。
それは、かまぼこ屋さんのチーズケーキ「小田原焼」。小田原と言えば確かにかまぼこが有名だが、かまぼこ×チーズケーキのフュージョンは果たして美味しいのだろうか……?
気になって仕方がなかった私は、つい手に取って購入。今回はその味わいをレポートしてみたいと思う。
製造は小田原の「鈴松蒲鉾店」さん
ということで、なんとも珍しいかまぼこ屋さんのチーズケーキだが、製造しているのは実際に小田原に店舗を持つ「鈴松蒲鉾店」さんだ。このお店はなんと明治25年に創業したという老舗。保存料を一切用いることなく、さらにアレルゲンの卵白を使用しない練りものを製造しているという。つまりこちらの商品であるかまぼこやちくわ、はんぺんなどの練りものは、卵アレルギーの人も食べられるということ。
こだわりの感じられる老舗のかまぼこ屋さん、素敵だ。
お味はいかに
ということで、早速実食……の前に、パッケージの裏を見てみることにした。もちろん保存料は使われておらず、魚のすり身に、クリームチーズと卵、小麦粉など実際のチーズケーキの材料が合わさった感じだ。
賞味期限は保存料がないのでもちろん短い。メーカーのネットショップを除いたところ出荷日から9日間とのこと。ちなみにこちらの商品はめざましテレビなど、様々な番組で紹介されているほど有名とのこと。
小さい箱を開けてみると、真空包装されたアルミ容器入りのチーズケーキが登場。
一口食べてみると、まずは甘い出汁巻き卵を食べたような味で、後からチーズと魚の風味が広がってくる。勿論まずくはなく、むしろ美味しいのだが、印象としてはチーズケーキというよりは甘いチーズ入り練りものといったところ。
チーズケーキだと思って食べると面食らってしまうが、甘い練りものだと思うと、そういう味なんだと納得が出来る。
ちなみにメーカーさんによると、冷凍してから食べてもアイスのようでオススメとのこと。今度食べるときは私もそうしてみようと思う。
気になる価格と保存方法
お土産屋さんでのお値段は1個300円程度。要冷蔵での保存なのと賞味期限が短いということもあるので、お土産に配るのは、少し難しそうだが、家族へのお土産ならきっと喜んでもらえることだろう。
お酒との相性は?
お酒との相性は、ワインよりもビールが断然おすすめ。後味がさっぱりしているので、ビールと合わせるとちょうど良いバランスに感じた。
興味を持った方は、ぜひ一度試してみてほしい。きっと新しい味覚の発見になるはずだ。