仕事終わりに一杯やりたいそんな時、どうせなら美味いものを食べるに越したことはない。今回は、月曜日からすでに外食したいと思った私が、東京タワーの明かりを見ながら家に帰るのが勿体なくなったあなたや、お肉もいいが魚のおつまみが食べたい気分のあなたにおすすめの、都心にある旨安居酒屋を紹介したいと思う。
私もよく食べに行くお店で、ちょい飲みにも最適。先日行った際のレポートも兼ねて記していく。
炭火焼がうまい!越後屋 玄白 総本山
東京メトロ日比谷線の神谷町駅から徒歩1分の場所にある居酒屋で、店内は古民家風になっている。昼は食堂としてランチ運営もしているらしい。毎回予約でいっぱいで、席が埋まっている場合は早々に「満席」の立てかけ札がかかってしまうため、先に席が空いているか電話で確認して予約してしまうのも手だろう。
店舗情報
- 住所:東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル別館1F
- 営業時間:
- [月~金] 昼:11:00~16:00 / 夜:18:00~22:00
- [土] 昼:11:00~14:00
- 定休日:日曜・祝日
- 電話番号:03-6809-1953
- 座席数:40席
- 禁煙・喫煙:全席禁煙
こだわりの炭火焼
こちらのお店の名物は、なんといっても炭火焼だ。
炭が燃える時に大量の遠赤外線が放出されることで食材の中から熱を伝えることが出来て、内側からじんわりと火を通していくことで、食材の表面が急速に焼き上がるのだ。つまり炭で焼くことによって旨味をたっぷりと閉じ込めたまま、外はカリッと中はジューシーに仕上げることができるのだ。
ちょい飲みレポート
ということで店に入ってまずオーダーしたのは、ビールといくつかの魚串。
ちなみにこちらのお店はお通し代がかからないのだが、その代わりに無料で大根おろしが小皿に盛られたものを運んでくれる。おかわりだけ50円かかるとのこと。
さっそく串がやってきた。ここの魚串はかなりうままままままい。
左から、きびなご(170円+税※今後の表記分も全て価格+税となっている)・サーモン(190円)・つぶ貝(290円)x2・いいだこ(290円)。
噛みしめるたびに旨味がじゅわ、じゅわっと染み出してくる。酒が進むし料理も進む。ビールに合うよぉ……。しかも値段設定も絶妙で頼みやすい価格なのがまた有難し。
そうして次にやってきたのはめかじきの味噌漬け(840円)だ。大きさとしては少し小ぶりながら、味噌漬けはつまみとして間違いなしの塩味と旨味ありきの品。味も濃すぎることなく楽しむことが出来る。
間髪入れずにやってきたのは私のイチオシである筍の土佐煮(390円)。
これは他の居酒屋なんかで食べるそんじょそこらの筍なんかより倍は美味しい。しゃっきっとした食感も残りつつ、出汁の染み込み方が深い。ふわっと盛り付けられた鰹節も最高だ。他より倍美味しかった分箸が進むのも早く、この後おかわりした……笑。
一緒に食べた友人は、これを食べてからというものランチタイムにも追加で頼んでいるとか。いや、確かにそれくらい美味い。
ビールの次は日本酒を。。。
こちらはエイヒレの炙り(540円)とさつまあげの炙り(490円)。さつまあげをあえて炙っていることによって香ばしさが出ている……のかな?普通に美味しい。
エイヒレは自宅でもよくスーパーで買って、オーブントースターで焼いて七味マヨで食べるのだが、さすが外で食べるエイヒレは肉厚なので、ちょっとずつガジガジ噛む楽しさがある。こちらもイチオシだ。
そして最後に頼んだのは冷やしトマト(500円)。お口も気分もさっぱりさせたい時の居酒屋メニューと言えばやはりこれだ。
早めに退散したけれど……。
ということで、この日は他のお客さんたちの宴会が大盛り上がりだったので、このようにちょい飲みだけして近くにあるイタリアンのお店にハシゴしたが、がっつり楽しむのも全然アリのお店だ。
一点注意したいのは、こちらのお店には個室がないので、宴会するときにはお店と要相談かもしれない。
以上、魚好きは是非こちらのお店に行ってみてほしい。