右手にはワインを、左手にはビールを。

食の世界に魅せられて。美味しい料理やお酒が好きなアラサーです。 「食のエンターテイメント」を、皆さんと共有出来たら良いなと思います。

柚子好き必見!宮崎産柚子×ナチュラルワイン『LUV YUZU LITE 2022』徹底紹介

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皆さんは柚子は好きだろうか。最近は海外の料理やスイーツにも使われることのある柚子だが、実はワインにも使われていたりする。

例えば、今回ご紹介する柚子の香りが漂うナチュラルワイン『LUV YUZU LITE 2022』。
こちらは「日本の宮崎県産柚子」と「カリフォルニア発ワイン」のコラボレーションで生まれ、ワインや柚子酒好きの方にもぴったりの1本。柑橘の爽やかな香りと自然派製法の微発泡ワインで、特別なひとときを過ごしてみてはいかがだろうか?

この記事では、『LUV YUZU LITE 2022』の魅力を深掘りし、ワイナリー『WONDERWERK』の哲学、柚子の海外需要などの考察や、おすすめのペアリングなどについても書いていきたいと思う。

 

『WONDERWERK』の哲学とこだわり

(出典:Wonderwerk HP)

自然と自由を追求するワイナリー

『WONDERWERK』は、アンドリュー・ラルディ氏と日系アメリカ人のイサム・カミデ氏がカリフォルニアで立ち上げた ナチュラルワインのワイナリー。「House of Fermentation」という名前に込められた想いは、 発酵の自由な可能性を追求すること。オーガニックまたはサステナブルな方法で育てられた葡萄を厳選し、 収穫後3時間以内に新鮮なまま持ち帰ることで、自然の味わいを最大限に引き出している。

こだわりの醸造方法

『WONDERWERK』では、野生酵母での発酵を行い、無濾過・無清澄で仕上げていく。 使用する樽も新樽ではなく、果実本来の味わいを損なわない使用樽を選んでおり、 こういった徹底したこだわりが、飲み手に健康的で自然なワイン体験を提供しているといえるだろう。

『LUV YUZU LITE 2022』の魅力

ユニークな醸造プロセス

『LUV YUZU LITE 2022』は、宮崎県産の柚子の皮をピューレ状にし、リースリングワインに漬け込む (これをマセラシオンと呼ぶ)ことで、柚子特有の香りと味わいを抽出している。

さらに、再発酵させたワインとブレンドすることで、微発泡の白濁したワインが完成する。なかなか他には見ない面白い作り方をしたワインなのだ。

味わいの特徴

こちらは微発泡のワインなので、あらかじめ冷やしておいた。香りを嗅ぐと、柚子、ライム、ハーブの爽やかな匂いが広がっていく。口に含むと、柚子ならではの果実味と酸味、程よい果皮の渋味がしっかりと感じられる。思った以上に柚子感が強めで正直少し驚いた。

『LUV YUZU LITE 2022』に合う料理

このワインの爽やかさを引き立てるペアリングは、やはり普段から柚子をかけるような鶏肉の料理がおすすめだ。また、苦味も一緒に楽しめるような料理ということを考えると、カルパッチョやサラダも良い候補かもしれない。

  • 柚子胡椒を使った鶏肉料理(チキンソテーなど)
  • 白身魚のカルパッチョ
  • 柑橘系ドレッシングのサラダ

まとめるとこんな感じだ。パーティーの食前酒などに用いても良いかもしれない。

カリフォルニア唯一の柚子のサプライヤー「YUZUCO」とのコラボ

このワインは、アメリカのカリフォルニアの柚子サプライヤーである「YUZUCO」という会社とのコラボ商品。

「YUZUCO」は、柚子の素晴らしさを発信すべく、南日本の地域の農場と協力してアメリカに柚子の様々な商品を供給している。ちなみに柚子だけでなくカボスのジュースなども販売している。

柚子の海外需要は年々増えていることを考えると、これから先、もしかすると柚子のワインは増えていくのかもしれない。

柚子の香りが世界を魅了!海外需要とナチュラルワインの可能性

柚子のグローバル需要拡大の背景

日本産柚子は、その独特な香りと風味から、フランスをはじめとする欧州で高い需要を誇る。特にスイーツや香水の香料としての使用が広がり、食品業界のパティシエやショコラティエからも注目を集めている。その結果、輸出額はここ数年で急成長し、高知県の2023年度輸出額は約8億600万円と、5年間で2.4倍に増加しているという。

しかし、現状では需要に対して供給が追いついていないのだそう。EUの厳しい農薬基準に対応するため、生産者は無農薬または有機栽培に取り組んでおり、その労力と技術がカギとなっている。こうした背景が、日本産柚子の高い品質と希少価値を支えていると言えるだろう。

ナチュラルワインにおける柚子の可能性

『LUV YUZU LITE 2022』は、宮崎県産柚子の持つ鮮やかな香りを活かし、ナチュラルワインとして仕上げられた逸品。

柚子をピューレ状に加工し、ワインに漬け込む独特の醸造プロセスが、他のワインにはない個性を生み出している。このユニークな製法は、海外市場でも柚子の可能性を広げる要素と言えるだろう。

柚子需要とナチュラル志向の融合

欧州や北米では、自然派オーガニック志向が消費トレンドの主流。『LUV YUZU LITE 2022』のようなナチュラルワインは、健康志向の高い消費者層やユニークなフレーバーを求める市場に強く響く可能性を感じた。

柑橘系の爽やかさと微発泡の軽快さが、各家庭での食事やリラックスタイムに特別な価値をもたらしていくのかもしれない。

まとめ:世界を魅了する日本産柚子とナチュラルワイン

柚子の持つ香りと味わいは、ナチュラルワイン市場の成長と共鳴する可能性を秘めていると言えるだろう。『LUV YUZU LITE 2022』は、その象徴的な商品として、柚子とワインの未来を切り開く存在といっても過言ではないかもしれない。

日本人にとっては柚子は慣れ親しんだ味だが、海外にも知れ渡っていくのは嬉しい限りである。柚子とワインの融合を体験したい方は、こちらから購入可能。そこの柚子好きのあなたは、ぜひ試してみてはいかがだろうか。

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