右手にはワインを、左手にはビールを。

食の世界に魅せられて。美味しい料理やお酒が好きなアラサーです。 「食のエンターテイメント」を、皆さんと共有出来たら良いなと思います。

クリスマスに贈る高級ノンアルコールスパークリング&ワイン3選|ノンアルシャンパンのイチオシも!

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クリスマスの季節がやってきた。特別な日を祝う乾杯のシーンで、アルコールを控えたい人でも楽しめる選択肢があると嬉しいものだ。そんな時におすすめなのが、ノンアルコールスパークリングワインノンアルワインだ。健康志向の人や妊娠中の方、さらには車を運転する人も、誰もが気兼ねなく楽しめるこのカテゴリーは年々進化を遂げている。

この記事では、特にクリスマスやお祝いの場にふさわしい高級ラインのノンアルコール飲料を紹介していきたい。華やかなテーブルを彩る逸品を探している方の一助になれば幸いだ。

ノンアルコール飲料の市場トレンド

近年、健康志向や多様なライフスタイルの広がりに伴い、ノンアルコール飲料の市場は著しい成長を遂げている。

サントリーのノンアルコール飲料に関する消費者飲用実態・意識調査によると、2023年の日本におけるノンアルコール飲料市場は、4,133万ケース(前年比101%)と推定され、10年前の1.4倍以上の規模に拡大したという。さらに、2024年には4,191万ケース(前年比101%)と、引き続き成長が見込まれている。

この成長の背景には、以下の要因が挙げられる。

  • 健康志向の高まり: 消費者の間で健康意識が向上し、アルコール摂取を控える動きが広がっている。特に、月に1日以上ノンアルコール飲料を飲む人の約6割、週に1日以上飲む人の約7割が、1年前に比べて飲用量が「増えた」と回答しているそうだ。その理由として、「おいしさ」「種類の増加」「健康」が挙げられている。

  • 商品の多様化: ノンアルコール飲料の種類が増え、特に若年層での飲用経験率が上昇している。「ワインテイスト」「カクテルテイスト」のノンアルコール飲料が人気を博し、消費者の選択肢が広がっているといえるだろう。

このように、ノンアルコール飲料は単なる代替品から、味わいや品質にこだわった高級志向の商品へと進化している。特に、クリスマスや特別なイベントにふさわしい高級レンジのノンアルコールスパークリングワインは、アルコールを控える方々にも満足感を提供する存在として注目されている。

ノンアルコールスパークリングワインの魅力

ノンアルコールスパークリングワインは、ただアルコールを含まないというだけではなく、特別な日を演出するための洗練された選択肢として注目を集めている。特に高級ラインでは、見た目の美しさから風味、製造方法に至るまで、アルコール入りのスパークリングワインに匹敵する品質を実現している。

誰もが楽しめる安心感

ノンアルコールスパークリングは、妊娠中の方運転を予定している人宗教や健康上の理由でアルコールを控える人など、あらゆるゲストに対応できる飲み物だ。飲み手を選ばないという点で、クリスマスのパーティーや大勢が集まる席で特に重宝される。

また、アルコールが苦手な人にも気兼ねなく楽しんでもらえるため、誰もが「乾杯」の瞬間に参加できるという心理的な安心感を提供できる。

高級ラインならではの美しさと味わい

高級ノンアルコールスパークリングは、見た目から味わいまで細部にわたってこだわり抜かれている。

  • 視覚的な魅力: 美しく輝くボトルデザインや、グラスに注いだ際に立ち上る繊細な泡は、非日常感を演出し、華やかなテーブルコーディネートにもぴったりだ。

  • 風味の洗練: 高品質なノンアルコールスパークリングワインは、フルーティーな香りや爽やかな酸味が特徴で、どんな料理とも調和する。アルコール飲料特有の「刺激」を控えめにしながら、飲みごたえをしっかりと残している。

選ぶ楽しさが増えたノンアル市場

ノンアルコールスパークリングは、かつて「味気ない代用品」とされることもあったが、現在では多種多様なブランドが展開されており、選ぶ楽しさが広がっている。

また、食事とのペアリングを楽しむ提案も広がり、前菜には軽やかなスパークリング、メインには深みのある赤ワインテイストなど、シーンに応じた選び方も可能になった。

ノンアルコール飲料の作り方と成分

高級ノンアルコールスパークリングやワインは、その製造方法や成分へのこだわりによって、単なるアルコールフリー飲料ではなく、本格的な味わいや品質を実現している。以下では、製造方法と成分の特徴について詳しく解説する。

1. 製造方法の進化

ノンアルコールスパークリングやワインの製造は、従来のワイン作りの工程を基盤にしているが、アルコールを抑えるための独自技術が加えられる。

  • アルコール生成の抑制
    発酵過程でアルコールがほとんど生成されないようにする方法。低温発酵や短時間発酵により、ぶどうの風味を最大限に生かしながらアルコール度数を0%に近づける技術が使われる。

  • 脱アルコール処理
    通常のワインからアルコール分子を取り除く方法で、以下の技術が主に用いられる。

    • 減圧蒸留: 低温で加熱し、アルコールを揮発させる方法。ぶどうの風味が損なわれにくい。
    • 逆浸透膜法: ワインを特殊な膜に通し、アルコールを分離する技術。非常に繊細な風味を残すことができる。

これらの技術により、アルコールを控えながらも、ワイン本来の複雑な風味や香りを楽しむことができる。

2. 高級ラインのこだわり成分

高級ノンアルコール飲料では、原材料や添加物にも厳しい基準が設けられている。

  • 使用するぶどう
    高品質なノンアルコール飲料は、シャルドネやピノ・ノワール、ガメイといった特定のぶどう品種を使い、産地や収穫時期にもこだわりを持っている。たとえばこの後にご紹介させていただく「余市 ジュ・ド・レザン」では、北海道余市産のピノ・ノワールというぶどうを使用し、自然な甘みと酸味を引き出している。

  • 無添加へのこだわり
    添加物や人工甘味料を一切使用しないブランドも増加しており、無添加にこだわることで自然な風味が提供可能となっている。

  • 低カロリー
    ノンアルコール飲料は、通常のワインやスパークリングに比べてカロリーが低いものが多く、健康を意識した選択としても人気が高い。

3. 健康志向に応える進化

ノンアルコール飲料は、単に「飲めない人のための代替品」ではなく、健康的なライフスタイルを支える飲料としても注目されている。人工的な成分を控えたナチュラルな製品が好まれる背景には、健康意識の高まりがある。

高級ラインのおすすめ3選

特別な日にふさわしいノンアルコールスパークリング&ワインのおすすめを3点ご紹介する。クリスマスパーティーやギフト選びの参考にしていただきたい。

1. ソー・ジェニー・ロゼ

ソージェニー・ロゼは、砂糖や人工甘味料、酸化防止剤は使用せず、ミシュラン星付きのレストラン航空会社のファーストクラスの採用実績もある、非常に美味しいノンアルスパークリングである。

ノンアルコールスパークリングの中でも一際目を引く美しさと、洗練された味わいを持つ一本だ。その淡いピンク色は、上質な白ブドウと黒ブドウをブレンドした自然由来の色合いで、パーティーシーンや贈り物としても非常に人気が高い。

  • 外観と香り
    繊細で美しい淡いピンク色。香りは小粒の赤果実や煮詰めたジャムの可憐なアロマが漂い、見た目と香りだけで特別感を演出する。

  • 味わい
    細やかな泡立ちが口の中で弾け、豊かな果実味とともにシャープな酸味が爽やかさをもたらす。軽やかな飲み口でありながらも、奥深い味わいが広がる。

  • おすすめシーンと料理の相性
    フォアグラやスモークサーモンなどの濃厚なフランス料理から、チョコレートデザートやフルーツタルトのような甘いものまで、幅広いペアリングが楽しめる。特に華やかな席での乾杯にぴったりだ。

ソー・ジェニー・ロゼに関しては、以前こちらでも記事にさせて頂いたので、詳しく知りたい方はぜひ。

www.cheers-winebeer.club

2. ソー・ジェニー・ブラン

ソー・ジェニー・ブランは、上記のソージェニーが2023年に「ワイン&スピリッツ・ホールセラー・オブ・アメリカ」のベスト・オブ・ショー賞とダブル金賞を受賞した、実力派のノンアルコールスパークリングだ。きめ細やかな泡と爽やかな味わいが特徴で、特別な日に最適な1本。

  • 外観と香り
    輝きのある淡いイエロー色。柑橘類を思わせる爽やかな香りが広がり、一口目からフレッシュな印象を与える。

  • 味わい
    生き生きとした果実味とともに、ほのかな苦味とバランスの取れた酸味が感じられる。キリッとした後味が心地よく、さまざまな料理と合わせやすい。

  • おすすめシーンと料理の相性
    魚介類や寿司、熟成チーズなどとの相性が抜群。モクテル(ノンアルコールカクテル)にアレンジするのも楽しい。クリスマスパーティーや親しい友人との食事会で、料理を引き立てるアクセントとして活躍する。

3. 余市 ジュ・ド・レザン(ノンアルワイン)

北海道余市町産のピノ・ノワールを100%使用したノンアルコールのブドウジュース「余市 ジュ・ド・レザン」は、まるで上質な赤ワインを思わせる深い味わいが特徴だ。あのGUCCI(グッチ)が手掛けるミシュラン星付きレストランでも採用される品質の高さと、地元農家との協力で生まれた希少性が光る。

こちらはスパークリングではないが、今まで飲んだ中で一番美味しい果汁だったので、是非紹介させていただきたい。

  • 生産背景
    余市のテロワールを最大限に活かし、ドメーヌタカヒコや近藤ヴィンヤードなど、一流のワイナリーが供給するピノ・ノワールをブレンド。収穫は全て手摘みで行われ、減農薬栽培による環境への配慮も徹底されている。

  • 味わい
    濃厚な果実味とともに、ピノ・ノワールならではのエレガントな酸味が感じられる。ジュースでありながら、しっかりとした飲み応えがあり、特別な食事とよく合う。

  • おすすめシーンと料理の相性
    ギフトとして喜ばれるのはもちろん、クリスマスディナーの赤身肉やデザートとともに楽しむのもおすすめ。ノンアルコールながらも、本格的なワインの雰囲気を堪能できる。

ノンアルコール飲料の選び方

ノンアルコールスパークリングやワインを選ぶ際には、使用シーンや飲む人の好みに応じて適切な1本を選ぶことが重要だ。以下のポイントを参考にしてほしい。

使用シーンで選ぶ

  • パーティーや大勢の集まり
    華やかな雰囲気を演出するスパークリングが最適。ソー・ジェニー ロゼのような鮮やかな色合いのものは乾杯にも映える。

  • ギフト用
    高級感のあるボトルデザインやブランドの信頼性も重視したい。余市ジュドレザンは、ミシュラン認定の品質で特別感を演出できる。

  • 日常使い
    軽やかで飲みやすいソー・ジェニー ホワイトは、毎日の食事にも合わせやすい。

味わいの好みで選ぶ

  • フルーティーで爽やかなものが好きなら、ソー・ジェニー ホワイトやロゼがおすすめ。
  • より深い味わいを楽しみたいなら、余市ジュドレザンのようなノンアルワインがベスト。

成分や健康志向で選ぶ

人工甘味料や保存料を使用しないナチュラルなものを選べば、安心して飲むことができる。カロリーを抑えたい場合も、成分表示をチェックして選ぶとよい。

まとめ

クリスマスや特別な日にぴったりのノンアルコールスパークリングとワインを紹介した。アルコールを控えたい人でも、華やかな乾杯の瞬間や贅沢な時間を楽しめるこれらの飲み物は、今や食卓の主役として欠かせない存在だ。

ノンアルコールだからこそ、誰もが気軽に楽しめる。この記事を参考に、今年のクリスマスは特別な1本で乾杯し、大切な人と心温まるひと時を過ごしてほしい。

 

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