右手にはワインを、左手にはビールを。

食の世界に魅せられて。美味しい料理やお酒が好きなアラサーです。 「食のエンターテイメント」を、皆さんと共有出来たら良いなと思います。

多摩エリア注目の隠れ家カフェ『VIVANT』で味わう極上のひととき

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東京都国立市にある「Patisserie cafe VIVANT(パティスリーカフェ ヴィヴァン)」。このカフェでは、数々のメディアでも取り上げられていて、パティシエとバリスタが手がける上質なスイーツとコーヒーが楽しめると評判らしい。

今回は、そんなこちらのお店に実際に訪れた体験をもとに、店舗情報やメニューについてシェアさせていただきたい。

Patisserie cafe VIVANT(パティスリーカフェ ヴィヴァン)の店舗情報

「VIVANT」はロードサイドにあるカフェだ。最寄りの駅やバスから降りたとしても徒歩で10分はかかるので、晴れの日に行くのがおすすめだ。

アクセス方法

  • 電車: JR南武線「矢川駅」北口から徒歩約10分、JR南武線「谷保駅」北口から徒歩約15分
  • バス: 立川バス(国11系統)「国立高校前」から徒歩約10分
  • : 中央自動車道「国立府中IC」から約5分

「VIVANT」の店内は、木のぬくもりを感じる温かなインテリアが特徴的。広々とした空間に、窓からの自然光が差し込んでいて、心地よい空間となっている。

多数メディアでの掲載実績!

「VIVANT」は、テレビや雑誌など多くのメディアでも紹介されているそうだ。

  • 日本テレビ「ニノさん」:2022年4月17日放送、「松下奈緒が今一番気になるモノ!」企画内で紹介
  • テレビ朝日「本気でKep1erランド」:2023年4月1日放送、多摩地区の注目スポットとして紹介
  • 「旅色」:多摩地区の色んなスポットを新垣結衣さんがナビゲーターとして紹介
  • 日本テレビ「ニッポン人の頭の中」:2025年1月20日放送予定

充実のフードメニュー

食事メニューも魅力的……というか、実は私はこちらのお店の評判を知っていたわけではなく、モーニングを食べられるお店を探していたところでこちらのお店を見つけたのだ。このお店の料理は、他にないような特徴的なフードばかり。

一部メニューを抜粋して紹介したいと思う。

  • ハバティチキンサンド(850円):柔らかいチキンとデンマーク産の滑らかなチーズ。バジルがふわりと香る爽やかサンド
  • アボカドシュリンプサンド(850円):クリーミーなアボカドのタルタルとぷりぷりのエビを合わせた王道のサンド
  • パストラミチーズサンド(900円):粒マスタードと胡椒を利かせたお肉、クリームチーズとレタスを合わせたビーフサンド
  • ハニーマスタードフレンチトースト(1,000円):ふわとろフレンチトーストとベーコンの塩味、はちみつの甘さが癖になる組み合わせ

どれも美味しそうで、次回試してみたいメニューも沢山ある。

オーダー①:モッツァレラカナッペ(1,000円)

そんな美味しそうな料理がメニューに並ぶ中、今回私が選んだのは、「モッツァレラカナッペ」

カナッペとは、フランス語でソファーや背もたれのある椅子を意味する言葉。 一口サイズに切られたパンやクラッカーなどの上に、野菜やサーモン、キャビアやチーズ、サラミなどの食材をのせたフランス料理のこと。

この一皿はモッツァレラチーズをオリーブオイルハーブに漬け込み、サクサクのパンにのせたカナッペとなっている。

写真からも分かるように、オリーブオイルが贅沢にかかっているこのカナッペは、一口食べると、フレッシュなチーズの味わいが口いっぱいに広がり、その中で芳しく香るハーブやパンのカリッとした香ばしさが見事に調和し、最っっっ高に美味しい。

これはちょっとお酒が欲しくなってしまう贅沢さだ……。

オーダー②:チーズとオリーブのフレンチトースト(1,000円)

そしてこちらが友人が注文した「チーズとオリーブのフレンチトースト」

ふわっっふわなフレンチトーストに、輪切りのグリーンオリーブとたっぷりのチーズが溶け出して、見るだけでよだれが垂れてきてしまうようだ。

友人と料理をシェアさせてもらい、こちらもいただいたのだが、これもまた贅沢な味わい。ナイフとフォークでトーストを切ると、トロットロのチーズがなんともそそる。。。こちらを口に運ぶと、チーズとブラックオリーブの塩味と甘さ控えめなフレンチトーストの相性が抜群だ。

さらに、一緒についてきたメープルシロップをトーストに垂らして改めて食べてみると……。なんとご機嫌、上品なメープルシロップの甘味が塩味をさらに引き立てていて、さらに美味いのである。

どちらも1,000円以上の満足感を得られる逸品であった。

コーヒーの奥深さを楽しむ:浅煎りも深煎りも魅力的

さてこちらのお店、改めてホームページなどで調べてみたところ、バリスタの方がコーヒーを淹れてくださることも魅力とのこと。

ちなみにメニューも面白く、スペシャルコーヒーとして「エスプレッソトニック」という、エスプレッソとトニックウォーター、そしてライムという組み合わせのものも楽しむことが出来る。

そんなスペシャルコーヒーも魅力だったのだが、今回は初めてお伺いしたこともあり、1品種の豆を使って淹れていただけるドリップコーヒーをお願いすることに。

今回は「エチオピア イディド トゥルセ ナチュラル」を頼ませていただいた。メニューによると、ベリー、赤ワイン、カシスの風味を感じられるとのこと。

あまりコーヒーに関しては詳しくないのだが、まるでワインのような言い回しだ。

ドリップコーヒーは基本的に浅煎りで行うそうなのだが、それによって果実のような酸味と爽やかな香りが際立つそうだ。

店主のコーヒー豆知識と味の感想

バリスタの店主から色々なお話を伺ったのだが、その中でも面白かったのは、コーヒーは冷めたときに産地特有の風味が楽しめるため、熱いうちに飲むよりも、敢えて少し冷まして違いを楽しむのも一興だとのこと。スワリングして味の変化を楽しむワインと同じである。

ということで、早速こちらのコーヒーを味わってみることに。

一口飲むとかなりはっきりしたコーヒーの酸味。まさに赤い果実、ベリー系やカシスの風味が感じられる。

これまで私はどちらかというと苦味が特徴的なコーヒーをいただくことが多く、酸味のあるコーヒーを好んで飲まなかったのだが、なんとこのコーヒーの酸味の素晴らしいこと。

少し冷ますと、確かに温かい時以上にその酸味、果実味をはっきりと強く感じられた。驚くべきは、コーヒーを冷ました場合「嫌な酸味」を感じるのではないかと思っていたのだが、このコーヒーでは全くそれを感じなかったこと。

これについて尋ねたところ、コーヒーを飲む方でも同じような感想を抱く人は少なくないそうで、この「嫌な酸味」は酸化によるものであり、コーヒー本来の酸味は、純粋な果実味なのだ。

コーヒーの実

なるほど、それなら非常に納得がいく。ただ、酸味のあるコーヒーを人が美味しいと感じる範囲は非常に狭いそうで、その範囲内にピンポイントで到達するようにコーヒーを淹れるのは、実はとても難しいらしい。

そんな技術的にも難しいコーヒーをお客さんに楽しんでほしいという想いで淹れていただけるなんて、光栄極まりない。

ちなみにドリップコーヒーは1杯600円。間違いなく、今まで飲んだコーヒーの中で一番楽しく飲ませていただいた。

その他コーヒーメニュー

ドリップコーヒー以外にもエスプレッソやアメリカ―ノがあり、浅煎りや深煎りも含めてオーダーすることが出来る。またカフェラテやカプチーノ、フレーバ付きのキャラメルマキアートやカフェモカ、ほうじ茶や抹茶ラテなども楽しむことが出来る。

コーヒー好きの方には何度訪れても新しい発見があること請け合いだ。

ショーケースに並ぶスイーツの魅力

「VIVANT」のショーケースには、見た目にも美しいスイーツがずらり。

メディアで話題になっているのはこの中のビッグサイズのいちごのスイーツ、「 I・CHI・GO」。これは時期によってレモンなどにも変わるそう。

このスイーツは、ヘーゼルナッツのサブレと砕いた焼きピスタチオの上にいちごムースが載せられたもので、値段は1,300円(税込)。1日に5個のみ販売されており、最後にいちごのヘタを飾るそうだ。

中を切るとチョコレート・ムース・ジュレの3層構造になっているらしく、ジュレは酸味の強いフランス産いちごピューレと国産の糖度12%以上のいちごを混ぜたもの。

ムースはフランス産いちごとホワイトチョコレート、そして生クリームを合わせたもので、最後の外側のイチゴ型チョコレートは、ホワイトチョコレート・天然色素・カカオバターを合わせ、いちご型のシリコンを使って瞬間冷凍したものなのだそうだ。

確かにこれはSNSなどでも人気の出そうな一品だ。

それ以外にも、ピンクや緑、チョコレートブラウンなど、カラフルなケーキがずらりと並び、思わず目移りしてしまうほどのラインナップとなっている。

この時点でかなりお腹も膨れていたため、いくつか持ち帰りで頼むことにした。

お家で楽しむケーキ

ということで、私が購入したのは下記の3種類のケーキ。簡単に感想を添えたいと思う。家ではコーヒーをあえて淹れずにいただいたが、どれもコーヒーと一緒ならもっと美味しくいただけたであろう濃厚さが際立っていた。

  • ピスターシュグランクリュ:ピスタチオ&ホワイトチョコレートの絶妙な組み合わせ。下のスポンジと外のピスタチオチョコ、そして中のクリームをいただいてみると、その濃ゆさにただただ驚く。
  • ティラミス:このティラミスはお店で淹れてくださったコーヒーと同じ豆を使って作られているそうで、人気商品とのこと。その人気に違わぬ味わい。チーズの風味より、コーヒーのコクに焦点があてられており、私好みだった。
  • サンマルク:サンマルクとは、チョコレートとバニラのムースを2層に重ね、ビスキュイジョコンドで挟んだフランスの伝統菓子のこと。これもまたチョコレートのコクが感じられ、チョコレートケーキ好きにはたまらない味わいだ。

オンラインショップでお店の味を自宅に

ちなみに焼き菓子なども販売していたが、これらは公式オンラインショップでも購入可能。ギフトセットも販売されていて、大切な人への贈り物にも最適。

遠方の方でもお店の味を自宅で楽しめるだけでなく、贈り物にも活用できるのは嬉しい限りである。

まとめ:訪れるたび新たな発見を

「Patisserie cafe VIVANT」は、有名なスイーツだけでなく贅沢なフードに極上のコーヒーが楽しめる空間で、多くの人々に愛されるカフェ。店主は非常にホスピタリティにあふれた素敵な方で、コーヒーの楽しみ方を存分に教えていただいた。

コーヒーにこだわりがある方は、ぜひ一度訪れてみてほしいお店である。

 

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