
浅草での行楽といえば下町情緒たっぷりの街歩きや食べ歩きが主であるが、今回はちょっと贅沢にホテルランチを楽しんできた私。
訪れたのは浅草ビューホテル26階にある「シノワ唐紅花&鉄板フレンチ蒔絵」。
クレジットカードのポイントを使ってランチコース2名分が無料というラッキーな機会。もちろん、浮いた分はお酒でしっかり還元しておいた(笑)。
その後はマッサージを受けて、甘味屋さんでデザートを食べるという贅沢な一日を過ごさせていただいたのだが、色々と思うところがあったので、この記事ではこちらについてレポートをしていきたい。
浅草ビューホテル最上階で絶景ランチ|シノワ唐紅花&鉄板フレンチ蒔絵のコース体験記
浅草ビューホテル最上階からの圧巻パノラマビュー
店内に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは大きな窓一面に広がる浅草の景色。
乾杯用にグラスでシャンパーニュ(1,800円)をオーダーし、景色をしばし楽しむことにした私。

正面にはスカイツリー、その手前には浅草寺の本堂と五重塔。東京の下町と近代的なランドマークが一度に見られる絶景は、やはり最上階ならでは。
晴れてくると、スカイツリーもより美しく見えてくる。
夜景も綺麗そうだ……。

このレストランの窓際席は、わずか2テーブルだけの特等席。大きなガラス窓の向こうに広がる浅草の街並みを、まるで独り占めしているかのような贅沢感がある。
通常は1テーブルにつき3,000円の追加料金(ホテル特定日には料金変動あり)が必要とのことだが、シチュエーション次第ではその価値はありそうだ。
なお、ホール席の一部は景色が見えないため、景色重視なら窓際席の確保が必須かもしれない。
今回はホテルの特典でこの席を利用できたため、追加料金なしでパノラマビューを満喫させていただいた。
コース料理の流れ
今回のコースは中華料理をベースにしながら、フレンチ要素も組み込んだ全7品とのこと。ちなみにそれをヌーベルシノワというらしい……、初耳学。
中国料理にフレンチの技法や盛り付けを融合させた新感覚のスタイルで、伝統的な中華の旨味をベースに、フレンチの繊細さや美しいプレゼンテーションを加えることで、見た目も味も華やかなコースに仕上がるとのこと。
フレンチといえば世界中の料理と融合されてきた歴史があり、和食やイタリアン、エスニックなど、国やジャンルを問わず取り入れられているイメージがあるけれど、果たして中華と合わさるとどうなるのか……?
ということで、まずは前菜のシノワサラダ。

自家製豚チャーシューと鶏チャーシューの食べ比べが出来るのが面白く、そして何より味が良い。先にお伝えすると、この豚チャーシューが今回一番美味しかった……。(笑)
豆腐麺や野菜とともに、ぺろりと食べてしまった。
次はとびっこと豆腐のとろみスープ。

中華風の器が運ばれ、蓋を開くとたくさんのとびっこが。(笑)
このとびっこの弾ける食感が面白く、味わいはTHE中華スープで期待を裏切らない。
メニューに目をやると、点心2種盛り合わせの文字が。

私は点心が大好きなので、どんなお皿が出てくるのかしらんとワクワクしていたら、竹のように切られたタケノコの春巻き1個と海老の蒸し焼売1個がお皿に乗ってやってきた。
ははぁなるほど、確かにフレンチらしい盛り付けだ。
だがしかし、、、私にとってこの料理に盛り合わせという言葉を使うのは残酷。盛り合わせという言葉を聞いて彩り豊かな皿を想像した私の夢は、春巻き1個と焼売1個という現実に直面したのであった。(笑)
ちなみに春巻きはサクサク、焼売はプリッとした食感で、対照的な食感を楽しむことができる一皿だった。
そして、次は釜焼き北京ダック。

釜焼きは均一に高温の熱が入るので、脂がしっかりと落ちて皮はパリッパリ。
この皮と、甘辛い甜麺醤、シャキシャキのネギを薄餅で包んでいただく一品。包むのが楽しく、この甜麺醤と肉を一緒に味わう醍醐味はいつもたまらないものがある。
ちなみに本場の北京ダックは、肉も包むらしい。
実は先日、半年先まで予約が取れない北京ダックのお店に行ったばかり。ここでの北京ダックやおつまみは破格のコスパだ。
中華料理好きな方は、ぜひこちらの食レポ記事もご覧いただきたい。
▼北京ダックマニア虎ノ門本店の記事はこちら
さて、コースの次の料理はライチのグラニテといった、こちらもフレンチらしいメニューとなっている。

一口食べると、瑞々しいライチの香りが広がっていく。
ライチはたまに芳香剤のような強い香料感のする風味が苦手だったのだが、このグラニテは自然な甘味。コースの後半に向けてしっかりと口をリセットすることができた。
そしてメインは国産豚ロースのロティ ペルシェラード風。

しっとり焼き上げた豚ロースに、ソースが絶妙に絡んでくれる。肉料理といえばお腹がいっぱいになってしまいがちなのだが、酸味のあるマスタードソースのおかげでこちらも難なく食べることができた。
飯物は、チャーハンと中華粥の2種類から選択可能。連れとシェアして、どちらも食べることができたのでご紹介。
まずは香ばしい香りが食欲をそそる広東チャーハン。
チャーハンとスカイツリーの絵面はなかなかに面白い。

豚の旨味と塩味を存分に味わえて、脂っこくないのも良い。
もう一方の選択肢は、中華粥。

日本のお粥と違い、米粒の形がなくなるほど煮込まれている。サラサラのやさしい口当たりで、薬味を加えながら味変しつつ、完食。
そしてデザートへ。こちらも2種類から選べる仕様となっていた。
まずは鮮やかなオレンジ色が目を引くマンゴープリン。

食感はつるんというよりぽふん。空気が含まれているような軽やかさ。
上にあしらわれた果肉も良いアクセントに。
もうひとつの選択肢は塩杏仁豆腐。

程よい塩味が杏仁の香りを引き立て、後味は驚くほどすっきり。
ドリンクペアリング
ドリンクは、一杯目から全力でお酒。
スパークリングワインから始まり、白ワイン、そしてマデイラワインをいただいた。金額はわかりやすく、どれも1杯1,800円。
マデイラは凝縮した甘みとナッツやカラメルのような香ばしさが広がり、中華料理と意外にも好相性。紹興酒が苦手な人もこれなら試しやすいかもしれない。

ゆったりと余韻を楽しみながら、窓の外のスカイツリーを眺める。
昼飲みの背徳感と開放感が同時に味える、幸せなひとときだった。
シノワ唐紅花&鉄板フレンチ蒔絵の感想とおすすめポイント
景色のインパクトに圧倒されながら味わうホテル中華……、そんな贅沢を浅草で体験できるのが「シノワ唐紅花&鉄板フレンチ 蒔絵」。
浅草で「ちょっと背伸びランチ」を探している人や、記念日利用にはかなりおすすめ。逆に食事の量より景色を楽しむ感覚で行くと満足度が高いかもしれない。
ちなみに今回、ワインペアリングができるかを予約時にカード会社の特典デスク(たぶん外部予約窓口)に確認したら、「当日お店で聞いてください」とのこと。
当日、お店の受付で聞いたところ「できますよ、あとでご案内します」と言われ、ワクワクしながら席へ。
席に着くと、担当スタッフさんからは「ペアリングは予約時にお伝えいただかないとできません」というまさかの回答が……。心の中で、これコント?となった(笑)
ということで、ペアリング希望の方は、必ず店舗に直接、予約時点で伝えるのがおすすめだ。
次回は予約時にしっかり伝えて、夜景とともに楽しむペアリングをリベンジしたい。
店舗情報(2025年8月時点)
□ 店名:THE DINING シノワ唐紅花&鉄板フレンチ 蒔絵(カラクレナイ マキエ)
□ 住所:東京都台東区西浅草3-17-1 浅草ビューホテル 27F
□ 席数:67席(個室あり/2〜36名対応、カップルシートあり)
□ 電話:03-3842-2124
□ 営業時間:
11:30〜15:00(L.O.14:00)
17:00〜21:00(L.O.20:00)
□ 定休日:無休
□ アクセス:
つくばエクスプレス「浅草駅」直結 徒歩1分/銀座線「田原町駅」徒歩7分
□ 予算目安:ランチ ¥5,000~¥5,999 / ディナー ¥8,000~¥9,999
□ 支払い方法: クレジットカード可、 電子マネー可、 QRコード決済可
□ 駐車場:地下駐車場あり(利用で2時間無料)
□ サービス料:10%
📺実際の雰囲気はYouTube動画でもどうぞ!
浅草の人気甘味処「甘味みつや」12種食べ比べセットを体験
ランチのあとは浅草散策を楽しみつつ、人気と噂の甘味処「甘味みつや」へ。
鮮やかなブルーの暖簾が目を引く。

木の格子戸越しに見える店内は満員で、外にも十数人ほどの列が並んでいた。浅草寺から徒歩圏内にあり、休日はもっと長い行列ができるのだとか。
今回は事前予約をして訪問。
注文は12種類の甘味食べ比べセット
注文したのは「みつや小皿御膳12種・抹茶付き」で、価格は3,400円。
インスタグラムで発見したこちらのお店のメニューは、どれも和のアフタヌーンティーのような華やかさ。

この12種類の内訳は下記の通り。
まずは下段の白玉4種。あんこ、きなこ、ずんだ、みたらしの4種類だ。この白玉が人気だそうで、白玉をメインに楽しむメニューもあるとのこと。
中段はいちごの錦玉羹、いちご大福、自家製ミルクアイスあんずがけ、そしてぶどう2個。
上段はいちご、水羊羹、寒天、おかきだ。
事前に書いてあったのはシャインマスカットや自家製焼き芋とのことだったが、仕入れにより内容が異なるとのこと。
また、こちらのセットには箸休めの塩昆布とお茶がついてくる。

お気持ちの塩昆布……(笑)。
またこちらのお店は、事前予約の際、予約手数料が一人あたり500円徴収される。ちなみにデポジットではない。
その代わり、2階の座敷かテーブル席が確約されていて、落ち着いた雰囲気なので、ゆっくり食べたい方にはオススメだ。

2階は座敷4席×2セットとテーブル4席×2セットのようだ。

まあ、約4,000円ということだが、この価格帯になると、浅草の高級ランチやホテルデザートにも手が届くレベルなので、なかなか見る目も厳しくなってしまう。
甘味みつやの12種食べ比べを実際に食べてみた感想
見た目は華やかで、SNS映えは抜群かもしれないこちらの甘味たち。
白玉は人気があるのも頷けるもちもちさ。

また七味が用意されているので、甘さに飽きたら七味をかけることも出来る。みたらしにかけたらなかなかイケた。

しかし、本当に正直なところを書かせていただくと味は素朴で、老舗和菓子店とはまた違ったアプローチなのか、特別感はあまり感じられなかった。特にゼリーやあんこの風味は、浅草の老舗和菓子店と比べると印象が薄い。
とはいえ、色々な甘味を一度に楽しめる点や、盛り付けの可愛らしさは、SNS映えするため、観光客や女子会利用の際は検討しても良いかもしれない。
店舗情報(2025年8月時点)
□ 店名:甘味みつや
□ 住所:東京都台東区浅草1-32-13 松むらビル 1F
□ 席数:32席(1階16席、2階16席/座敷あり)
□ 電話:03-6802-7710
□ 営業時間:
月〜金:12:00〜17:00(L.O.16:30)
土日祝:10:00〜18:00(L.O.17:30)
□ 定休日:不定休(Instagramで告知)
□ アクセス:
東京メトロ銀座線「浅草駅」1番/3番出口、東武線「浅草駅」正面改札から徒歩約2分
□ 支払い方法:クレジットカード可、電子マネー可、QRコード決済可
□ 駐車場:なし
📺実際の雰囲気はYouTube動画でもどうぞ!
美味しいものが食べたい。
今回は、浅草ビューホテル26階「シノワ唐紅花&鉄板フレンチ 蒔絵」で絶景ランチ&甘味みつやで12種類の甘味食べ比べという、浅草の食のハシゴを経験。
今回は食そのものというより、写真映えの要素に強みのあるお店だったが、これもまた経験である。
浅草で美味しいお店があったら、ぜひコメントで教えてほしい。
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