右手にはワインを、左手にはビールを。

美味しいの裏側には、作り手のストーリーがある。Googleレビュー上位5%の酒好きが綴る食と酒のノンフィクション。

自分で焼く団子にワクワク!府中の古民家カフェ『428cafe+』でゆったり時間

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近頃流行りの古民家カフェ。古民家カフェのイメージといえば、身体に優しいごはんや癒される空間。私はもしかしたら癒されたいのかもしれない……。

色々と調べた中で今回私が訪れたのは、東京都府中市にある畑道の先に佇む古民家『428cafe+(ヨツヤカフェ)』

ぱちぱちと団子が焼ける音って、なんであんなに人を幸せにするんだろう。

今回の記事では、そんな癒し空間でのカフェタイムについて書いていきたい。

畑の奥で出会う、地元食材のぬくもりカフェ『428cafe

+』とは?

畑道を進んだ先にある古民家カフェ『428cafe+』

畑道を進んだ先にある古民家カフェ「428cafe+」

京王線聖蹟桜ヶ丘駅からバスで10分ほどの「稲荷神社」駅を下車。バスを降りて畑の中の道を歩いていくと、静かに佇む一軒家が見えてくる。

そこが今回訪れた『428cafe+』。庭には洋風の石畳が敷かれており、なんとも洒落ている。

カフェでは、地元・府中で採れた野菜や果物(もしくは国産野菜・果物)を、できるだけ“まるごと”使った料理を提供しており、素材本来の味わいを大切にした、やさしいご飯やスイーツが楽しむことができる。

人気の限定商品『よつや玄米だんご』|焼くところから楽しむ和スイーツ

季節限定のセルフ焼き団子・冷茶セットメニュー(880円)

季節限定のセルフ焼き団子・冷茶セットメニュー(880円)

大人気だという季節限定の名物商品、「よつや玄米だんご」

なんと、自分で団子を焼いて食べるスタイルとなっている。

428cafe+の季節限定の人気商品「よつや玄米だんご」

季節限定の人気商品「よつや玄米だんご」

火鉢の上に網が置かれ、串に刺さった団子をじっくり炙る時間も、特別な体験。先に醤油をつけてから焼くと、香ばしさが倍増。

ぱちぱちと団子が焼かれる音と、香ばしい醤油の香りがたまらない……!

味は磯辺(海苔)とこしあんの2種類。焼きたての団子に、自分で海苔を巻いたりのせたりして楽しめるのも魅力。

こしあんや海苔をのせたお団子たち

こしあんや海苔をのせたお団子たち

冷たいほうじ茶または緑茶付き880円(税込)。※以降全て税込価格表記

素朴ながら忘れられないおやつ時間にぴったりだ。

果物まるごと仕込みの“自家製ジャムカクテル”が感動級

自家製ジャムカクテル(この日は柚子マーマレードとコアントローのカクテル)

自家製ジャムカクテル(この日は柚子マーマレードとコアントローのカクテル)

もうひとつのおすすめが、季節の果物を皮も種もまるごと使って仕込む自家製ジャムカクテル」(990円)

この日は、ゆずのマーマレードジャムとコアントローを組み合わせた一杯をいただいた。ふわっと広がる柑橘の香りに、ほんのり甘さと爽やかさが重なる味わい。

季節によってカクテルの内容も異なるのが面白い。

果実研究所特製サイダーや特製サイダーフロートも

果実研究所特製サイダーや特製サイダーフロートも

また、ノンアルコールで、同じように自家製ジャムを使用した、果実研究所特製サイダー(880円)果実研究所特製サイダーフロート(990円)も選べるので、お酒が苦手な方でも楽しむことができる。

見た目もかわいくて、庭を眺めながらゆったりと楽しめるのが最高。

 

ちなみにジャムを使ったパフェも名物のようだ。

自家製ジャムを使った期間限定のさつまいもパフェのメニュー

自家製ジャムを使った期間限定のさつまいもパフェのメニュー

ボリュームもバッチリで、季節によって色々なパフェが楽しめるとなれば、それは人気間違いなしだろう。

ランチも魅力!旬野菜たっぷりの選べるプレート

428cafe+のランチメニュー

428cafe+のランチメニュー

この日は3時のおやつ的なメニューをいただいたが、428farmで採れた新鮮な野菜をふんだんに使用したランチメニューも見逃せない。

人気のランチは、2種類から選べる「428cafe+プレート」

ベジプレート(2,100円):野菜の焼き物、蒸し料理、サラダ、スープなどが盛り込まれたバランスの良い一皿。

ハンバーグランチプレート(2,300円):ジューシーなハンバーグに濃厚なソース、たっぷりの野菜とスープ付き。

その他にも、

  • 季節野菜のまきまきパスタ(1,750円)
  • 季節野菜のハヤシライス(1,650円)
  • キッズハンバーグプレート(1,100円)(小学生以下限定)

など、野菜が主役のやさしいランチが揃っている。

完全予約制ディナーは、一期一会のコース料理

完全予約制ディナーコースの案内チラシ

完全予約制ディナーコースの案内チラシ

実は『428cafe+』は、夜には完全予約制のコースディナーも提供しているそうだ。

メニューはその日ごとに変わり、地元野菜をふんだんに使った滋味深い料理が並ぶという。

価格は、7品コースが6,600円、9品コースが8,800円

昼とはまた違った顔を見せてくれる、しっとりとした時間が過ごせそうだ。

これは是非とも行きたい……!

ジャム・大学芋・団子もお土産に。おうちでも味わえるやさしさ

お土産にもおすすめの果実研究所のジャム

お土産にもおすすめの果実研究所のジャム

『428cafe+』には、“果実研究所”という併設施設があり、ここではジャムを中心としたこだわりの食品を手作りしている。ちなみに元は味噌蔵だった場所だそうだ。

素材本来の味を活かし、安心・安全な製法で、誰が食べてもやさしくておいしい、そんな商品づくりを大切にしている。

テイクアウト・お取り寄せもOK

よつや玄米だんごや大学芋は、気軽な価格でお持ち帰り可能

よつや玄米だんごや大学芋は、気軽な価格でお持ち帰り可能

さて、このお店では先ほど紹介したよつや玄米だんごをはじめ、下記商品のテイクアウトが可能。

  • よつや玄米だんご(醤油・ジャムあん・みたらしの3本で430円)
  • 大学芋(しっとり甘く、冷めても美味しい揚げない大学芋 550円)
  • 自家製ジャム(ギフトセットもあり)

お店で過ごした余韻を、おうちでもじんわり味わえるラインナップ。お土産ギフトにもぴったりだ。

オンラインショップのジャム商品(2025年6月時点)

オンラインショップも運営されている果実研究所さん。

こちらのショップを覗いてみたところ、店でも使われている、素材の味わいをまるごと閉じ込めた人気シリーズ「果実のトリコ+」のジャムが購入可能。

一度食べた人は、このジャムの美味しさが分かるはず。すべて保存料・香料不使用で、皮や種など、まさに果物まるごとを使った逸品だ。

■ 果実のトリコ+ レモンのはちみつジャム 900円(税込)
府中産レモン&長野県佐久穂町のはちみつ使用。爽やかな香りとやさしい甘さが特徴。

■ 果実のトリコ+ ゆずミックスジャム 500円(税込)
府中産ゆず+みかん+レモンのさっぱり系マーマレード。

■ 果実のトリコ+ ブルーベリージャム 700円(税込)
ブルーベリーにプルーン&バルサミコで深みある濃厚タイプ。

■ 果実のトリコ+ いちごジャム 600円(税込)
いちご×ラズベリーの甘酸っぱさが魅力。ギフトにも◎

※公式オンラインショップページ(https://btf428cafe.base.shop/items/all)参照

▶︎ オンラインショップはこちら

※3,000円以上のご注文で送料無料とのこと。

428cafe+(ヨツヤカフェ)の店舗情報・アクセス

府中の古民家カフェ428cafeの外観

428cafe+の入口

住所:東京都府中市四谷2-41-3

最寄駅:京王線聖蹟桜ヶ丘駅よりバスで10分+徒歩5分

営業時間:11:00〜18:00

定休日:月曜日

電話番号:042-306-8202

公式Instagram:@btf.428cafe

公式サイト:https://btf-428cafe.com/

支払い方法:クレジットカード可/電子マネー可/QRコード決済可

駐車場:近隣に提携駐車場あり(タイムズ日新町第3 など)

府中古民家カフェ「428cafe+」の内装

府中古民家カフェ「428cafe+」の内装

まとめ|日常から、ちょっとだけ抜け出してみるなら

静かな畑の中で、自分で団子を焼いて、旬の味を楽しんで、のんびりお茶をすする。

428cafe+は、そんな“季節のごほうび”みたいな場所だ。

都会の喧騒に疲れたら、ほんの少し遠回りしてでも立ち寄りたい。そんな、忘れられない一軒だった。

 

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