右手にはワインを、左手にはビールを。

美味しいの裏側には、作り手のストーリーがある。Googleレビュー上位5%の酒好きが綴る食と酒のノンフィクション。

【成城石井×ワインおつまみ】リピ確の4選!おうち飲みが格上げされる贅沢ペアリングとは?

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成城石井のおつまみ(生ハム・スモークサーモン・発酵バターのもっちりバターロール)を使った簡単バル風盛り付け例

成城石井で買えるおすすめおつまみ。生ハム、スモークサーモン、もっちりバターロールで簡単バル風プレートが完成!

「今日はちょっといいワインがあるから、おつまみもちょぴっとこだわりたい!」

そんな日に頼れる存在が、成城石井だ。

世界各国から直輸入された高品質な食材が並び、どれを選んでもハズレなしの安心感。そんな中でも、ワインにぴったりのおつまみはまさに宝の山。

今回は、私が実際に買って食べてみた「成城石井ブランドのおつまみ5品」をご紹介したい。

白・赤・スパークリングなど、ワインのタイプ別に相性バッチリな組み合わせを紹介させていただくので、今夜の晩酌メニューにぜひ役立てていただきたい。

成城石井のおつまみがワイン好きに選ばれる理由

「成城石井のおつまみがワインに合う」と言われる理由は、ただおしゃれだからではない。

本当にワインを愛する人が選びたくなる、味・品質・こだわりが詰まっているからなのだ。

世界中から選び抜かれた直輸入の逸品

成城石井は、ヨーロッパを中心に世界中から「本物」を輸入している。

生ハム、チーズ、スモークサーモンなど、ワインと合わせて楽しむ前提で作られたような商品ばかり。

特に今回ご紹介するような【成城石井ブランドのおつまみ】は、直輸入または国内専用に開発されたオリジナル商品が多く、味もクオリティも信頼できる。

ワインに合う前提で作られている

単なる加工食品とは違い、塩味・酸味・脂肪分・香りのバランスが絶妙だ。

例えば、生ハムの塩気と熟成香、サーモンのスモーキーさと脂のコク。これらは、まさにワインと「マリアージュ」を生むための設計となっている。

「この味、ワイン飲みたくなるわぁ……。」と思わされる、お酒ありきの味設計が特徴。

健康のことを考えると一瞬ためらうかもしれないが、これはまぁ……仕方ない(笑)。

手軽に手に入るのに高級感がある

ちょっと贅沢な晩酌をしたいとき、レストランに行くのもいいかもしれない。

しかし成城石井なら、おうちで贅沢気分を味わえるのである。

おしゃれなパッケージに、しっかりとした味と風味。

「今日はこれで飲もうかな」と、選ぶ時間からワクワクできるのも魅力のひとつ。

そして何より、盛るだけで完成

忙しい大人にとって、火を使わずに出せて映えるおつまみはありがたい存在。

特にワインに合うような繊細な味付けのものは、自分でイチから作るのは意外と大変だったりする。

その点、成城石井のおつまみは盛るだけで完結する「手間ゼロごちそう」。時短しながらしっかり満足、まさに今どきの晩酌スタイルにぴったり。

私もついつい仕事帰りに寄ってしまう。酒飲みホイホイの場なのである。

実食レビュー①|スモークサーモンスライス × 白ワイン

と、いうことで、今回の実食ラインナップで、まず最初にご紹介したいのがこちら。

 成城石井「スモークサーモンスライス」

成城石井「スモークサーモンスライス」パッケージ写真。家飲みに合うおつまみで、白ワインやスパークリングと相性が良い。

成城石井「スモークサーモンスライス」――家飲み用の定番おつまみ。ほどよい燻香としっとり食感で、酸のある白ワインと好相性。

成城石井好きなら誰もが知るといえるだろう、成城石井オリジナルのスモークサーモン。チリ産のサーモンを、程よくスモークして薄くスライスした一品。

ちなみに全部盛るとこんな量感である。

成城石井のスモークサーモンスライスを皿に盛り付けた写真。しっとり食感と上品な燻製香で、白ワインやスパークリングワインに合う人気おつまみ。

成城石井「スモークサーモンスライス」を盛り付け。しっとりした身に穏やかなスモーク香が広がり、塩味と旨味のバランスが秀逸。白ワインやスパークリングとの相性は抜群。

成分表を見ると、脂質は10g未満、たんぱく質は20g以上。ワインに合わせても重くなりすぎず、実は「低糖質×高たんぱく」な優秀おつまみなのだ。

実際に食べてみた感想

何回もリピートしてるのだが、まず香りがすごく良い。封を開けた瞬間に広がるスモーキーさに食欲がそそられる。

一口食べると、しっとりとした食感の中に、塩味・旨味・コクがギュッと凝縮

臭みもなく、まろやかな味わいがとても上品。口に残る脂の甘みが白ワインと見事にマッチしてくれる。

ペアリングするなら…辛口の白ワインが◎

このスモークサーモンには、以下のようなワインが特におすすめだ:

  • シャルドネ(樽熟タイプ):コクとバター感のある風味と相性抜群

  • ソーヴィニヨン・ブラン:柑橘系の爽やかさがサーモンの脂を中和

  • リースリング(辛口):華やかな香りで香ばしさを引き立てる

特におすすめは、冷やしすぎず10〜12℃くらいで提供する辛口白

口の中で、サーモンの旨味とワインの酸がバランスよく溶け合ってくれる。

おすすめアレンジ:レモン+ディルでさらに映える

そのままでも十分美味しいが、レモンをひと搾りするだけで爽やかさがアップ!
また、ディルやケッパーを添えれば、レストラン風の一皿に早変わり。

贅沢感が増すお手軽魔法だ。

▼イチオシ辛口白ワインはこちら

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実食レビュー②|ハモンセラーノ12ヶ月熟成 × 赤ワイン

成城石井「豚肉と塩のみでつくったハモンセラーノ12ヶ月熟成薄切り120g」

成城石井「ハモンセラーノ 12ヶ月熟成」パッケージ写真。スペイン産の生ハムで、塩味がまろやか。赤ワインやピノ・ノワールとよく合うおつまみ。

成城石井「ハモンセラーノ 12ヶ月熟成」。塩味は穏やかで、脂の甘みとナッツのような香りが心地よい生ハム。ワイン前提で作られており、テンプラニーリョやピノ・ノワールとの相性が抜群。

バイヤーが2年探し続けた「塩だけの生ハム」

成城石井のハモンセラーノは、原材料が“豚肉と塩のみ”という究極のシンプル設計。
これは、より自然な製法で作られた生ハムを届けたいというバイヤーの想いから始まり、2年以上かけて世界中の産地を巡った末に、スペイン・バレンシア地方の老舗メーカー「ハモンドゥル社」にたどり着いたという。

同社は50年以上の歴史を持ち、「マエストロ・ハモネロ(生ハム職人)」が1本ずつ香りと質感をチェック。

厳選された豚肉と地中海の海塩だけで、12ヶ月間じっくりと自然熟成。

人工的な乾燥ではなく、バレンシア特有の“冬の湿気と夏の乾いた風”が作る微妙な温湿度差が、旨み・塩味・脂の甘みのバランスを整える鍵になっている。

0.5mmという極薄スライスに隠された“科学的な理由”

この生ハムが「口の中でとろける」と言われるのは、約0.5mmというスライスの厚さ。
これは単なる見た目の美しさではなく、豚脂の融点(約35〜36℃)に合わせた設計。舌の温度で脂がすっと溶け、塩味が丸く、甘みが残る後味を生む。

室温に20〜30分ほど置いてから食べると、脂が緩み、風味がさらに開いてくるので、ちょっと待てるタイプの人は(笑)、試してみてほしい。

成城石井のハモンセラーノ12ヶ月熟成を皿に盛り付けた写真。極薄スライスならではのとろける食感で、赤ワインやピノ・ノワールと相性の良い生ハム。

成城石井「ハモンセラーノ 12ヶ月熟成」を皿に盛り付け。約0.5mmの極薄スライスで、舌の温度で脂が溶けるような口どけ。熟成によるナッツ香と穏やかな塩味が、赤ワインの果実味と絶妙に調和する。

ペアリングするなら…ミディアムボディの赤ワイン

ハモンセラーノのナッツ香や熟成感を引き立ててくれるおすすめワインは:

  • スペインのテンプラニーリョ(地産地消の鉄板ペア)
  • ピノ・ノワール(軽やかで塩味を引き立てる)
  • カジュアルなサンジョヴェーゼ(酸が脂の甘みを引き締める)

どれもハモンセラーノの繊細な旨味を壊さず、バランス良く寄り添う相手。

アレンジするなら…オリーブやドライトマトと一緒に

ハモンセラーノの盛り付けイメージ。オリーブを添えておしゃれなバル風に(写真AC)

※イメージ写真:こんなふうに盛るだけでおしゃれなバル風になる(写真ACより)

小皿に盛って、オリーブ・ドライトマト・ナッツを添えれば、おうちがまるでバル気分。

パンに挟んでミニサンドにしても◎。

▼イチオシちょい甘な赤スパークリングワイン

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実食レビュー③|豆腐×クリームチーズで作る即席レアチーズ風 × デザートワイン

成城石井「4種ドライフルーツのクリームチーズ」

成城石井の4種のドライフルーツ入りクリームチーズ(横から見たパック)。果実感たっぷりで、デザートアレンジにも最適。

成城石井「4種のドライフルーツ入りクリームチーズ」。ぎっしり詰まった果実感が贅沢。

今回紹介する中でも、ちょっと変化球な一皿がこちら。

冷蔵庫にあるものを使って、成城石井のクリームチーズをアレンジした即席デザートだ。

使うのはワインに合う成城石井のおつまみとして人気の「4種ドライフルーツのクリームチーズ」。

成城石井の4種ドライフルーツ入りクリームチーズ。上から見たパッケージ画像。

成城石井「4種のドライフルーツ入りクリームチーズ」のパッケージ。ワインのお供に人気の商品。

実はこの商品、正式には“洋生菓子”として分類されているのだ。

甘みのあるクリームチーズに、ドライフルーツの凝縮した甘酸っぱさがマッチし、まさに「大人のためのデザート」。濃厚な味わいとコクが赤ワインとの相性抜群。

しかも、使用されているチーズは酪農大国・オーストラリア&ニュージーランド産

どちらもミルクの品質に定評があり、クリームチーズの滑らかさと濃厚さは素材の良さによるものなのだろう。

さらに注目なのは、混ぜ込まれているドライフルーツ。

レーズン・クランベリー・いちじく・アプリコットの4種が使われており、いずれもポリフェノールたっぷりで美容にも◎

ちなみに、裏面を見ると「アルコール使用」との表記も。

成城石井「4種のドライフルーツのクリームチーズ」商品の原材料・成分表示ラベル。洋酒やレーズンなどの原料が記載されている。

成城石井「4種のドライフルーツのクリームチーズ」原材料表示ラベル。原材料はシンプルで、洋酒やドライフルーツの使用も明記されている。

ほんの少量ですが、リキュールなどが含まれている可能性があるため、お子さまやお酒に弱い方には注意が必要

豆腐とクリームチーズで作るレアチーズ風スイーツ

このスイーツは超シンプル&ゆるっとな一品なのだが、これがうまかったのでご紹介。

成城石井の「4種のドライフルーツのクリームチーズ」を使って作る、豆腐入りレアチーズケーキ風デザートの製作途中。ボウルの中でホイッパーを使って混ぜている様子。

成城石井の「4種のドライフルーツのクリームチーズ」と豆腐を混ぜて作る、簡単レアチーズケーキ風デザート。ホイップ中の様子。

作り方はとっても簡単。

チーズと絹ごし豆腐をボウルに入れて、泡立て器でなめらかになるまで混ぜて、ゼラチンを溶かして冷やすだけで出来上がり。

クラッカーやビスケットを添えれば見た目も味もまるでレアチーズケーキ

チーズがかなり甘いのでそのままでも美味しいのだが、より甘いのがお好みであれば、ハチミツを足しても良いだろう。

豆腐の軽やかさが、チーズの濃厚さをマイルドにしてくれるので、「甘すぎない大人のデザート」として成立してくれるのだ。

ペアリングするなら…貴腐ワイン or フルーティーなロゼ

この即席スイーツには、甘さ控えめで華やかさのあるワインがぴったり:

  • ソーテルヌなどの貴腐ワイン(濃厚系スイーツと好相性)

  • アイスワイン(果実の甘さと酸が絶妙)

  • 微発泡ロゼ(爽やかに締めたいときに◎)

「甘口ワインって飲みづらいかも?」と思っていた方にもおすすめしたい、軽やかな締めペアリングだ。

アレンジするなら…フルーツ添えやミントをプラス

ドライフルーツは中に入っているのだが、映え感をアップしたい方は、ブルーベリーやカットいちご、ミントを添えれば、見た目でも満足度が上がる一皿になるだろう。

スイーツっぽいのに罪悪感ゼロ、手間もゼロ。

「成城石井のチーズを使えば、ここまで美味しくなるのか!」と我ながら感動モノ。お酒好きの食後のご褒美にちょうどいい一品だ。

▼イチオシ甘口ワイン

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実食レビュー④|発酵バターのもっちりバターロール × スパークリングワイン

 

成城石井「発酵バターのもっちりバターロール」

成城石井「発酵バターのもっちりバターロール」。お客様の声から生まれた人気商品で、しっとり食感とバターの香りが魅力。

成城石井「発酵バターのもっちりバターロール」は、お客様の声から誕生したヒット商品。純生クリーム入りで、焼いてもそのままでも美味しい!

もっちりしっとり焼き上げた贅沢ロール。

このバターロールはお客様の声から誕生した商品なのだそうで、純生クリームを加えることで、そのまま食べても驚くほどしっとりソフト

そのままでも十分美味しいが、今回ご紹介した「ハモンセラーノ」や「スモークサーモン」を挟むだけで、簡単ワインバー風ミニサンドにも。

なるし、少しだけレタスやマスタードを加えることで、味の立体感が増して食べ応えもアップ。色々アレンジしがいのある逸品だ。

軽くトーストしても香ばしさ倍増でおすすめ。

ペアリングするなら…シャンパーニュや白スパークリング

バターのコクとワインのキレを合わせて楽しむ、クラシックな組み合わせ

  • ブリュット(辛口スパークリング):バターの香ばしさと相性◎

  • カヴァやプロセッコ:軽やかさと爽快感で、朝食〜ブランチにも合う

  • 白ワイン(冷やしたソーヴィニヨン・ブラン)もおすすめ!

 

お酒に合わせるのはチーズやハムだけじゃない。

パンそのものが主役になるのが、この「発酵バターロール」の魅力。

ホームパーティーにもぴったりの万能食材として、ぜひレパートリーに入れておきたい一品だ。

まとめ|成城石井のおつまみとお酒で、週末の晩酌が“ごちそう時間”に

成城石井で選んだおつまみを中心に、白ワイン、赤ワイン、スパークリングワインなど、お酒と食のマリアージュをじっくり味わう晩酌時間は、まさに自分へのご褒美。
火も包丁もほとんど使わずに、“ちゃんと美味しいもの”が揃うのは、成城石井ならではの魅力。

今日紹介した成城石井のおつまみ4選:

  1. スモークサーモンスライス × シャルドネ/ソーヴィニヨン・ブラン

  2. ハモンセラーノ(12ヶ月熟成) × テンプラニーリョ/ピノ・ノワール

  3. 豆腐×チーズの即席レアチーズ風 × 貴腐ワイン/アイスワイン
  4. もっちりバターロール × スパークリングワイン

今日は何を飲もう? 何を食べよう?

そんな悩みすら楽しくなるのが、成城石井+ワインの組み合わせ。

ぜひ、あなたの“おうち飲み”をちょっとだけ贅沢にしていただきたい。

 

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食いしん坊ライター らむこの顔写真

この記事を書いた人:らむこ

おいしいものと人の温かさを探して、あちこち食べ歩いています。
レビュー歴10年以上、Googleレビューでは全国上位5%のレビュアーとして活動中。ブログやSNSでは、料理の味だけでなく、空間や人柄、ちょっとした気づきまで伝わるようなレポートを心がけています。
日々の食がちょっと楽しみになるような、そんなヒントをお届けできたらうれしいです。