心地よい風を感じつつも、もはや初夏というより夏本番みたいな日も少なくないこの頃。この季節は、美味しい旬食材が豊富に出回り、家飲みやホームパーティーがぐっと楽しくなる。
今回は、「家飲み」「おつまみレシピ」「旬の食材」などを探している方にぴったりの、初夏の夜にぴったりな簡単なのに見た目もおしゃれで、ワインやビールに合う初夏のおつまみレシピをご紹介。
- 1.夏の甘さがはじける!とうもろこしの簡単フリットレシピ
- 2. 湯むきのひと手間が大事!トマトのハニーマリネレシピ
- 3. 白ワインにぴったり!鮎の香りを閉じ込めたオイルコンフィ
- 4. おうちバル気分!枝豆とクリームチーズの濃厚ディップ
- まとめ:旬食材で楽しむ、初夏のおつまみ時間
1.夏の甘さがはじける!とうもろこしの簡単フリットレシピ
とうもろこしの甘みとサクサク衣がクセになる、ビールにぴったりのおつまみ。揚げたてをぜひ!
■材料と作り方(誰でもできる簡単レシピ)
【材料】
生のとうもろこし、薄力粉、炭酸水、塩、揚げ油
【作り方】
とうもろこしの実を包丁でそぎ落とす。
薄力粉を炭酸水で溶き、とうもろこしを絡める。
中温の油でサクッと揚げる。仕上げに塩を振って完成!
■ちょっと雑学(食材豆知識)
とうもろこしは「収穫直後」が一番甘い。収穫からほんの数時間でも糖度はぐっと下がるため、できるだけ新鮮なものをすぐ調理するのがポイント。
買ったその日に揚げると、最高の甘みが楽しめること間違いなし!
2. 湯むきのひと手間が大事!トマトのハニーマリネレシピ
甘酸っぱいトマトに、はちみつとレモンがほんのり香る涼やかなマリネ。冷えた白ワインやロゼワインとの相性は抜群。
■材料と作り方(誰でもできる簡単レシピ)
【材料】
ミニトマト各種、はちみつ、レモン汁、オリーブオイル、塩、胡椒、フレッシュハーブ(バジルやイタリアンパセリなど)
【作り方】
ミニトマトは湯むきしておく。
ボウルに、はちみつ・レモン汁・オリーブオイルを合わせ、塩胡椒で味を調える。
トマトとハーブを和えて、冷蔵庫で1時間ほどマリネしたら出来上がり!
■ちょっと雑学(食材豆知識)
リコピンはオリーブオイルと一緒に摂ると体内吸収率が2倍以上にアップ!美味しくて、体にも嬉しい一品。
ちなみに赤・黄・オレンジなど、色とりどりのトマトはリコピンやβカロテンなど、色素ごとに違う栄養が含まれている。パーティメニューなどの際は、色々な色で作ってみても良いかも。
3. 白ワインにぴったり!鮎の香りを閉じ込めたオイルコンフィ
香り高く、しっとり仕上がるオイルコンフィ。白ワインと合わせれば、レストランのようなひと皿に!?
■材料と作り方(誰でもできる簡単レシピ)
【材料】
鮎(内臓処理済み)、塩、オリーブオイル、ローリエ、にんにく
【作り方】
鮎に塩をふり、30分ほど置いて水気をふき取る。
鍋に鮎とオリーブオイル、ローリエを入れ、90~100℃の低温で30~40分ほど煮る。
中まで火が通ったら完成。
■ちょっと雑学(食材豆知識)
鮎は日本の「香魚(こうぎょ)」とも呼ばれており、その香りというのがスイカやキュウリに似た爽やかな香りで、季節感たっぷり。
低温でオイルコンフィにすることで、ふっくら柔らかく、香りも逃さないのでおすすめ。
4. おうちバル気分!枝豆とクリームチーズの濃厚ディップ
枝豆の香ばしさとチーズのコクがマッチした、なめらかで食べやすいディップ。バゲットに塗って、白ワインや軽めの赤と楽しむのもあり。
■材料と作り方(誰でもできる簡単レシピ)
【材料】
枝豆(茹でて剥いたもの)、クリームチーズ、レモン汁、塩こしょう
【作り方】
茹でた枝豆(レンジでもOK!)をミキサーにかけて細かくし、やわらかくしたクリームチーズと混ぜる。※食感が欲しいときは、粗く刻んだ枝豆も入れる。
レモン汁、塩こしょうと混ぜて完成!ワインにもビールにも合う鉄板の組み合わせ。
■ちょっと雑学(食材豆知識)
枝豆は、実は「未成熟な大豆」。栄養価が高く、たんぱく質、ビタミンC、カリウムが豊富。
そのままでも美味しいけれど、クリームチーズと合わせると、コクが加わり絶品おつまみに大変身!
まとめ:旬食材で楽しむ、初夏のおつまみ時間
初夏は、素材そのものが主役。難しいテクニックがなくても、旬の力で「ちょっと凝った」ように見える一皿も、わりと簡単に作れる。
今日紹介した5つのおつまみは、どれも「頑張りすぎない」けど「ちゃんと特別感が出る」レシピばかりなので、料理が苦手でも大丈夫。旬の力を借りて、ワインやビールを片手に、初夏の風を感じながら、ぜひ家飲み時間を楽しんでいただきたい。
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