JR国立駅から徒歩5分、生ドーナツで話題のTRUFFLE DONUT(トリュフドーナツ)国立店から、また新しいスイーツが登場した。その名も「ブリュレフレーキー(税込450円)」。
3月に発売されたサク揚げの「フレーキードーナツ」を、さらにスイーツへと振り切った一品だ。何層にも折り重なったフレーキー生地に濃厚カスタードを絞り、表面を注文ごとにバーナーで炙ってブリュレするという、これまでのドーナツとはまったく違う作り方をしている。
今回も発売にあわせて厨房で製造工程を見せてもらい、炙りたてを実食させてもらった。カリッ・トロッ・じゅわっと三つの食感が一度に来る、その正体を写真とともにレポートしたい。
- ブリュレフレーキーとは|フレーキー生地×ブリュレという新発想
- 厨房で見た製造工程|カスタード・グラニュー糖・二度の炙り
- 実食レビュー|カリッ・トロッ・じゅわっの三層食感
- フレーキードーナツとの違い|どっちを選ぶ?
- こんな人におすすめ
- 店舗情報・アクセス
- まとめ
ブリュレフレーキーとは|フレーキー生地×ブリュレという新発想
ブリュレフレーキーは、バターを折り込んだフレーキー生地に濃厚カスタードを詰め、表面のグラニュー糖をバーナーで炙ってブリュレに仕上げたドーナツだ。英語表記は「Crème brûlée flaky」。
ベースになっているのは、3月に登場した「フレーキードーナツ」。パイのように層が立ち上がるあの生地に、クレームブリュレの要素を掛け合わせている。公式のコピーは「パリ、とろ、じゅわ。」。食べると、この三語がそのまま食感の説明になっていることがわかる。
- パリッ|香ばしいブリュレ
- 表面のグラニュー糖をバーナーで炙り、カラメル状に固めた層。スプーンや歯が当たるとパリッと割れる。
- とろっ|濃厚カスタード
- 生地の中に絞り込まれた、なめらかで濃厚なカスタードクリーム。ブリュレの香ばしさと対になる。
- じゅわっ|バター香るしっとり層
- フレーキー生地の折り重なった層。噛むとバターの風味がじゅわっと広がる。
厨房で見た製造工程|カスタード・グラニュー糖・二度の炙り
今回も厨房に入らせてもらい、ブリュレフレーキーが組み上がっていく様子を間近で見せてもらった。工程はおおまかに「揚げ → カスタード注入 → グラニュー糖 → 炙り → グラニュー糖 → 炙り → 乾かし」の流れ。なんと糖をまぶして炙る工程を二度繰り返しているのが、この商品のこだわりだ。
土台になるのはフレーキー生地。横から見ると、何層にも重なった構造がはっきり見える。クロワッサンのような層の立ち上がりがありつつ、表面は揚げているので香ばしい。
濃厚カスタードを絞り込む
生地の中央から、専用の口金でカスタードクリームを注入していく。見るからに濃度の高いクリームで、表面にこんもり盛り上がるほどたっぷり絞り込んでいた。この量が、あとで「とろっ」の正体になる。
グラニュー糖をまとわせる
カスタードを絞った面に、グラニュー糖をたっぷりとまぶす。この糖が、次の炙り工程でカラメル化して、パリパリのブリュレ層に変わる。クレームブリュレと同じ原理だ。
注文を受けてから、二度炙る
仕上げは注文を受けてからの炙り。バーナーで表面のグラニュー糖を一気に炙っていくと、みるみる色が変わり、香ばしいカラメルの香りが立ちのぼる。
そして驚いたのが、ここで一度では終わらないこと。一度炙ったあと、もう一度グラニュー糖をまぶして、二度目の炙りを重ねるのだ。糖と炙りを二層重ねることで、カラメルに厚みが出て、あの「パリッ」と力強く割れる食感が生まれている。手間をかけた分だけ、ブリュレの香ばしさと食感がしっかり立つ。
風で冷まして、カラメルを固める
二度の炙りを終えても、まだ完成ではない。炙りたての表面はまだ飴状にとろりと緩いため、扇風機の風を当てて表面を冷まし、カラメル層をパリッと固めていく。この「乾かし」があるからこそ、あの「パリッ」と割れる食感が完成する。

カスタード注入から二度の炙り、そして乾かしまで、ひとつずつ手作業で仕上げていく。この「できたて提供」だからこそ、パリパリの食感が一番いい状態で出てくる。提供までは5~10分ほど見ておきたい。
実食レビュー|カリッ・トロッ・じゅわっの三層食感
割ってみると、フレーキー生地の層の間から、濃厚なカスタードがとろりとあふれてくる。断面だけでもう美味しいのが伝わる。
ひと口食べると、まず表面のブリュレがパリッと割れる。続いてカスタードがトロッと舌に広がり、最後にフレーキー生地がじゅわっとバターの風味を残す。本当に三つの食感が順番に、しかも一度に押し寄せてくる。二度炙りのブリュレは厚みがあって、歯を当てたときの割れる感触がしっかりしている。
正直に言うと、かなり甘い。ブリュレの香ばしい甘さと濃厚カスタードが重なるので、甘いものが好きな人にはたまらない満足感がある。逆に甘さ控えめが好みなら、このお店には生ハムプレーン(税込400円)のようなおつまみ系の生ドーナツもあるので、そちらと組み合わせるのもいい。
賞味期限はわずか30分とのこと。炙りたてのパリパリが活きるうちに食べてこその一品なので、買ったらなるべく早めに味わってほしい。
フレーキードーナツとの違い|どっちを選ぶ?
前作のフレーキードーナツと、今回のブリュレフレーキー。同じフレーキー生地を使っているが、立ち位置はかなり違う。
- フレーキードーナツ(380円/420円)
- シナモンシュガー・チョコレートの2種。サク揚げの軽さが主役で、食後感が軽い。テイクアウト向き。
- ブリュレフレーキー(450円)
- 注文ごとに二度炙りする、できたて提供。カスタード+ブリュレで濃厚なスイーツ寄り。賞味期限30分の「その場で食べる」一品。
軽くつまみたいならフレーキードーナツ、しっかりスイーツとして味わいたいならブリュレフレーキー、という選び方になる。同じ生地から、ここまで方向の違うものを出してくるのが面白い。
こんな人におすすめ
- クレームブリュレや、パリパリ食感のスイーツが好きな人
- 濃厚なカスタードクリームに目がない甘党の人
- その場でしか味わえない「できたて」「炙りたて」に惹かれる人
- 国立で新しいスイーツやカフェ巡りのスポットを探している人
- 生ドーナツは食べたので、次の一手を試してみたい人
店舗情報・アクセス
| 店名 | TRUFFLE DONUT 東京 国立店 |
|---|---|
| 商品 | ブリュレフレーキー(税込450円)/2026年6月1日発売 |
| 営業時間 | 11:00〜18:00(売り切れ次第終了) |
| 定休日 | 不定休 |
| 住所 | 東京都国立市中1-7-91 MIOHNA国立1階 |
| アクセス | JR国立駅南口より徒歩5分 |
| 駐車場 | なし |
| 予約 | 数量限定のため、電話予約がおすすめ |
JR国立駅南口から大学通りにかけては、個人経営のカフェやスイーツ店が点在するエリア。落ち着いた街並みのなかに新しい店が増えており、休日の食べ歩き・カフェ巡りスポットとして人気が高まっている。TRUFFLE DONUT国立店もそのひとつで、駅から徒歩5分とアクセスしやすい。
まとめ
トリュフドーナツの新作「ブリュレフレーキー」は、フレーキー生地に濃厚カスタードを詰め、注文ごとに二度炙りしてブリュレに仕上げる新感覚スイーツだ。
パリッと割れるブリュレ、トロッと広がるカスタード、じゅわっとバターが香る層。三つの食感が一度に来る満足感は、生ドーナツともフレーキードーナツとも違う、独自の体験だった。糖と炙りを二層重ね、さらに風で固めるという手間のかけ方も含め、賞味期限30分という儚さの理由がよくわかる一品だと思う。
かなり甘めなので甘党の人には特におすすめ。気になる人は、売り切れる前に、できれば電話予約をして訪れてみてほしい。
※先行試食にご招待いただいた体験をもとに、筆者が自主的に執筆した記事です。
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この記事を書いた人:らむこ
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