右手にはワインを、左手にはビールを。

美味しいの裏側には、作り手のストーリーがある。Google飲食店レビュー1,000万回閲覧の酒好きが綴る食と酒のノンフィクション。

トリュフドーナツ新作「フレーキードーナツ」先行実食レポ|生ドーナツの次はザクザク新食感

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生ドーナツ専門店TRUFFLE DONUTから、まったく新しい路線の新商品「Flaky Donut(フレーキードーナツ)」が2026年3月20日に発売された。

「サク揚げ、新食感ドーナツ」と銘打たれたこの商品、発売前に厨房で製造工程を見学し、揚げたてを実食させてもらった。

結論から言うと、これは生ドーナツとは完全に別物だ。

以前、国立店のオープン時に厨房取材をさせてもらったときに食べたふわふわ・もっちりの生ドーナツとは、見た目も食感もまるで違う。

あのブランドがこの方向に振ってきたのか、という驚きがあった。

フレーキードーナツとは|パイ生地を揚げる、という発想

TRUFFLE DONUT店内に掲示されたFlaky Donutの告知ポスター。シナモンシュガーとチョコレートの2種類が写り、「焼いてないのに、焼いたみたい。サク揚げ、新食感ドーナツ。」のコピーと3月20日新発売の案内が添えられている

店内に掲示されていたフレーキードーナツの告知POP。断面の層がしっかり伝わるビジュアルだ

フレーキードーナツは、バターを折り込んだパイ生地を何層にも重ねて高温で一気に揚げるドーナツだ。

公式は「焼いていないのに、焼いたみたい」と表現しているが、実際に食べると意味がわかる。

クロワッサンのような層の立ち上がりがあるのに、外側はカリッと揚がっている。

ドーナツでもパイでもクロワッサンでもない、ちょっと不思議なポジションの食べ物だ。

厨房で見た製造工程

スタッフが多層に折り重なったフレーキードーナツの生地をフライヤーに投入する様子。左手に数枚重ねた薄い円形の生地を持っている

層が見える薄い生地をフライヤーへ。この時点ですでにパイ生地の構造がわかる

今回も厨房に入らせてもらい、作る工程を間近で見ることができた。

揚げ

フライヤーの中で揚がるフレーキードーナツ3個。生地が膨らみ、層の隙間が開いてきている

油の中で層が開いていく。生ドーナツとはまったく違う膨らみ方だ

生ドーナツと同じフライヤーを使っているが、生地の挙動がまったく違う。

油に入れた瞬間、層の隙間から気泡が立ち上って生地がみるみる膨らんでいく。

生ドーナツがじんわり火が通っていくのに対して、フレーキーはパイ生地特有の「層が開く」反応が目に見えてわかる。

シナモンシュガーの仕上げ

バットに敷き詰められたシナモンシュガー。たっぷりの量が用意されている

シナモンシュガーがぎっしり敷き詰められたバット

揚げ上がったドーナツを、シナモンシュガーを敷き詰めたバットの中で転がして全体にまぶしていく。

粉の量がかなりたっぷりで、側面の層の隙間にもしっかり入り込んでいた。

スタッフがシナモンシュガーのバットの中で揚げたてのフレーキードーナツを転がし、全体にまぶしている様子

揚げたてをバットの中で転がしてまぶしていく。奥にはチョコがけ済みの生ドーナツも見える

チョコレートの仕上げ

スタッフがフレーキードーナツの片面をボウルの溶かしチョコレートに浸している様子。手前にカカオニブの容器が見える

溶かしチョコに片面をディップ。手作業で一つずつ丁寧に浸けている

チョコレートのほうは、ボウルに溶かしたチョコを片面にディップしてからカカオニブを散らす仕上げ。

手作業で一つずつ丁寧に浸けていて、チョコの厚みがしっかりある。

チョコレートがけが完成したフレーキードーナツ2個にカカオニブを散らしている様子。隣のバットにはシナモンシュガー味が並ぶ

仕上げにカカオニブを散らして完成。左のシナモンシュガーと並ぶと色のコントラストがいい

実食レビュー|2種類を食べ比べ

フレーキードーナツのシナモンシュガー(左)とチョコレート(右)を皿に並べた外観。シナモンシュガーは表面にグラニュー糖がきらめき、チョコレートはたっぷりのチョコとカカオニブで覆われている

シナモンシュガー(左)とチョコレート(右)。どちらも側面にパイ生地の層が見えるOpus 4.6拡張

シナモンシュガー(税込380円)

割った瞬間、パイのように層が剥がれていくのが見える。食感は「ザクザク」という表現がそのまま当てはまる。

正直に言うと、私はシナモンがそこまで得意じゃない。

でもこのドーナツのシナモンは重くならない。

ザクザクした生地の軽さとシナモンシュガーの甘みが噛むたびに混ざって、ちょうどいい塩梅に着地している。

シナモンの主張が生地の食感に分散されるような感覚で、シナモンが苦手な人にこそ試してほしい一品。

チョコレート(税込420円)

チョコがたっぷりかかっている。

ディップ工程を見ていたので納得だが、食べるとチョコの層とパイ生地の層が口の中で分離して溶けていく感じがある。

カカオニブのビター感と粒々の食感がアクセントになっていて、甘さ一辺倒にならないのがいい。

 

フレーキードーナツのシナモンシュガーとチョコレートを半分に割って皿に並べた断面。どちらも何層にも重なったパイ状の生地が見える

シナモンシュガー(手前)とチョコレート(奥)の断面を並べて。どちらも層の空洞がしっかり入っている

どちらが好みかは完全に分かれると思うが、個人的にはどっちも好き。

そして両方に共通して言えるのが、生ドーナツよりちょうどいいということ。

生ドーナツのもっちり感は確かに美味しいけれど、食べ進めるとどうしても油の重さが出てくる。

フレーキードーナツは層の間に空気が入っている分、食後感が軽い。

これは大きな違いだと思う。

なぜ生ドーナツの次が「ザクザク」なのか

厨房でカットしたフレーキードーナツの断面クローズアップ。幾層にも折り重なったパイ生地の構造と、割れた破片が見える

厨房で割ってもらった断面。この層構造がサクサク感の持続しやすさにつながっている

ブランド側は、生ドーナツ人気が続く一方で「油感」「時間経過で食感が変わる」「新規層への広がり」といった課題があったと説明している。

実際に両方を食べ比べた立場から言うと、この課題設定は的を射ている。

生ドーナツは揚げたてから時間が経つと食感が変わりやすい。

フレーキーは構造的にサクサク感が持続しやすいので、テイクアウトとの相性も良さそうだ。

流行のフレーバー追加ではなく、食感そのものを変えてきたという点で、単なる新商品ではなくブランドの次の柱を狙った一手に見える。

発売日・価格・販売店舗

項目 内容
発売日 2026年3月20日
シナモンシュガー 税込380円
チョコレート 税込420円
販売店舗 TRUFFLE DONUT全国店舗(一部取り扱いなし)

確実に買いたい場合は、利用予定の店舗のSNSで事前に確認しておくのがおすすめ。

まとめ

トリュフドーナツの新作「フレーキードーナツ」は、パイ生地の多層構造をサク揚げしたザクザク食感のドーナツ。

生ドーナツのふわもち路線とは完全に別軸の商品で、食後感の軽さが印象的だった。

シナモンシュガーは380円、チョコレートは420円。

2026年3月20日から全国のTRUFFLE DONUT店舗で販売中。

ふわふわ系の生ドーナツが好きな人にも、逆にちょっと重いなと感じていた人にも刺さる新食感だと思う。

気になる人は店舗にチェックしてみてほしい。

 

※先行試食にご招待いただいた体験をもとに、筆者が自主的に執筆した記事です。

 

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食いしん坊ライター らむこの顔写真

この記事を書いた人:らむこ

おいしいものと人の温かさを探して、あちこち食べ歩いています。
レビュー歴10年以上、Googleレビューでは全国上位5%のレビュアーとして活動中。ブログやSNSでは、料理の味だけでなく、空間や人柄、ちょっとした気づきまで伝わるようなレポートを心がけています。
日々の食がちょっと楽しみになるような、そんなヒントをお届けできたらうれしいです。