右手にはワインを、左手にはビールを。- そそぐTV -

食の世界に魅せられて。美味しい料理やお酒が好きなアラサーです。 「食のエンターテイメント」を、皆さんと共有出来たら良いなと思います。

国分寺のイチオシイタリアン!人魚が住む店、シレーナ

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皆さん、イタリアンは好きだろうか。

色とりどりの前菜にパスタやピザ、美味しい魚とお肉、それに合うお酒を楽しんで最後はドルチェ……。私は勿論イタリアンが大好きだ。

とはいえ、今やイタリアンといえばかなりの数の店があり、その中には、素晴らしいお店もあれば、時には少し残念に思う場所も、正直なところ存在する。

しかし先日、お店の雰囲気もホスピタリティも料理の味も、どれも素敵だと思える場所に巡り合ったのだ。ということで今回は、表に素敵な人魚の看板がかかる、とあるイタリアンでの食事について書いていきたいと思う。

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Sirena(シレーナ)

国分寺駅北口から5分ほど歩いたところにあるイタリアン、シレーナ

イタリア語で人魚という素敵な名前のこのお店だが、その前評判は、陽気な外人さんが楽しませてくれる上に、何よりそのコスパが素晴らしいということで、女性を中心に人気というものだった。

楽しい食事の始まり!(アミューズ~前菜)

今回は初めての来訪なので、2番目のクラスの3000円コースをオーダー。

ボルドーのスパークリングワインで乾杯し、楽しい食事のスタート。
まずはアミューズで、パプリカのムースが登場。パプリカの甘味のあるムースに胡椒のスパイシーさとオリーブオイルの風味がマッチして、美味い!とろりとした食感がたまらない。そして少し物足りないと思わせるこの量こそ、さらなる食欲をかき立てられてしまうのだ。
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そうして、お腹の空き具合がちょうど良くなったところで、前菜の盛り合わせがやってきた。前菜はカルパッチョか、盛り合わせかを選べる。ちなみに盛り合わせだと+500円かかるのだが、私からはこの盛り合わせを勧めさせていただく。

理由はすぐにお分かりいただけるだろうと思う。

ということで、一見して驚いたのは、そのボリューム。生ハムメロンが贅沢にその存在を主張する中、他にも様々な前菜が載っていて心が躍る。

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なんといっても素晴らしいのはこの味である。

生ハムメロンが美味しいのは勿論のこと、季節のイチゴとミョウガを使ったカルパッチョは、旬パワーによって甘さやシャキシャキ感が際立っている。

バルサミコ酢のごぼうピクルスはエグみが全くなく、バルサミコ酢の旨味が染みこんでいてさっぱり食べられるという意外な美味しさ。さらに、大きなイチジクのスモークチーズ挟みは、一緒に食べるとても合い、驚きの連続だ。

ちなみに、これらがあまりにも美味しかったので、家でも再度チャレンジするほど。

いやあ、美味しい。

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お楽しみ、本日のパスタとメイン!

さて、話は戻り、前菜の次のパスタを楽しむことに。スパークリングワインもなくなったところで、赤ワインをオーダー。アリアニコとカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドものだ。f:id:licocha:20190420230745j:plain

もともとアリアニコの、タフながらエレガントさが感じられる味わいが好きな私。ワインだけでも十分楽しさを満喫できる。

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パスタは、本日のパスタ2種類から選ぶことが出来る。

1種類目は牛肉の赤ワイン煮込みパスタ。濃厚で旨味たっぷりのソース。しつこくならないのは太麺のフィットチーネだから。

これがまた赤ワインとも非常に良く合い、とても美味しかった。

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もう1つは春野菜とムール貝のクリームコンキリエ

コンキリエでなければこのクリームの良さが伝わらない!というほど、このパスタとのクリームの相性が良い。貝のダシベースなので濃厚さがウリなのではなく、むしろ繊細な味わい。ブロッコリーがこれまた美味しい。

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 二つのソースに付ける用にとパンも用意してくれた。ヒマワリの種が入った香ばしい風味のするパンは、ソースとも良く合い、控えめに言って、

最高だった。

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そしてメインも肉と魚料理から選べる。

 当日の肉料理は自家製サルシッチャの窯焼き

じゅじゅじゅ、ジューシー。

骨付き肉大好き。肉料理がウインナー?と思うなかれ。骨の髄液が染みているのか、本当美味しい。

というか、前菜のボリュームに押されてもはやちょうど良い。

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魚料理だと海老・ホタテとふわふわの卵(料理名が出てこない……!笑)を楽しめる。

ボリュームが少ないのかと思いきや、このふわっふわ卵が良い仕事をするのだ。

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ソースに良く絡み、口の中で弾力を保ったまま、噛むごとにジュワッと卵と海鮮の旨味が出てくる。

こういうシンプルな料理、難しいと思うんだよなあ。それでも美味しいと思わせるのだから、やっぱりここのシェフ、すごいなあ。

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 そしてこちらは、水の代わりにワインを使って作られたチョコとナッツ入りのパン。もうそれだけでワインに合わないわけはないのだが、それにしても美味しい。

こういうのどうやって思いつくのだろう。バルサミコ酢につけても良く合う。ああ美味しい、楽しい、嬉しい!♪

 

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おしまいのデザートワイン 

そしてドルチェの前には、ぶどうを遅摘して甘くしたデザートワインも。もったりとしてコクのある甘さがもうたまらないわけで。

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 そして最後はドルチェとコーヒーを。

フルーツ中心のさっぱりとした味わいに仕上げたドルチェを平らげ、温かいコーヒーを飲み干す。

うううぅーーーーん、至福!!!

ホスピタリティ溢れる本格イタリアン

ということで、今回は本当に総合力の高い店に出会った。雰囲気も良く明るい店。美味しくて楽しい店。そんな店で食事したら、会話だって自然と弾んでしまう。本当に良い時間だった。

料理は、上のランクのコースを試したいと思える美味しさと値段設定。次回は、ぜひスペシャルコースを頼みたいと思う。

そんな素敵な店なので、イタリアンを楽しみたい人は、ぜひ立ち寄ってみてほしい。

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