右手にはワインを、左手にはビールを。

美味しいの裏側には、作り手のストーリーがある。Google飲食店レビュー2,000万回閲覧の酒好きが綴る食と酒のノンフィクション。

食と酒の実績・PR事例まとめ|らむこ(Googleレビュー2,000万以上閲覧)

はじめまして、らむこと申します。

社会人二年目から酒のバイヤーとして、数千種類の酒を舌に通してきました。店舗の客層や売上に合わせた酒のラインナップ設計に携わり、主力商品として採用された実績もあります。

その舌と、忖度のないレビューを武器に、いまは飲食店・お酒・食品の魅力を伝えています。

実績(2026年7月時点)

  • Googleマップ ローカルガイド レベル8|累計2,000万回以上閲覧|レビュー170店舗以上
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  • ブログ運営(飲食・食・酒ジャンル中心)
    SEOを意識した構成で検索流入を継続的に獲得(例:「国立 ドーナツ」などで検索1ページ目表示実績あり)
  • PR・取材:東京都内の飲食店・食品企業を中心に多数

発信で大切にしていること

単なる感想ではなく、

  • 料理内容
  • 価格帯
  • 利用シーン
  • アクセス情報
  • 決済方法

など、実際に来店・購入する人に役立つ情報設計を重視しています。

一過性の拡散ではなく、長く価値が残るコンテンツづくりを心がけています。

💡 レビューの型

アクセス → 雰囲気 → 利用目的 → 注文 → 詳細 → 価格 → 決済 → おすすめ。実際に来店する人が知りたい順に、毎回同じ設計で書いています。

広告・集客もわかる書き手です

BtoB SaaS領域にて、広告運用(SNS広告・検索広告)とアクセス分析・改善提案を担当。顧客獲得単価(CPA)を20,000円から5,000円台へ、4分の1に改善した実績があります。

だからPRも、ただ掲載するのではなく「集客につながる伝え方」で設計できます。

PR・取材実績(一部抜粋)

  • 株式会社トリクミ 様
  • 株式会社東京いちごカフェ 様
  • 株式会社ロイヤル商事 様
  • 焼き鳥どん 豊田店 様
  • 株式会社奴ダイニング 様
  • OXY株式会社 様
  • 株式会社アクトアウト 様

その他、東京都内を中心にご依頼いただいております。

ご依頼・対応内容

PR・レビュー 飲食店/食品/お酒のPR・実食レビュー
取材記事 ブログ・SNS連動の取材コンテンツ制作
Googleマップ集客(MEO) 情報設計・改善サポート
SNS・広告 運用相談・広告運用サポート

「PRだけお願いしたい」「集客や運用も含めて相談したい」どちらでも問題ありません。

内容が固まっていなくても、まずはお気軽にご相談ください。

おわりに

このブログ・SNSでは、食とお酒を丁寧に伝えることを大切にしています。

ご依頼・ご相談は、Instagram(@winebeer.cheers)のDMまたはお問い合わせフォームよりお願いいたします。

無理な営業や勧誘は行っておりませんので、情報収集段階でもお気軽にご連絡ください。

ご縁がありましたら、ぜひ一緒に魅力を形にできれば嬉しいです。

元は半導体工場?勝沼「MGVsワイナリー」でIWC金賞の甲州を飲み比べてきた

半導体工場が、ワイナリーになった。冗談のような話だが、山梨県甲州市勝沼町に実在する。その名はMGVs(マグヴィス)ワイナリー。半導体加工会社・塩山製作所が2017年、自社工場をリノベーションして立ち上げたワイナリーである。

ウエーハを守っていた窒素ガスはぶどうの酸化防止に。クリーンルームは発酵と瓶詰めの部屋に。ものづくりの技術がそのままワイン造りに受け継がれた、日本でも珍しい一軒だ。

今回はテイスティングメニューをひと通り体験してきたので、その様子を詳しく紹介する。この日の飲み比べには、IWC2025金賞受賞ワインも登場した。

※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。車・自転車を運転される方へのテイスティング提供はありません。

MGVsワイナリー周辺に広がる勝沼のぶどう畑と山並み
ワイナリーの周囲にはぶどう畑が広がる

半導体工場がワイナリーになるまで

MGVsワイナリーの母体は、半導体のダイシング加工などを手がける株式会社塩山製作所である。勝沼工場として稼働していた建物を改装し、2017年4月にワイナリーとして生まれ変わった。MGVsは「Matsuzaka Green Vineyards」の頭文字。オーナーの松坂浩志氏が家業のぶどう園を継承し、大のワイン好きが高じてワイン事業への参入を決めたという経緯を持つ。

面白いのは、半導体製造の技術がそのままワイン造りに活きていることだ。

たとえば窒素ガス。半導体工場では、シリコンウエーハを酸素や水分から守るために窒素を使う。MGVsではこの技術をぶどう果汁の酸化防止に転用しており、屋外に立つ液化窒素のタンクは半導体時代から使われてきたものだという。ほこりを徹底的に排除するクリーンルームは、発酵・瓶詰め・保管の部屋として現役だ。タンクの温度管理システムやテイスティング用のワインサーバーに至っては自社製である。

MGVsワイナリーのガラス張りのエントランス外観
ガラス張りのエントランス。「YES, WE ARE OPEN」の札が迎えてくれる

ショップの床や什器にも工場時代のアルミ材が再利用されており、内装は雑貨店のように洗練されている。ガラス越しにタンク室や瓶詰室を自由に見学できるので、大人の社会科見学としても楽しい空間だ。

MGVsワイナリーの店内。ワインや雑貨が並ぶショップ
ショップにはワインのほか書籍やアパレルも並ぶ

甲州とマスカット・ベーリーAだけ。畑ごとに仕込むテロワール主義

MGVsが扱うぶどうは、日本固有品種の「甲州」と「マスカット・ベーリーA」の2つだけである。流行の国際品種には手を出さず、勝沼で古くから育てられてきた品種に絞り込む。この徹底したローカル主義が、MGVsのワイン造りの土台になっている。

畑は勝沼を中心に、一宮、穂坂、山梨市などに点在し、畑ごとに仕込みを分ける。ワイナリーのすぐ横を流れる日川がつくった扇状地は水はけがよく、川沿いを抜ける風がぶどうの香りを育てるのだという。醸造責任者は、ワイン造り40年以上のエノロジスト・袖山政一氏が務める。

【知識ボックス】MGVsを支える2つの日本固有品種

甲州(こうしゅう)
山梨を代表する白ワイン用品種。1000年以上前から栽培されてきたとされ、和柑橘を思わせる香りと穏やかな酸が特徴。和食との相性がよい。MGVsでは白ワインと白スパークリングに使われる。
マスカット・ベーリーA
川上善兵衛が交配した日本生まれの黒ぶどう。いちごやキャンディを思わせるチャーミングな香りが持ち味で、渋みは穏やか。MGVsでは赤・ロゼ・ロゼスパークリングに使われる。

ワイン名は「アルファベット+3桁数字」

MGVsのワインには、いわゆる商品名がない。すべて「K235」「B153」のような記号で呼ばれる。これは半導体の型番文化を受け継いだ命名体系で、記号を読み解けばワインの中身が分かる仕組みになっている。

【知識ボックス】ワイン名の読み方

頭のアルファベット
K=甲州(Koshu)、B=マスカット・ベーリーA(Bailey A)。
数字の1桁目
ぶどうの収穫地。1=勝沼町、2=一宮町、3=穂坂町など。5はGI Yamanashi(山梨県産)を表す。
数字の2桁目・3桁目
仕込み方と製造方法。たとえば末尾の7はタンク内二次発酵(シャルマ方式)、8は瓶内二次発酵のスパークリングを示す。

つまり「K537」なら、山梨県産の甲州をタンク内二次発酵で仕上げたスパークリング、と読める。ラベルを眺めるだけで造りが分かる、理系らしい合理性である。

K・Bの記号が並ぶMGVsのワインボトル売り場
売り場にはK・Bの記号が並ぶ。テイスティングシートも用意されている

MGVsワイナリーのテイスティング体験レポート

テイスティングは有料で、グラスワインは30mlが250円から。少量ずつ試せるので、飲み比べに向いている。今回はおすすめメニューの3つをすべて注文した。

テロワールセット 日替わり3種(1,500円)

白・ロゼ・赤を1杯ずつ楽しめる飲み比べセット。銘柄は日替わりで、この日は次の3種だった。

白:K235 一宮町卯ツ木田 2020(甲州)
ロゼ:B521 GI Yamanashi 2024(マスカット・ベーリーA)
赤:勝沼町引前 2018(マスカット・ベーリーA)

驚いたのは白のK235である。IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2025で金賞を受賞した、まさにそのワインだ。さわやかな香りに、じんわりと続く旨みの余韻。熟成による厚みも感じられ、甲州の奥行きを教えてくれる一杯だった。

ロゼと赤はどちらもマスカット・ベーリーA。3杯を並べると色のグラデーションが美しく、同じ造り手・同じ土地でも品種と仕込みでここまで表情が変わるのかと実感できる。ちなみにK235は単品だと8,800円のフラッグシップ。受賞クラスのワインを含む3種で1,500円という価格は、率直に言って驚きである。

テロワールセット3種のグラスとテイスティングシート
各ワインには詳細なテイスティングシートが付く

スナック付き白スパークリング「POSH」(土日限定・1,000円)

MGVsではスパークリングワインを「POSH(ポシュ)」という愛称で呼ぶ。いただいたのはK537 GI Yamanashi N.V.。タンク内二次発酵(シャルマ方式)で造られた甲州のスパークリングで、きめ細かい泡とフレッシュな果実味が心地よい。

セットのスナックは黒胡椒のパスタスナック。ピリッとした刺激が泡とよく合い、手が止まらなくなる組み合わせだった。

ぶどうジュース 赤(300円)

ドライバーや子ども向けには、ぶどうジュースが用意されている。ワイン用ぶどうの世界観をアルコールなしで体験できる一杯で、果実味が濃く、ジュース単体でも満足度が高い。運転で来たら潔くこちらを選び、気になったボトルを持ち帰るのが正解だろう。

白スパークリングPOSH(K537)と赤のぶどうジュース、ロゼ・赤ワインが並ぶテイスティングトレー
左が白スパークリングPOSH(K537)、中央が赤のぶどうジュース。黒胡椒のパスタスナック付き

樽の香りを嗅ぎ比べられるオークチップ

カウンターには、フレンチオークのチップが入った小瓶が3種類置かれている。トーストの度合いが異なるチップの香りを嗅ぎ比べると、ワインの「樽香」の正体が体感できる。こうした小さな仕掛けにも、来訪者に楽しんでもらおうという姿勢がにじむ。

カウンターに置かれたフレンチオークチップの小瓶3種
トーストの浅い順に香りを比べると違いがよく分かる

【エリア知識ボックス】勝沼はなぜ日本一のワイン産地なのか

日川がつくった扇状地
ワイナリーの横を流れる日川は、大菩薩嶺から勝沼へまっすぐ流れ下る急流。長い年月をかけて水はけのよい扇状地をつくり、ぶどう栽培に適した土壌を育てた。
寒暖差と風
盆地特有の昼夜の寒暖差に加え、川沿いを抜ける風がぶどうの香りを引き出す。勝沼に30以上のワイナリーが集まる理由である。

【訪問メモ】

  • 週末の日中に訪問。テイスティングは待たずに楽しめた。所要は見学込みで1時間ほど。
  • 駐車場はワイナリー前。EV充電器の設置もあり。
  • 店内はFree Wi-Fiあり。窓際のカウンター席からはぶどう畑と山並みを一望できる。
  • カウンターにタクシー会社の電話番号一覧あり。飲む場合は電車+タクシーでの訪問が安心。
  • 畑は関係者以外立ち入り禁止。ぶどうには触れないこと。

こんな人におすすめ

  • 勝沼でワイナリー巡りを計画している人
  • 日本ワイン、特に甲州やマスカット・ベーリーAに興味がある人
  • 工場見学やものづくりの物語が好きな人
  • 受賞ワインを少量ずつ、手頃な価格で試したい人
  • 運転や家族連れでも楽しめるワイナリーを探している人

店舗情報・アクセス

店名 MGVs(マグヴィス)ワイナリー
住所 山梨県甲州市勝沼町等々力601-17
アクセス 中央自動車道 勝沼ICから車で約6分/JR勝沼ぶどう郷駅から車で約10分、JR塩山駅から車で約12分
営業時間 10:00〜16:00(平日は12:00〜13:00昼休憩あり、土日祝は通し営業)
定休日 火曜(12〜3月は火・水曜)、年末年始 ※臨時休業あり
テイスティング 有料(グラス30ml 250円〜)。醸造施設はガラス越しに自由見学可
支払い方法 クレジットカード各種/交通系IC/電子マネー(iD・QUICPay等)/QR決済(PayPay・d払い・au PAY・楽天ペイ等)
設備 駐車場あり(EV充電器あり)/Free Wi-Fiあり
公式サイト https://mgvs.jp/
備考 車・自転車を運転される方へのテイスティング提供なし。カウンターにタクシー呼び出しの案内あり。20歳未満への酒類提供・販売なし

※営業時間・メニュー・価格は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。(2026年7月訪問)

まとめ

半導体工場の技術と美学を受け継いだ、勝沼でも異色のワイナリー・MGVs。窒素ガスやクリーンルームといった工場の遺産がワイン造りに活き、ワイン名の記号体系にまで理系のDNAが貫かれている。

それでいて、扱うのは甲州とマスカット・ベーリーAという土地の品種だけ。テクノロジーとテロワールが同居する一軒である。

IWC金賞クラスを含む飲み比べが1,500円から楽しめ、ドライバーや子ども向けのぶどうジュースまで用意されている懐の深さも魅力。勝沼ワイナリー巡りの一軒に、ぜひ加えてほしい。

※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。飲酒運転は絶対にやめましょう。

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食いしん坊ライター らむこの顔写真

この記事を書いた人:らむこ

おいしいものと人の温かさを探して、あちこち食べ歩いています。
レビュー歴10年以上、Googleレビューでは全国上位5%のレビュアーとして活動中。ブログやSNSでは、料理の味だけでなく、空間や人柄、ちょっとした気づきまで伝わるようなレポートを心がけています。
日々の食がちょっと楽しみになるような、そんなヒントをお届けできたらうれしいです。

【国立】芸術家・關頑亭のアトリエがカフェに|ギャラリー茶房「頑亭文庫」で名物の中華ちまきを味わう

国立駅南口から富士見通りを歩くこと約10分。住宅街の一角に、「国立の宝」と呼ばれた芸術家・關頑亭(せき がんてい)のアトリエを改装したギャラリー茶房「頑亭文庫(がんていぶんこ)」がある。

天井の高いアトリエ空間で、作品と蔵書に囲まれながらいただくのは、竹の皮に包まれた名物の中華ちまきセット。今回は週末の昼に訪問し、ちまきセットとおまかせ缶ビールをいただいてきたので、店の成り立ちから空間、実食の様子まで詳しくレポートする。

頑亭文庫とは|「国立の宝」關頑亭のアトリエがギャラリー茶房に

頑亭文庫は、彫刻家・書家・画家として活躍した關頑亭(せき がんてい)のアトリエと庭を改装し、2023年6月にオープンしたギャラリー茶房である。

關頑亭は谷保の地に生まれ、国立の自然と文化を愛し続けた芸術家。「国立の宝」とも呼ばれ、2020年に101歳で逝去した。店はご子息が運営されており、頑亭本人の作品や愛読書に加え、交流のあった文化人たちの資料を四季に応じて展示している。

カフェでありながら、多摩の文化に触れられるギャラリーでもある、というのがこの店の性格だ。

国立・頑亭文庫の店頭に置かれた営業案内の看板

店頭の看板。關頑亭とお店の由来が丁寧に紹介されている

關頑亭(せき がんてい)とは

プロフィール
1919年生まれ、東京・谷保出身。彫刻・書・絵画と幅広く手がけ、2020年に101歳で逝去した。国立の自然と文化を愛し、「国立の宝」と呼ばれた。
アトリエについて
建物は約45年前、頑亭が彫刻制作のために建てたアトリエ。丈六(約2.4メートル)の脱活乾漆による弘法大師座像など、大型作品もここで生み出された。入口が大きく天井が高いのは、大作を制作し運び出すための造りだという。
ギャラリー茶房へ
アトリエをどう残すかの検討を経て、約1年半の準備期間ののち2023年6月にオープン。展示は四季に応じて入れ替わる。

アクセスと庭|富士見通りから、緑の小径を抜けて

場所は国立駅南口から南西へ延びる富士見通り沿いを進み、一橋大学キャンパスが途切れたあたりを南へ入った住宅街の中。駅からは徒歩10分ほどだ。

敷地に入ると、店までは石畳の小径が続く。両脇には手入れされた植栽、竹の筧(かけい)から水が落ちる蹲踞(つくばい)もあり、扉をくぐる前から気持ちが切り替わる。

緑に囲まれた石畳の小径の先に見える頑亭文庫の建物

石畳の小径を抜けて店へ。庭の緑が気持ちいい

庭にはパラソル付きのテラス席もあり、こちらはペット同伴が可能。天候に応じて設営されるとのことなので、ペット連れで利用したい場合は店内のスタッフに声をかけるのが確実だ。

頑亭文庫の庭にあるパラソル付きテラス席と大きな陶器の壺

庭のテラス席はペット同伴OK。大きな壺が目印

店内の空間|天井の高いアトリエと、作品・蔵書の間

建物に足を踏み入れてまず目を引くのが、梁がむき出しになった天井の高い空間だ。彫刻制作のためのアトリエだった名残がそのまま活きていて、木の香りに包まれる。照明は竹編みのシェードで、やわらかい光が落ちる。

頑亭文庫の天井。木の梁と竹編みの照明シェード

見上げると木の梁と竹編みの照明。アトリエ時代の造りがそのまま残る

壁には色紙や絵画、直筆の資料が展示され、造り付けの書架には頑亭の蔵書がずらりと並ぶ。畳にソファを置いた席、テーブル席、書斎の奥には窓から庭を眺められる一人掛けの席まであり、席ごとに趣が異なる。筆や写真など、頑亭の仕事道具がさりげなく置かれているのも見どころだ。

店内に活けられた季節の花は、地元・富士見台の「ひるた園芸」によるもの。お店の方いわく、冬場は2ヶ月以上持つこともあるそうで、手入れの行き届いた花が空間をやわらかくしている。

頑亭文庫の店内。畳の間に黒いソファとローテーブル、棚には筆や器が並ぶ

畳×ソファの席。棚には頑亭が使っていた筆や愛用の品々

頑亭文庫の廊下一面に並ぶ蔵書と、奥のロッキングチェアの一人席

廊下の書架には蔵書がぎっしり。奥には庭を望む一人掛けの席も

店内は全席禁煙。会計は各テーブルで行うスタイルで、この日はお着物姿のご主人が、注文から丁寧に案内してくださった。その物腰のやわらかさも、この空間の心地よさの一部になっている。

名物・ちまきセット(1,400円)実食レポート

フードの看板は、ちまきセット(1,400円)。今回はこれと、おまかせ缶ビールを注文した。

竹の皮をほどく楽しみ

ちまきは竹の皮に包まれ、紐で結ばれた姿のまま木のトレイで運ばれてくる。セットの内容は、ちまき、具沢山のお汁、夏野菜の小皿、すいかという構成。梅肉ののった小皿も添えられ、盆全体で季節が表現されている。

頑亭文庫のちまきセット。竹の皮に包まれたちまき、お汁、すいか、夏野菜の小皿が木のトレイに並ぶ

ちまきセット(1,400円)。竹皮の包みを自分でほどいていただく

紐をほどき、竹の皮を開くと湯気がふわり。醤油ベースの香りをまとったおこわがぎっしり詰まっていて、この瞬間がいちばん心が躍る。

具だくさんの中華ちまき

おこわはもっちりとした炊き上がりで、海老、椎茸、たけのこ、銀杏、枝豆と具が豊富。ひと口ごとに違う具に当たるのが楽しく、竹皮の香りがほのかに移ったおこわは、しみじみと美味しい。見た目以上に食べ応えがあり、これひとつで昼食として十分に成立するボリュームだ。

竹の皮を開いたちまき。もっちりしたおこわに海老、椎茸、たけのこ、銀杏、枝豆がのる

海老・椎茸・たけのこ・銀杏・枝豆。具だくさんで食べ応えあり

お汁と季節の小皿、すいかまで

お椀は大根や人参、肉の入った具沢山仕立てで、やさしい味わい。小皿にはとうもろこし、トマト、うり、ゴーヤの和え物と夏野菜が彩りよく並び、締めのすいかはよく冷えていて瑞々しい。ちまきを主役に、汁物・野菜・果物で組み立てられた、過不足のないセットだった。

とうもろこし、トマト、うり、ゴーヤが盛られた夏野菜の小皿

小皿には夏野菜。とうもろこしの甘さが印象的

黒い小鉢に盛られたよく冷えたすいか

締めはよく冷えたすいか。夏を感じる構成

おまかせ缶ビール(600円)と、うれしいおつまみ

ドリンクには、おまかせ缶ビール(350ml・600円)を合わせた。「おまかせ」の名の通り銘柄はその日次第で、この日はザ・プレミアム・モルツ。槌目の入った金属製タンブラーと、刺し子のコースターとともに提供される。この器使いだけでも気分が上がる。

頑亭文庫のおまかせ缶ビール。この日はザ・プレミアム・モルツ。槌目のタンブラーと朱塗りの小皿のおつまみ

おまかせ缶ビール(600円)。槌目のタンブラーと、まさかのおつまみ付き

そしてうれしい驚きだったのが、メニューには記載のないおつまみの小皿が添えられていたこと。朱塗りの小皿に、おかきなどの乾き菓子が盛られていた。緑の庭を眺めながら、作品に囲まれてビールとおつまみ。中華ちまきとの相性も言うまでもなく、昼からゆっくり過ごすには申し分ない組み合わせだった。

朱塗りの小皿に盛られたおかきなどのおつまみ

朱塗りの小皿に盛られたおつまみ。さりげない心遣いがうれしい

※お酒は20歳になってから。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

ドリンクは頑亭珈琲、はくほう紅茶、文庫煎茶、いわてリンゴジュース、愛媛みかんジュース、アイスコーヒーが各600円。アルコールは、おまかせ缶ビール(600円)のほか、瓶ビール「せきや1926」(1,000円)、おまかせウイスキー・ブランデー(ダブル・各800円)が揃う。

スイーツはシフォンケーキ(800円)、もうもう広場アイスクリーム(800円)、アイスクリーム+シフォンケーキ1/2のセット(1,000円)。夏季(〜9月頃)は限定メニューとして、中二丁目のお好みジンジャーエール(800円)、文庫の冷やし中華(1,400円)、村木商店の苺のミルクシェイク(800円)なども登場する。地元の作り手の名前がメニューに並ぶあたりに、国立の街とのつながりを感じる。

頑亭文庫のメニュー表。通常メニューと夏の限定メニュー

メニューは通常+夏の限定の二本立て。キャッシュレス対応も幅広い
訪問メモ:2026年7月・週末の昼に訪問。ちまきセットは女性なら一人前で十分お昼になる量。展示は四季に応じて入れ替わるとのことなので、季節を変えて再訪したい。

国立・谷保エリアメモ

富士見通り
国立駅南口から南西へ延びる通り。名前の通り、冬の晴れた日には正面に富士山を望める。大学通り・旭通りと並ぶ、国立の放射状の街路のひとつ。
谷保(やほ)
頑亭の生まれ故郷。東日本最古の天満宮とされる谷保天満宮があり、国立の南部に位置する歴史あるエリア。
せきや1926
メニューにある瓶ビールの名は、旧国立駅舎の竣工年である1926年に由来する国立のクラフトビール。国立駅徒歩15分の麦酒堂KASUGAI(明治43年創業の酒屋・せきや系列)が醸造している。
▼麦酒堂KASUGAIの記事はこちら

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こんな人におすすめ|頑亭文庫が向いている利用シーン

  • 国立散策の途中に、静かにひと休みできるカフェを探している人
  • 古民家やアトリエなど、建物そのものを楽しみたい人
  • 本やアートに囲まれて、一人の時間をゆっくり過ごしたい人
  • 竹皮包みの中華ちまきなど、ここでしか食べられない一品を求める人
  • 昼からビールを一杯、落ち着いた空間で楽しみたい人
  • ペット同伴で入れるテラス席のあるカフェを探している人

店舗情報|ギャラリー茶房 頑亭文庫

店名 ギャラリー茶房 頑亭文庫(がんていぶんこ)
住所 東京都国立市中2-2-1
アクセス JR中央線 国立駅南口から徒歩約10分(富士見通り沿いを進み、一橋大学キャンパスの先を南へ)
営業時間 11:00〜18:00
定休日 月曜・火曜
店内テーブル・畳ソファ席・一人掛け席/庭にテラス席あり(ペット同伴はテラス席のみ可)
禁煙・喫煙 全席禁煙
支払い方法 クレジットカード各種(VISA・Mastercard・JCB・AMEX ほか)/交通系IC(Suica・PASMO等)/iD・QUICPay/QRコード決済(PayPay・d払い・au PAY・楽天ペイ・Alipay+ ほか)/くにPay
会計 各テーブルにて

※営業時間・メニュー・展示内容は変更される場合があります。最新情報は店頭・公式情報をご確認ください。

まとめ|アトリエの時間ごと味わう、国立のギャラリー茶房

頑亭文庫は、「国立の宝」と呼ばれた芸術家・關頑亭のアトリエを、作品や蔵書、庭ごと受け継いだギャラリー茶房である。天井の高い空間でいただく竹皮包みの中華ちまきは、湯気をほどく瞬間から楽しく、具だくさんで満足度も高い。おまかせ缶ビールに添えられるおつまみのような、さりげないもてなしも心に残った。

カフェとして休むもよし、展示を目当てに訪れるもよし。展示は四季で入れ替わるというから、季節ごとに通いたくなる。国立の文化に、お茶と一皿を通して触れられる一軒だ。

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食いしん坊ライター らむこの顔写真

この記事を書いた人:らむこ

おいしいものと人の温かさを探して、あちこち食べ歩いています。
レビュー歴10年以上、Googleレビューでは全国上位5%のレビュアーとして活動中。ブログやSNSでは、料理の味だけでなく、空間や人柄、ちょっとした気づきまで伝わるようなレポートを心がけています。
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立川『VERTERE Tachikawa Taproom』レビュー|フード持ち込み自由×20タップの奥多摩発タップルーム

立川駅南口エリアにクラフトビールの新たな拠点が誕生した。2025年5月1日にオープンした『VERTERE Tachikawa Taproom(バテレ 立川タップルーム)』は、東京・奥多摩を拠点とするクラフトビールメーカーVERTEREの3店舗目となる直営タップルームである。

20種類のドラフトビールが常時並び、フードの持ち込みが自由という潔いスタイルで、立川のクラフトビールカルチャーを一段引き上げる存在となりつつある。

VERTERE Tachikawa Taproom(バテレ立川タップルーム)の外観。白壁とガラス張りの店先にテラス席と「フードのみ持ち込みOK」のOPEN看板が置かれている

白壁×ガラス張りの外観。テラス席と「フード持ち込みOK」の看板が目印

今回はちょうど1周年を迎えたタイミングで訪問。国立駅周辺で買い込んだテイクアウトフードを持ち込み、20タップの中から選んだ3種のビールと合わせて、立川の新しい昼下がりを楽しんできた。

本記事では実際の体験をもとに、店舗の雰囲気・飲んだビールのレポート・フード持ち込み活用術・周辺情報まで詳しく紹介する。

VERTERE Tachikawa Taproomとは|奥多摩発ブルワリーの3号店

『VERTERE(バテレ)』は、2014年に東京最西端・奥多摩で創業したクラフトビールメーカーである。

これまでに200種類以上の多様なスタイルのクラフトビールを製造してきた実績を持ち、全国への卸売販売や海外輸出も展開している実力派のブルワリーだ。

立川店は、奥多摩本店、2024年12月にオープンした永福町店に続く3店舗目の直営タップルームとして、2025年5月1日にグランドオープンした。立川駅南口エリアでクラフトビール文化を牽引してきた『坂道ブルイング』とのコラボレーションビール『Simul(シムル)』をオープニング記念として醸造するなど、地域のクラフトビールシーンと積極的に連携している点も特徴である。

取材で訪れた2026年5月16日はちょうど1周年を迎えた直後で、「1st Anniversary Week」と銘打たれた周年記念のラインナップが提供されていた。

 

▼奥多摩の本店タップルームの記事はこちら

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立川南駅から徒歩4分|諏訪通り沿いの開放的なタップルーム

場所はJR立川駅南口から徒歩圏内、多摩モノレール立川南駅からは徒歩4分。柴崎町の諏訪通り沿いに位置している。同じ通り沿いには『坂道ブルイング』もあり、徒歩で2軒ハシゴできる立地はクラフトビール好きにはたまらない。

外観は白壁とガラス張りで、店内の明るさが通りからも伝わってくる。入口前には小さなテラス席があり、晴れた日は外で一杯飲むこともできる。店内は4テーブル16席のテーブル席に加えて4〜6名分のスタンディングスペースがあり、こぢんまりとしているが圧迫感はない。

白を基調とした清潔感のあるインテリアに、20本のタップが一列にずらりと並んだカウンターが映える。

VERTERE立川タップルームのカウンター。白い壁一面に20本のビールタップが一列に並び、スタッフがビールを注いでいる

壁一面に20本のタップが一列に並ぶカウンター

1周年直後ということもあってか、訪問時は店内が満席の盛況ぶりだった。日が差し込む明るい空間で、自作のお弁当を広げた地元客と思しき常連やクラフトビール目当ての遠征組まで、幅広い客層が思い思いに過ごしていた。

1周年訪問で飲んだビール3種|スプレンデンス・ベルバリア・ビバーナム

20タップの中から選んだのは以下の3種である。それぞれサイズはRegular(330ml)。

VERTERE立川タップルームの1st Anniversary Weekビールメニュー。SplendensからViburnumまで20種類のクラフトビールが並ぶ

訪問時のビールメニュー。「1st Anniversary Week」の20種がずらり

① Splendens(スプレンデンス)|1周年記念IPA

スタイル:Hazy IPA/Alc 7.0%/IBU 20/Regular 1,200円

「Tachikawa Taproom 1st Anniversary Beer」として醸造された記念ビール。ホップオイルとペレットを組み合わせた濃密なアロマを纏ったIPAで、マンゴー・グァバ・オレンジ・ピーチを思わせるジューシーな香りが立ち上る。オーツ由来のシルキーな口当たりに控えめな苦味で、濃厚でありながら抜けの良い軽やかな飲み口。1周年というハレの日にふさわしい、華やかで満足度の高い一杯だった。

② Bellevalia(ベルバリア)|やさしい甘香のピルスナー

スタイル:Pilsner/Alc 5.0%/IBU 17/Regular 1,000円

フローラルなホップ由来のノーブルなアロマと、ほのかに蜂蜜を思わせるニュアンスが特徴のピルスナー。口当たりは軽く、口に含むと優しく溶ける。余韻にはほのかな麦の甘み。

正直に書くと、以前奥多摩本店で飲んだ際にはハチミツのようなニュアンスがもう少しはっきり感じられた印象があり、今回はそれがやや控えめに感じられた。同じ銘柄でも提供時期やコンディションによって印象が変わるのは、樽生で飲むクラフトビールの面白さでもあり、また訪問するたびに発見がある理由でもある。

③ Viburnum(ビバーナム)|ボイセンベリー×ホワイトチョコのデザートサワー

スタイル:Boysenberry Sour w/White Chocolate/Alc 6.5%/Regular 1,400円

VERTERE立川タップルームのロゴ入りグラスに注がれた赤紫色のボイセンベリーサワーViburnumと濁りのあるHazy IPA

左が鮮やかな赤紫色のViburnum(ボイセンベリーサワー)

イギリスのInkhorn Brewingとのコラボレーションで、ボイセンベリーとホワイトチョコレートを使用したサワーエール。グラスに注がれた時の鮮やかな赤紫色のビジュアルからして特別感がある。乳酸菌由来の爽やかな酸味とベリーの濃密なアロマに、ホワイトチョコレートのクリーミーなニュアンスが重なる。デザートのようでありながら飲み疲れしない、攻めた素材使いの一本である。

奥多摩本店で缶を購入して飲んだことがあったが、樽生はやはり香りの立ち方が違う。VERTEREの「実験的な素材使い」を体感したい人にはぜひ試してほしい一杯。

フード持ち込みOK|国立駅周辺で買って持ち込んだ自由なペアリング

VERTERE Tachikawa Taproomの大きな特徴の一つが、フードの持ち込みが自由であること(飲料の持ち込みは不可)。店頭で販売されているのはミックスナッツなどの軽いおつまみのみで、本格的なフードは利用客が思い思いに持ち込むスタイルである。

今回は来店前に国立駅周辺で買い込んだ以下のメニューを並べた。

  • ケールサラダ(オレンジとキヌア入り)
  • トマトのブルグル
  • 砂肝のスパイス和え
  • 馬刺し
  • チーズ盛り合わせ
  • はちみつナッツ

VERTERE立川タップルームのテーブルに並べた持ち込みフード。ケールサラダ、トマトのブルグル、砂肝、鴨ジャーキー、チーズ、ナッツとクラフトビール2杯

国立駅周辺で買い込んだ持ち込みフードとビール

合計で2,000円ほど。2人でシェアして1人あたり1,000円ちょっとと、フードの費用を自分でコントロールできるのが持ち込みスタイルの嬉しいところ。ビール自体はクラフトビールタップルームの標準価格帯ではあるが、フード代を抑えられるぶん、その日の気分で「ビールを多めに飲み比べる」「フードを少し豪華にする」といった自由な配分ができる。

ケールサラダの爽やかな酸味はHazy IPAの果実感と相性が良く、スパイシーな砂肝はピルスナーのキレで口直ししながら進む。ボイセンベリーサワーには鴨ジャーキーの脂とベリーの酸味が意外なほどマッチした。「自分で選んだフードと自分で選んだビールを組み合わせる」体験そのものが、このタップルームの楽しさの本質である。

📚 知識ボックス|立川南口エリアはクラフトビールの新興スポット

立川駅南口の柴崎町・諏訪通り沿いには、2020年オープンの『坂道ブルイング』、そして2025年オープンのVERTERE Tachikawa Taproomと、徒歩圏内にマイクロブルワリー/タップルームが集積している。両店は2025年5月にコラボビール『Simul』を共同醸造するなど、街ぐるみで「立川をクラフトビールの街にする」動きが進行中。テイクアウトしたフードを持ち寄って2軒ハシゴするのが、現時点での立川クラフトビール巡りのベストルートである。

ホップを主役にした実験的なラインナップが魅力

20タップに並ぶVERTEREのビールの最大の魅力は、ホップ品種そのものを主役に据えた仕込みと、コラボレーション醸造の多さである。今回のラインナップを例に挙げると以下のような構成だった。

  • シングルホップシリーズ:オレゴン州Indie Hopsが手がけるStrataホップのみを使用した『Spinosa』など、ホップ品種一種類で仕込むIPAで素材の個性を引き出す
  • コラボ醸造:ホップサプライヤーBarthHaasとの『Lupulus』、奈良醸造との『Typhina』、韓国Magpie Brewingとの『Vespa』、Inkhorn Brewingとの『Viburnum』など、国内外のブルワリーやサプライヤーとの共同醸造が多数
  • 変わり種素材:ホワイトチョコレート、スペアミント、コーヒー、酒粕など、ビールの常識を超える素材を取り入れた一杯
  • ベルジャン系まで網羅:Belgian IPA、Belgian Quad、Cascadian Dark Aleなど、王道スタイルも幅広く揃う

ビール名がすべて植物の学名(Splendens, Lupulus, Persica, Viburnum…)で統一されているのも、VERTEREの世界観を象徴している。Lupulus=ホップの学名であることからも、ブルワーが「ホップという素材を研究対象として愛している」姿勢が伝わってくる。

クラフトビール好きであれば、一度の訪問で複数タップを飲み比べてホップの個性を体感するのが楽しい。Regular(330ml)とLarge(475ml)でサイズが選べるので、複数種を試したい時は小さいサイズで飲み比べるのがおすすめだ。

VERTERE立川タップルームの冷蔵ショーケース。GalanthusやLupulus、Persicaなど25種類前後の缶クラフトビールが並ぶ

店内の冷蔵庫には缶ビールが25種類前後。お土産や自宅用に持ち帰れる

なお、店内の冷蔵ショーケースには缶ビールも25種類前後並んでおり、気に入った銘柄を自宅用やお土産に持ち帰ることもできる。

タップで飲んで気に入った一本を缶で連れて帰るという楽しみ方ができるのも、直営タップルームならではである。

こんな人におすすめ

  • 立川・多摩エリアでクラフトビールを飲み比べできる店を探している人
  • 好きなフードを持ち込んで、自分のペースでビールを楽しみたい人
  • Hazy IPAやフルーツサワーなど、実験的なスタイルのビールに出会いたい人
  • 坂道ブルイングとあわせて立川のブルワリーをハシゴしたい人
  • 奥多摩のVERTERE本店ファンで、都心寄りでバテレのビールを樽生で飲みたい人

店舗情報

店名 VERTERE Tachikawa Taproom(バテレ 立川タップルーム)
住所 東京都立川市柴崎町2-5-8 宝ビル
最寄駅 多摩モノレール 立川南駅 徒歩4分/JR立川駅南口 徒歩圏内
営業時間 月 14:00〜22:00/火・水・木 9:00〜22:00/金・土・日 12:00〜22:00
予約 予約不可(来店順)
席数 テーブル16席+スタンディング4〜6名/外テーブル席あり
フード ミックスナッツなど軽いおつまみのみ/持ち込み自由(飲料持ち込み不可)
タップ数 20タップ(VERTERE醸造ビール)/缶ビール25種類前後の販売も
予算 1,000〜1,999円(ビール1〜2杯+持ち込みフードで2,000円前後)
支払い方法 カード可/電子マネー可/QRコード決済可
電話 042-512-6982
公式SNS Instagram:@vertere_tachikawa

※営業時間・定休日は変更となる場合があるため、来店前に公式SNSで確認することをおすすめする。
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

まとめ|立川クラフトビール巡りの新定番

VERTERE Tachikawa Taproomは、奥多摩発の実力派ブルワリーが手がける20タップのタップルームでありながら、フード持ち込み自由というスタイルで「自分のペースで、自分の好きなものと一緒に飲む」自由を提供してくれる一軒。

ホップ品種を主役にした実験的なラインナップは、クラフトビール初心者にも経験者にも新しい発見があり、季節やコラボごとに表情を変える20タップは「行くたびに違うビールに出会える」楽しさを保証してくれる。徒歩圏内に坂道ブルイングもあるので、フードをテイクアウトしながら2軒ハシゴするのが立川クラフトビール巡りのおすすめルートだ。

週末の昼下がり、好きなフードを抱えて諏訪通りを歩く。そんな自由な立川時間を作ってくれる、新しい定番スポットである。

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この記事を書いた人:らむこ

おいしいものと人の温かさを探して、あちこち食べ歩いています。
レビュー歴10年以上、Googleレビューでは全国上位5%のレビュアーとして活動中。ブログやSNSでは、料理の味だけでなく、空間や人柄、ちょっとした気づきまで伝わるようなレポートを心がけています。
日々の食がちょっと楽しみになるような、そんなヒントをお届けできたらうれしいです。

八ヶ岳グランヴェールヴィンヤード|山梨が育む新しい日本ワインの現在地

八ヶ岳の麓、標高約950mに広がる八ヶ岳グランヴェールヴィンヤードのブドウ畑と山並み
八ヶ岳の麓、標高約950mに広がる小淵沢の自社圃場

山梨県北杜市・小淵沢町。標高約950m、八ヶ岳・南アルプス・富士山を一望する高原に、2024年9月、新しいワイナリー、八ヶ岳グランヴェールヴィンヤードが誕生した。「峻烈な気候でしか成し得ない、純度の高い表現」を掲げる、確かな志を持った造り手である。

このワイナリーで醸造責任者を務めるのが、瀬沼瑠衣(せぬま るい)氏。実は彼と私の出会いは、私が酒類バイヤーを務める前、ワインショップの一店員だった時代に大学生のアルバイトとして入ってきた青年。それが、当時の瀬沼くんだった。

あれから10年あまり。ワインの世界に魅せられた若者は、いま日本ワインの最前線で、自らの手でブドウを育て、ワインを醸している。今回は、この八ヶ岳グランヴェールヴィンヤードという、新しいながら本物の風格を持ったワイナリーをじっくり紹介したい。

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ちいかわ炙りしめ鯖スナックは鯖の味がする?原材料から正体を探ってみた

「炙りしめ鯖味のスナック」と聞いて、あなたはどんな味を想像するだろうか。ちいかわきっての酒&つまみ好きなくりまんじゅうがよく食べている炙りしめ鯖を再現したという、バンダイの新作スナック。

しかも全10種類のおつまみ型ステッカーがついてくるというではないか。これは、買うしかない……!

ということで、コンプリートを目指して1箱(10個入り)買ってみた結果について、今回はレビューしていきたい。

1.「炙りしめ鯖スナック」とはどんな商品か

ちいかわ炙りしめ鯖スナックを箱買いした10袋とおつまみ風ステッカー

▲コンプを目指して1箱(10個入り)を箱買い

正式名称は「ちいかわ くりまんじゅうの炙りしめ鯖スナック」。バンダイから2026年6月8日に発売された、ステッカー付きのコーンスナックである。価格は税込181円、内容量は21g、そしておつまみ風デザインのステッカーが1枚(全10種)封入されている。

面白いのは、ステッカーのラインナップがすべて『おつまみ』で揃っている点。焼きサンマ、もろみみそ、ごはんのせ焼きそば……どれも酒の席が似合う品ばかりで、くりまんじゅうメインの世界観がそのまま落とし込まれている。おやつとしても、お酒のお供としても成立する、という大人にもうれしい立て付けだ。

2. くりまんじゅうと炙りしめ鯖──このスナックが生まれた理由

そもそも、なぜ"炙りしめ鯖"なのか。それは、くりまんじゅうが作中屈指の酒好き・つまみ好きキャラだからである。日本酒を片手に、炙ったしめ鯖をつまむ——そんな晩酌の名シーンが、原作者ナガノ氏の公式X漫画で描かれている。

この一杯と一品こそ、今回のスナックの原点。商品名が「くりまんじゅうの炙りしめ鯖スナック」なのは、伊達ではないのだ。

ステッカーのおつまみも、実は"くりまんじゅうの晩酌メニュー"

さらに面白いのが、全10種のステッカー。よく見ると、くりまんじゅうが作中で実際に食べてきたおつまみと重なるものがいくつもある。たとえばこの3つ。

焼きサンマ、モダン焼き、もろみみそ──いずれも今回のステッカーに入っている。つまりこのステッカー、ただのおつまみ詰め合わせではなく、彼の"飲みの記録"そのもの。ファンならニヤリとするセレクトである。

くりまんじゅうがこれまで食べ飲みしてきた晩酌メニューの全記録は、別記事にまとめている。気になる人はこちらもどうぞ。

▶ くりまんじゅうの晩酌メニュー全リスト(ちいかわパークガイド内)

3. 開封──運よく1箱で全10種コンプ

ちいかわ炙りしめ鯖スナックの中身。ひと口サイズの雫型コーンパフ

▲中身はころんとしたひと口サイズのコーンパフ

袋を開けると、ふわりと酸味のある香ばしい香りが立つ。中身はころんとしたひと口サイズのコーンパフだ。粒の形は丸みのある雫型で、くりまんじゅう(栗まんじゅう)にちなんで栗を思わせる……と見れば見えなくもない。公式に「栗型」と明言されているわけではないので、あくまで愛嬌のある形、くらいに受け取ってほしい。

そして今回うれしかったのが、ステッカーである。本品は1袋に1枚ランダム封入。Amazonで購入したBOXのおまけを開けてみたら見事にダブりなしで全10種コンプ。これは普通に運がいい。ただ、この商品のレビューを見ていると、揃った方が8割ほどだったが、一部1~2枚のみダブったという声もあり、コンプ前提で箱買いしても揃わないことがある、という点は正直にお伝えしておく。

4. 実食レビュー──食感とリアルな味の印象

食感は、軽い。コーングリッツのパフなので、サクッと崩れてふっと溶ける。骨格としてはうまい棒やキャベツ太郎の親戚にあたる軽さだ。

そして肝心の味。正直に書くと、私には「鯖」がそれほど強く主張してこなかった。青魚特有のクセや生臭さはまったくなく、代わりに来るのは、しっかりした塩気と、複合的でまろやかな旨味、ほのかな香ばしさ。「美味しい、手が止まらない。けれど何味かと聞かれると、即答できない」という、なんとも形容のしがたい第一印象だった。

ちなみにキャベツ太郎のようなソース味とも明確に違う。あの甘酸っぱいウスター感はなく、魚介系の旨味に寄った方向性。美味しいのに言葉にしにくい感じの正体を、ここからは裏面を見ながら掘り下げていく。

5. 原材料を読み解く

ちいかわ炙りしめ鯖スナックの裏面の原材料名・アレルゲン・栄養成分表示

▲味の正体は、この裏面にすべて書いてある

「美味しいけど何味か分からない」で終わらせないのが、このブログの流儀である。裏面の表示を一つずつ見ていこう。

原材料名 コーングリッツ(国内製造)、植物油脂、炙りしめ鯖風味シーズニング〔ブドウ糖、粉糖(砂糖、オリゴ糖)、食塩、チキンエキスパウダー、その他〕、粉末卵殻/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸味料、香料、甘味料(ステビア、カンゾウ)
アレルゲン(含む) 卵・乳成分
共通設備での製造 小麦・えびを含む製品と共通の設備で製造(=原材料そのものではなく、コンタミネーション注意の表示)
栄養成分(1袋21g) 熱量113kcal/たんぱく質1.2g/脂質6g/炭水化物13g/食塩相当量0.5g

※原材料・成分はパッケージ記載に基づく。最新の表示は実物および公式サイトを確認のこと。

主原料:コーングリッツ

ベースはとうもろこし由来のコーングリッツ。あの軽い口溶けと、後味にふっと残る穀物の甘さはここから来ている。

味の核:「炙りしめ鯖風味シーズニング」

注目はここである。鯖は、魚の身として入っているのではなく「炙りしめ鯖風味シーズニング」という形で配合されている。そして、その中身の表示はブドウ糖・粉糖・食塩・チキンエキスパウダーなど。つまり鯖らしさの土台を支えているのは、実は鶏の旨味なのだ。

旨味と香りの組み立て:チキン・酸味料・香料

チキンエキスパウダーと調味料(アミノ酸等)が旨味の核を担い、酸味料がしめ鯖の酢じめを思わせる酸味を、香料が炙りの香ばしさを、カラメル色素が焼き色の印象を補っているのだろうか。

鯖そのものではなく、酸味・香り・旨味エキスを重ねてしめ鯖らしさを立ち上げているというのが、この一品の味づくりだと思われる。

「卵殻」が入っているのが面白い

原材料に粉末卵殻がある。卵の殻の粉末で、カルシウム補給や生地の調整に使われるもの。だからこのスナックの含有アレルゲンは「卵・乳成分」となっている。地味だが、こういう一行に作り手の工夫が出る。

含有アレルゲンに「さば」も「えび」もない

そしてもう一つの手がかり。含有アレルゲンは「卵・乳成分」のみで、「さば」も「えび」も入っていない(小麦・えびは『共通設備で製造』の注意書きで、原材料そのものではない)。鯖が一定量入っていれば表示が推奨される品目だが、それが無い。これは、鯖が『風味』として表現されていることの裏づけといえる。

知識ボックス

「○○風味シーズニング」とは

シーズニングとは、スナックにまぶす粉末調味料のこと。「○○風味」と表記される場合、その素材を主役級に使わなくても、エキスや酸味料・香料を組み合わせて"らしさ"を再現していることが多い。本物の鯖を大量に使わずに「炙りしめ鯖と言われればそう感じる」香りと旨味を組み立てる。欠点ではなく、むしろ完成度の高い味づくりの技術である。

6. 自家製リンゴ酢サワーと合わせてみた

ちいかわ炙りしめ鯖スナックと合わせた自家製リンゴ酢サワー

▲自家製リンゴ酢サワーと合わせると、酸味が脂をリセットしてくれる

おつまみ風を名乗るスナックであるので、それならば!と自家製のリンゴ酢サワーを合わせてみたのだが。これがよく噛み合った。

このスナックは脂質6gと塩気がきいた、おつまみ寄りの味。そこにリンゴ酢の酸味が入ると、口の中の油がすっと流れて、次の一粒へ手が伸びる。炭酸の軽さも、コーンパフの軽い口溶けと好相性だ。ビールやハイボールでも当然成立するが、リンゴ酢サワーのやさしい酸は、チキン由来のまろやかな旨味を尖らせず包んでくれた。

甘いお酒で合わせるより、酸・塩・旨味の三角形で組むのが、このスナックの正解だと感じている。

⚠️ お酒はおいしく適量を。飲酒は20歳になってから。20歳未満の飲酒は法律で禁止されている。妊娠中・授乳期の飲酒、飲酒運転も厳禁である。

7. 全10種「おつまみ風ステッカー」一覧

ちいかわ炙りしめ鯖スナックのおつまみ風ステッカー全10種コンプリート

▲運よくダブりなしでそろった、おつまみ風ステッカー全10種

封入されるステッカーは全10種。スナック本体は炙りしめ鯖だが、シールのラインナップはおつまみ尽くしだ。1袋に1枚ランダム封入で、今回は運よくダブりなしで全10種そろった、その全ラインナップがこちら。

1. 焼きサンマ サンマ缶を意識した缶詰風デザイン
2. モダン焼き 鉄板ものの一枚
3. ポテトチップス BIG SIZE/マヨバタ〜味の袋デザイン
4. もろみみそ 器に盛った小鉢風
5. 甘栗 中華甘栗の袋風
6. ごはんのせ焼きそば たこ焼き入り・青のり付き
7. ストロベリーチョコレート 箱菓子デザイン
8. カマンベールチーズ 丸箱チーズ風
9. スパイシーカレー 辛口
10. 焼きモチ ふっくら焼きモチ
まとめ
  • 味の正体は「鯖の身」ではなく、酸味・香り・チキンの旨味を重ねた"しめ鯖らしさ"。
  • 含有アレルゲンは卵・乳成分のみで「さば」も「えび」も無いのが、その作り方を示す手がかり。
  • 軽いコーンパフで、塩気と脂質のきいたおつまみ寄りの味。粒の形はくりまんじゅうにちなんだ愛嬌のある雫型。
  • 自家製リンゴ酢サワーなど、酸のあるお酒と好相性。酸・塩・旨味の三角形で組むのが正解。
  • おつまみ風ステッカー全10種付き。今回は運よく1箱でコンプできた(公式は1箱で揃うとは限らないと明記)。

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食いしん坊ライター らむこの顔写真

この記事を書いた人:らむこ

おいしいものと人の温かさを探して、あちこち食べ歩いています。
レビュー歴10年以上、Googleレビューでは全国上位5%のレビュアーとして活動中。ブログやSNSでは、料理の味だけでなく、空間や人柄、ちょっとした気づきまで伝わるようなレポートを心がけています。
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ジャヌ東京イブニングハイティー実食|シャンパン飲み放題8500円

麻布台ヒルズの「ジャヌ東京」5階にあるジャヌ ラウンジ & ガーデンテラス。アマンが世界で初めて手がけた姉妹ブランドホテルのラウンジである。

その夜限定で供される「イブニングハイティー」は、老舗シャンパーニュ・ポメリーを含むフリーフローと、季節のセイボリーがセットで8,500円(税・サービス料込み)。天井までの大きな窓から東京タワーを望むラウンジで、夕暮れから夜へと移ろう時間をゆっくり過ごせる内容だ。

今回は女子会で訪れ、18時の入店からセイボリー全品とフリーフローを堪能してきた。本記事では、料金・セイボリーの中身・フリーフローの構成・アクセスまで、実際に体験してわかった内容をまとめていく。

麻布台ヒルズ ジャヌ東京 イブニングハイティーのセイボリーと東京タワービュー

ジャヌ ラウンジ & ガーデンテラスとは(アクセス)

ジャヌ東京は、東京メトロ日比谷線・神谷町駅直結、麻布台ヒルズ レジデンスAの低層階に2024年3月に開業したホテルである。「ジャヌ」はサンスクリット語で「魂」を意味し、アマンのDNAを受け継ぎながら、人と人とのつながりを育むソーシャルウェルネスをコンセプトに掲げている。

イブニングハイティーの舞台となるのは、ホテル5階の「ジャヌ ラウンジ & ガーデンテラス」。高い天井に大きなランプシェードが下がるダイナミックな空間で、天井まで広がる大きな窓からは東京タワーを望む。天気の良い日には、麻布台ヒルズの中庭に面したガーデンテラス席も心地よい。席数は店内32席・テラス52席と、ホテルラウンジとしてはゆとりのある規模だ。

ジャヌ東京 ラウンジの高い天井と大きなランプシェード
高い天井と大きなランプシェードが印象的なラウンジ

イブニングハイティーの内容と料金(8,500円・2時間制)

イブニングハイティーは、夕暮れ時から夜にかけての時間限定で提供されるプラン。料金は8,500円(税・サービス料込み)で、季節のセイボリーとシャンパンを含むフリーフローがセットになっている。

提供時間は18:00〜21:00で、最終予約は19:00。滞在は2時間制のため、18時または19時台の入店で、2時間ゆっくりと飲み物と軽食を楽しめる構成だ。アフタヌーンティーと同じく、セイボリーはスタイリッシュなスタンドで提供される。

サービス料15%と消費税はあらかじめ表示価格に含まれており、追加のチャージもない。会計時に提示額以上を請求される心配がないのは、安心して利用できるポイントである。

季節のセイボリー全7品(6月メニュー)

セイボリーは季節替わり。今回いただいた2026年6月(〜6/30提供)のメニューは、以下の全7品であった。

  • オマール海老とホワイトアスパラガス~レンゲ蜂蜜のハニーマスタードソース~
  • 芽キャベツのグリルと生ハムのタルト
  • いわい鶏とリンゴのチャツネ
  • ローストビーフと玉蜀黍のメランジェ~抹茶クルミソース~
  • ズワイ蟹入り帆立貝のビスク
  • 鴨胸肉スモークの炙り~粒マスタード添え~
  • わらび餅

一品ごとの完成度が高く、特にオマール海老やズワイ蟹といった海の素材の使い方に上質さを感じた。奥州いわいどり(いわい鶏)などの銘柄素材も使われており、ハイティーという軽めの位置づけながら、素材の質はしっかりとしている。一口サイズに仕立てられているため、フリーフローと合わせて少しずつ楽しめるのもうれしい。

ジャヌ東京 イブニングハイティーのセイボリー全7品
季節の素材を使ったセイボリー。スタンドで華やかに供される
ジャヌ東京 イブニングハイティーのズワイ蟹入り帆立貝のビスク
ズワイ蟹入り帆立貝のビスク。温かいスープ仕立てで供される
ジャヌ東京 イブニングハイティーの鴨胸肉スモークの炙りと芽キャベツのグリルと生ハムのタルト
右が鴨胸肉スモークの炙り 粒マスタード添え、左が芽キャベツのグリルと生ハムのタルト
ジャヌ東京 イブニングハイティーのオマール海老とホワイトアスパラガス、ローストビーフと玉蜀黍のメランジェ
左がオマール海老とホワイトアスパラガス、右がローストビーフと玉蜀黍のメランジェ 抹茶クルミソース
ジャヌ東京 イブニングハイティーのわらび餅と奥州いわいどりとリンゴのチャツネ
黒蜜を注ぐわらび餅と、奥州いわいどりとリンゴのチャツネ

なお、セイボリーは時期によって内容が変わる。7/1〜8/31はサマー仕様となり、ローストビーフバーガーや白金豚ロースのローストなどが登場する。訪問時期によって楽しめる品が異なるため、最新の内容は公式サイトで確認しておくとよい。

シャンパン含むフリーフローの中身

ジャヌ東京 イブニングハイティーのフリーフローのシャンパンとワイン

イブニングハイティー最大の魅力が、シャンパンを含む2時間のフリーフローである。スペインや米国など、世界各国から料理に寄り添うグラスがそろう構成になっている。

  • シャンパーニュ/老舗メゾン「ポメリー ブリュット・ロワイヤル」
  • 白ワイン/ソーヴィニヨン・ブラン「タルマ」(スペイン・ムルシア)
  • 赤ワイン/カベルネ・ソーヴィニヨン「サブスタンス」(米・ワシントン州 コロンビアヴァレー)
  • カクテル3種/ジャヌ東京オリジナル ジントニック・抹茶柚子トニック・ハニージンジャーハイボール
  • ビール/サントリー マスターズドリーム
  • ソフトドリンク/ウーロン茶、ジンジャーエール ほか各種
ジャヌ東京 イブニングハイティーの白ワイン「タルマ」を注ぐ様子
白ワインはスペイン・ムルシアの「タルマ」。フリーフローでグラスに注がれる

注目したいのは、ジャヌ東京オリジナルのジンを使ったジントニック。ここでしか味わえない一杯で、ハーブの香りが食前にちょうどよい。1858年創業の老舗メゾン・ポメリーのシャンパンが飲み放題に含まれているのは、お酒好きにとってかなり満足度の高い設定だといえる。グラスのペースに合わせてスタッフがこまめに声をかけてくれるサービスも心地よかった。

ジャヌ東京 オリジナルジンを使ったジントニックとカクテル

ジャヌ東京 イブニングハイティーの赤ワイン「サブスタンス」とクラブハウスサンドイッチ
赤ワインは米・ワシントン州の「サブスタンス」。クラブハウスサンドイッチとともに

※20歳未満の飲酒は法律で禁止されている。お酒は20歳になってから。

アラカルトの追加もできる

イブニングハイティーのセットに加えて、アラカルトの追加注文も可能である。今回は、クラブハウスサンドイッチ(3,800円)とニューヨークチーズケーキ(1,400円)も注文した。

フリーフローでゆっくり過ごしながら、小腹に合わせて一品足せる自由度の高さは魅力だ。しっかり食べたい場合や、長めに滞在したい場合にも使い勝手がよい。

ジャヌ東京 アラカルトのニューヨークチーズケーキ(1,400円)
追加で注文したニューヨークチーズケーキ(1,400円)
ジャヌ東京 アラカルトのクラブハウスサンドイッチ(3,800円)
追加で注文したクラブハウスサンドイッチ(3,800円)

アフタヌーンティーとの違いは?イブニングハイティーの基礎知識

「ハイティー」と「アフタヌーンティー」は混同されやすいが、もともとの成り立ちは異なる。イブニングハイティーをより楽しむために、基礎知識を整理しておく。

アフタヌーンティーとハイティーの違い
アフタヌーンティー
もともとは英国で午後に、紅茶とスコーンやスイーツを軽く楽しむ習慣として生まれたスタイル。スイーツ中心の構成が一般的である。
ハイティー
本来は夕方に、肉料理などの食事を伴うしっかりめのスタイルを指すとされる(諸説あり)。ジャヌ東京の「イブニングハイティー」は、夜の時間帯にセイボリー(軽食)とアルコールをゆっくり楽しむ構成で、ハイティーの名にふさわしい内容になっている。
麻布台ヒルズ・神谷町エリアについて
麻布台ヒルズ
2023年11月に開業した複合施設で、コンセプトは「Modern Urban Village」。緑に包まれた中庭を中心に、ホテル・レジデンス・商業施設が集まる街である。
ジャヌ東京
麻布台ヒルズ レジデンスAの低層階に位置し、2024年3月開業。アマンの姉妹ブランドとして、8つのレストラン&バーやスパを擁する。

こんな人におすすめ

  • シャンパンを含むフリーフローを、2時間ゆっくり楽しみたい人
  • 東京タワービューのラウンジで、特別な夜を過ごしたい人
  • 女子会や記念日デートなど、印象に残る時間を演出したい人
  • セイボリーの質にもこだわりたい、お酒と食事の両方を楽しみたい人
  • 夜の時間帯に、軽めのディナー感覚でハイティーを利用したい人

逆に、スイーツ中心のアフタヌーンティーをじっくり味わいたい場合は、昼のアフタヌーンティー(12:00〜17:00)の方が向いている。目的に合わせて時間帯を選びたい。

店舗情報

ジャヌ東京 ジャヌ ラウンジ & ガーデンテラスの店内の様子

店名 ジャヌ ラウンジ & ガーデンテラス(ジャヌ東京)
住所 東京都港区麻布台1-2-2 麻布台ヒルズ レジデンスA ジャヌ東京 5F
アクセス 東京メトロ日比谷線 神谷町駅直結/徒歩約6分
営業時間 イブニングハイティー 18:00〜21:00(最終予約19:00/2時間制)
※アフタヌーンティー 12:00〜17:00、ラウンジメニュー 12:00〜24:00
定休日 無休
料金 イブニングハイティー 8,500円(税・サービス料込み)
席数 店内32席・テラス52席/個室なし
喫煙 全席禁煙(テラス含む)
サービス料 サービス料15%・消費税は表示価格に込み・チャージなし
支払い方法 クレジットカード可(VISA/Master/JCB/Amex/Diners)/電子マネー・QRコード決済不可
ドレスコード スマートカジュアル推奨
駐車場 麻布台ヒルズ駐車場を利用(店舗利用で割引券あり・ヴァレーサービスあり)

※メニュー・価格・提供時間は仕入れや季節により変更となる場合がある。最新情報は公式サイトで確認のこと。

 

ジャヌ東京のイブニングハイティーを予約する(一休.comレストラン)

麻布台ヒルズ ジャヌ東京 イブニングハイティーのスタンドと東京タワーの眺め
東京タワーを望みながら過ごす、ジャヌ東京のイブニングハイティー

まとめ

ジャヌ東京のイブニングハイティーは、老舗ポメリーのシャンパンを含むフリーフローと、質の高い季節のセイボリーが8,500円(税・サービス料込み)で楽しめる、満足度の高いプランであった。

東京タワーを望むラウンジの開放感、こまやかなサービス、そして2時間という滞在時間のゆとりが、夜のひとときを特別なものにしてくれる。アラカルトを足せる自由度も含めて、女子会や記念日に選びたい一軒である。

東京タワービューの夜を予約する(ジャヌ東京 イブニングハイティー)

 

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※本記事はプロモーション(アフィリエイトリンク)を含みます。価格・内容は訪問時点のものです。

食いしん坊ライター らむこの顔写真

この記事を書いた人:らむこ

おいしいものと人の温かさを探して、あちこち食べ歩いています。
レビュー歴10年以上、Googleレビューでは全国上位5%のレビュアーとして活動中。ブログやSNSでは、料理の味だけでなく、空間や人柄、ちょっとした気づきまで伝わるようなレポートを心がけています。
日々の食がちょっと楽しみになるような、そんなヒントをお届けできたらうれしいです。

ブリュレフレーキーとは?トリュフドーナツの炙りカスタード新作を国立で実食

 

トリュフドーナツの新作ブリュレフレーキーの断面。フレーキー生地の層と濃厚カスタードがあふれる
炙りたてのブリュレフレーキー。割ると層の間からカスタードがとろり

JR国立駅から徒歩5分、生ドーナツで話題のTRUFFLE DONUT(トリュフドーナツ)国立店から、また新しいスイーツが登場した。その名も「ブリュレフレーキー(税込450円)」

3月に発売されたサク揚げの「フレーキードーナツ」を、さらにスイーツへと振り切った一品だ。何層にも折り重なったフレーキー生地に濃厚カスタードを絞り、表面を注文ごとにバーナーで炙ってブリュレするという、これまでのドーナツとはまったく違う作り方をしている。

今回も発売にあわせて厨房で製造工程を見せてもらい、炙りたてを実食させてもらった。カリッ・トロッ・じゅわっと三つの食感が一度に来る、その正体を写真とともにレポートしたい。

目次
  1. ブリュレフレーキーとは|フレーキー生地×ブリュレという新発想
  2. 厨房で見た製造工程|カスタード・グラニュー糖・二度の炙り
  3. 実食レビュー|カリッ・トロッ・じゅわっの三層食感
  4. フレーキードーナツとの違い|どっちを選ぶ?
  5. こんな人におすすめ
  6. 店舗情報・アクセス
  7. まとめ

ブリュレフレーキーとは|フレーキー生地×ブリュレという新発想

ブリュレフレーキーの店頭POP。パリ、とろ、じゅわ。のコピーと税込450円の表示
店頭POP。「パリ、とろ、じゅわ。」のコピーが商品を言い当てている

ブリュレフレーキーは、バターを折り込んだフレーキー生地に濃厚カスタードを詰め、表面のグラニュー糖をバーナーで炙ってブリュレに仕上げたドーナツだ。英語表記は「Crème brûlée flaky」。

ベースになっているのは、3月に登場した「フレーキードーナツ」。パイのように層が立ち上がるあの生地に、クレームブリュレの要素を掛け合わせている。公式のコピーは「パリ、とろ、じゅわ。」。食べると、この三語がそのまま食感の説明になっていることがわかる。

ブリュレフレーキーの3つの食感
パリッ|香ばしいブリュレ
表面のグラニュー糖をバーナーで炙り、カラメル状に固めた層。スプーンや歯が当たるとパリッと割れる。
とろっ|濃厚カスタード
生地の中に絞り込まれた、なめらかで濃厚なカスタードクリーム。ブリュレの香ばしさと対になる。
じゅわっ|バター香るしっとり層
フレーキー生地の折り重なった層。噛むとバターの風味がじゅわっと広がる。

厨房で見た製造工程|カスタード・グラニュー糖・二度の炙り

今回も厨房に入らせてもらい、ブリュレフレーキーが組み上がっていく様子を間近で見せてもらった。工程はおおまかに「揚げ → カスタード注入 → グラニュー糖 → 炙り → グラニュー糖 → 炙り → 乾かし」の流れ。なんと糖をまぶして炙る工程を二度繰り返しているのが、この商品のこだわりだ。

揚げ上がったフレーキー生地。側面に層がはっきり見える
まずはフレーキー生地。側面の層がはっきり見える、これが土台になる

土台になるのはフレーキー生地。横から見ると、何層にも重なった構造がはっきり見える。クロワッサンのような層の立ち上がりがありつつ、表面は揚げているので香ばしい。

濃厚カスタードを絞り込む

フレーキー生地の中央に専用の口金で濃厚カスタードクリームを絞り込む様子
中央から専用の口金でカスタードを注入。とろりと濃いクリームがたっぷり入る

生地の中央から、専用の口金でカスタードクリームを注入していく。見るからに濃度の高いクリームで、表面にこんもり盛り上がるほどたっぷり絞り込んでいた。この量が、あとで「とろっ」の正体になる。

グラニュー糖をまとわせる

カスタードを絞ったフレーキードーナツの表面にグラニュー糖をまぶす様子
炙る前に、表面へグラニュー糖をたっぷり。これがブリュレの層になる

カスタードを絞った面に、グラニュー糖をたっぷりとまぶす。この糖が、次の炙り工程でカラメル化して、パリパリのブリュレ層に変わる。クレームブリュレと同じ原理だ。

注文を受けてから、二度炙る

グラニュー糖をまとわせたブリュレフレーキーの表面をバーナーで炙る様子
仕上げはバーナーで一気に炙る。この工程は注文を受けてから行われる

仕上げは注文を受けてからの炙り。バーナーで表面のグラニュー糖を一気に炙っていくと、みるみる色が変わり、香ばしいカラメルの香りが立ちのぼる。

そして驚いたのが、ここで一度では終わらないこと。一度炙ったあと、もう一度グラニュー糖をまぶして、二度目の炙りを重ねるのだ。糖と炙りを二層重ねることで、カラメルに厚みが出て、あの「パリッ」と力強く割れる食感が生まれている。手間をかけた分だけ、ブリュレの香ばしさと食感がしっかり立つ。

二度炙りを終えたブリュレフレーキー。表面が濃いカラメル色に色づいている
二度炙りを終えた表面。つやつやの濃いカラメル色に色づいている

風で冷まして、カラメルを固める

二度の炙りを終えても、まだ完成ではない。炙りたての表面はまだ飴状にとろりと緩いため、扇風機の風を当てて表面を冷まし、カラメル層をパリッと固めていく。この「乾かし」があるからこそ、あの「パリッ」と割れる食感が完成する。

炙ったあとは扇風機の風で表面を冷ます。これでカラメルがパリッと固まる

カスタード注入から二度の炙り、そして乾かしまで、ひとつずつ手作業で仕上げていく。この「できたて提供」だからこそ、パリパリの食感が一番いい状態で出てくる。提供までは5~10分ほど見ておきたい。

実食レビュー|カリッ・トロッ・じゅわっの三層食感

ブリュレフレーキーを割った断面。フレーキー生地の層と濃厚カスタードが見える
割った断面。層の隙間からカスタードがとろりとあふれる

割ってみると、フレーキー生地の層の間から、濃厚なカスタードがとろりとあふれてくる。断面だけでもう美味しいのが伝わる。

ひと口食べると、まず表面のブリュレがパリッと割れる。続いてカスタードがトロッと舌に広がり、最後にフレーキー生地がじゅわっとバターの風味を残す。本当に三つの食感が順番に、しかも一度に押し寄せてくる。二度炙りのブリュレは厚みがあって、歯を当てたときの割れる感触がしっかりしている。

正直に言うと、かなり甘い。ブリュレの香ばしい甘さと濃厚カスタードが重なるので、甘いものが好きな人にはたまらない満足感がある。逆に甘さ控えめが好みなら、このお店には生ハムプレーン(税込400円)のようなおつまみ系の生ドーナツもあるので、そちらと組み合わせるのもいい。

賞味期限はわずか30分とのこと。炙りたてのパリパリが活きるうちに食べてこその一品なので、買ったらなるべく早めに味わってほしい。

フレーキードーナツとの違い|どっちを選ぶ?

前作のフレーキードーナツと、今回のブリュレフレーキー。同じフレーキー生地を使っているが、立ち位置はかなり違う。

フレーキードーナツとブリュレフレーキーの違い
フレーキードーナツ(380円/420円)
シナモンシュガー・チョコレートの2種。サク揚げの軽さが主役で、食後感が軽い。テイクアウト向き。
ブリュレフレーキー(450円)
注文ごとに二度炙りする、できたて提供。カスタード+ブリュレで濃厚なスイーツ寄り。賞味期限30分の「その場で食べる」一品。

軽くつまみたいならフレーキードーナツ、しっかりスイーツとして味わいたいならブリュレフレーキー、という選び方になる。同じ生地から、ここまで方向の違うものを出してくるのが面白い。

こんな人におすすめ

  • クレームブリュレや、パリパリ食感のスイーツが好きな人
  • 濃厚なカスタードクリームに目がない甘党の人
  • その場でしか味わえない「できたて」「炙りたて」に惹かれる人
  • 国立で新しいスイーツやカフェ巡りのスポットを探している人
  • 生ドーナツは食べたので、次の一手を試してみたい人

店舗情報・アクセス

淡いブルーの外観が目印のTRUFFLE DONUT東京国立店。JR国立駅から徒歩5分
淡いブルーの外観が目印。JR国立駅南口から徒歩5分
店名 TRUFFLE DONUT 東京 国立店
商品 ブリュレフレーキー(税込450円)/2026年6月1日発売
営業時間 11:00〜18:00(売り切れ次第終了)
定休日 不定休
住所 東京都国立市中1-7-91 MIOHNA国立1階
アクセス JR国立駅南口より徒歩5分
駐車場 なし
予約 数量限定のため、電話予約がおすすめ
国立駅周辺のグルメ・カフェ事情

JR国立駅南口から大学通りにかけては、個人経営のカフェやスイーツ店が点在するエリア。落ち着いた街並みのなかに新しい店が増えており、休日の食べ歩き・カフェ巡りスポットとして人気が高まっている。TRUFFLE DONUT国立店もそのひとつで、駅から徒歩5分とアクセスしやすい。

まとめ

トリュフドーナツの新作「ブリュレフレーキー」は、フレーキー生地に濃厚カスタードを詰め、注文ごとに二度炙りしてブリュレに仕上げる新感覚スイーツだ。

パリッと割れるブリュレ、トロッと広がるカスタード、じゅわっとバターが香る層。三つの食感が一度に来る満足感は、生ドーナツともフレーキードーナツとも違う、独自の体験だった。糖と炙りを二層重ね、さらに風で固めるという手間のかけ方も含め、賞味期限30分という儚さの理由がよくわかる一品だと思う。

かなり甘めなので甘党の人には特におすすめ。気になる人は、売り切れる前に、できれば電話予約をして訪れてみてほしい。

※先行試食にご招待いただいた体験をもとに、筆者が自主的に執筆した記事です。

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