右手にはワインを、左手にはビールを。

美味しいの裏側には、作り手のストーリーがある。Google飲食店レビュー2,000万回閲覧の酒好きが綴る食と酒のノンフィクション。

食と酒の実績・PR事例まとめ

はじめまして、らむこと申します。

社会人二年目から酒のバイヤーとして、数千種類の酒を舌に通してきました。店舗の客層や売上に合わせた品揃えづくりに携わり、主力商品として採用された実績もあります。

その舌と、忖度のないレビューを武器に、いまは飲食店・お酒・食品の魅力を伝えています。

制作事例

まずは実際の仕上がりをご覧ください。ご依頼いただいたものと、自主制作のものを分けて載せています。

PR案件|浅草生搾り果汁 おれんじーる(東京・浅草)

お店のご招待による実食レビュー。生搾りオレンジ専門店の看板メニューと季節限定品を紹介。リールは構成・撮影・編集を担当し、ブログ記事を併せて制作。

▶ 記事はこちら:【浅草】生搾りオレンジ専門店「おれんじーる」正直レビュー

PR案件|YUDANAKA BREWERY COMPLEX U(長野・湯田中温泉)

株式会社あぶらや燈千様のご招待による体験レポート。クラフトビール醸造所と貸切サウナを備えた施設を、料金・楽しみ方まで含めて紹介。リールは構成・撮影・編集を担当し、ブログ記事を併せて制作。

▶ 記事はこちら:湯田中のビールスパ体験記|YUDANAKA BREWERY COMPLEX U

ご依頼・対応内容

PR記事・実食レビュー 飲食店/食品/お酒のPR記事・実食レビュー(ブログ・Instagram掲載)
ショート動画 Instagramリール・Threads向けの縦動画制作(構成・撮影・編集)
取材記事 ブログ・SNS連動の取材コンテンツ制作
インタビュー 経営者・生産者・お客様へのヒアリング、記事化
SNS・広告 運用相談・広告運用サポート

「PRだけお願いしたい」「集客や運用も含めて相談したい」どちらでも問題ありません。

対応エリアは東京都内および近郊が中心です。遠方の場合はご相談ください。

💡 ご相談時にお知らせいただきたいこと

商品・店舗の概要、ご希望の掲載先(ブログ/Instagram/動画)、時期、ご予算の目安。内容が固まっていなくても大丈夫です。お話を伺ってから、形と見積もりをご提案します。

ご依頼・ご相談は Instagram(@winebeer.cheers) のDM、または お問い合わせフォーム からどうぞ。

※Googleマップや食べログへのレビュー投稿は、PR案件・ご依頼の対象外です。各サイト上の評価や口コミに関するご相談もお受けしておりません。

実績(2026年10月時点)

  • ブログ運営(飲食・食・酒ジャンル中心)
    SEOを意識した構成で検索流入を継続的に獲得(例:「国立 ドーナツ」などで検索1ページ目表示実績あり)
  • Instagram・Threadsでの食・酒コンテンツ発信
    リール・カルーセルを中心に、来店につながる情報設計で運用
  • インタビュー・調査
    大手IT企業の市場調査(詳細は後述)、大手飲料メーカーの新商品開発に伴う消費者インタビューなどに従事
  • PR・取材:東京都内の飲食店・食品企業を中心に多数

このほか、プライベートではGoogleマップのローカルガイドとして自費での訪問レビューを続けており、累計閲覧は2,000万回を超えています。こちらはあくまで個人の活動で、PR案件の対象にはしていません。

PR・取材実績(一部抜粋)

PR記事・実食レビュー・動画制作など、ご依頼の形はさまざまです。掲載先はブログ・Instagram・Threads・動画です。

  • 株式会社トリクミ 様
  • 株式会社東京いちごカフェ 様
  • 株式会社ロイヤル商事 様
  • 焼き鳥どん 豊田店 様
  • 株式会社奴ダイニング 様
  • OXY株式会社 様
  • 株式会社アクトアウト 様

その他、東京都内を中心にご依頼いただいております。

発信で大切にしていること

単なる感想ではなく、

  • 料理内容
  • 価格帯
  • 利用シーン
  • アクセス情報
  • 決済方法

など、実際に来店・購入する人に役立つ情報の組み立てを重視しています。

一過性の拡散ではなく、長く価値が残るコンテンツづくりを心がけています。

PRのご依頼をいただいた記事・投稿も、書き方は変えません。良いところは良いと具体的に書き、PR案件であることは読者に明記します。それが結果として、お店や商品への信頼につながると考えているからです。

話を「聞き出す」のも仕事です

書くだけでなく、インタビューや取材で相手の言葉を引き出すことを得意としています。

大手IT企業の決済サービス日本展開に向けた市場調査では、都内の商店街を回り、店主の方々に決済の実情をヒアリング。決められた質問票にとどまらず、話の流れからクライアントが本当に知りたいところまで聞き切るスタイルを評価いただき、継続してアサインされました。

元・酒類バイヤーで、現在は自分でも食品ECを経営しているため、生産者や店主と同じ目線で話ができます。だから、作り手の専門的なこだわりを、お客様に届く言葉へ翻訳できるのです。

飲食店・食品事業者の皆さまへの取材も、この「聞き出す力」ごとご活用ください。

💡 取材で心がけていること

とにかく深掘りすること。「なぜやるのか」「何をしたいのか」「そのために、どんな構想があるのか」。ターゲットのお客様像が曖昧なままなら、そこも一緒に言葉にしていきます。

集客の数字もわかる書き手です

ライターとは別に、企業のWeb広告運用・アクセス解析も担当しています。

ある企業では、お問い合わせ1件あたりの広告費を約4分の1に改善した実績があります。

この経験があるので、PR記事も「掲載して終わり」にはしません。読んだ人が実際に来店・購入するところまでを考えて、内容を組み立てます。

おわりに

このブログ・SNSでは、食とお酒を丁寧に伝えることを大切にしています。

ご依頼・ご相談は、Instagram(@winebeer.cheers)のDMまたはお問い合わせフォームよりお願いいたします。

情報収集の段階でも、お気軽にご連絡ください。

ご縁がありましたら、ぜひ一緒に魅力を形にできれば嬉しいです。

青梅・へそまんじゅう総本舗|奥多摩名物の白と茶を蒸したてで食べ比べ

奥多摩方面へ向かう青梅街道沿いに、「へそまんじゅう」と大書きした暖簾の店がある。おへそのくぼみを持つ、白と茶のまんじゅうが名物だ。

愛嬌のある見た目の奥には、戦国時代の合戦と雷にまつわる伝承がある。武士がまんじゅうを腹に巻いて出陣し、雷様におへそを取られずに城を落とした。店頭ではそう紹介されている縁起物だ。

JR日向和田駅から徒歩3分。蒸したてを1個140円から食べられる店先で、白と茶を食べ比べてきた。

青梅・へそまんじゅう総本舗の白と茶のへそまんじゅう。中央におへそのくぼみがある
白は白砂糖、茶は黒糖の皮。どちらも中央におへそのくぼみがある

奥多摩名物なのに住所は青梅市|へそまんじゅう総本舗とは

店の看板には「奥多摩名物」とあるが、所在地は東京都青梅市日向和田。奥多摩町ではなく、吉野梅郷で知られる青梅市の西寄りのエリアである。JR青梅線の日向和田駅から徒歩3分、青梅街道(国道411号)に面して木造二階建ての店が建つ。

昭和20年代創業の老舗で、へそまんじゅうの由来自体はさらに古く、永禄6年(1563年)の合戦にさかのぼるとされる(詳しくは後述)。

※創業年は観光案内によって昭和25年・昭和27年と記載が分かれるため、本記事では「昭和20年代」としている。

雨の青梅街道沿いに建つへそまんじゅう総本舗の木造二階建ての外観と、へそまんじゅうの縦看板
青梅街道沿いの木造二階建て。訪問日は雨だった

店先には蒸籠が積み上げられ、ばら売りのまんじゅうは温かいものを出してくれる。隣には屋根付きの休憩小屋があり、ベンチとテーブルでその場で食べられる。雨の日でも腰を下ろせるのがありがたい。

へそまんじゅう総本舗の店先。紺の暖簾の奥に木の蒸籠が積まれている
暖簾の奥に蒸籠。ばら売りは蒸したてを出してくれる

【エリア知識ボックス】日向和田と吉野梅郷

吉野梅郷(よしのばいごう)
日向和田駅の南側、多摩川を渡った一帯に広がる梅の名所。青梅市の花も梅で、店の梅最中はこれにちなむ。ウメ輪紋ウイルス対策で一度すべての梅が伐採されたが、再植栽を経て現在は再び花が楽しめる。
青梅街道
新宿から青梅を経て奥多摩湖方面へ続く街道。店の看板に「新宿50粁・奥多摩湖24粁」と距離が書かれているのは、この街道沿いの立地ゆえ。
日向和田駅周辺
へそまんじゅう総本舗のほか、梅の和菓子で知られる紅梅苑がある。青梅線で4駅先の沢井まで足を延ばせば、澤乃井(小澤酒造)の酒蔵とカフェがあり、半日の散策コースに組みやすい。

白と茶を食べ比べ|違いはあんではなく皮の砂糖

へそまんじゅうは白と茶の2色。色の違いはあんの種類ではなく、皮に使う砂糖の違いである。店頭の掲示によれば、白は生地に白砂糖、茶は黒糖を使い、あんはどちらも北海道産小豆のつぶあん。「全てつぶあんデス」と書かれた札も掲げられている。

白は白砂糖、茶は黒糖、全てつぶあんと書かれたへそまんじゅう総本舗の店頭掲示
皮の砂糖が違うだけで、あんはどちらもつぶあん

ばら売りを1個ずつ買い、休憩小屋で割ってみた。皮は薄く、つぶあんがたっぷり。断面を見ると小豆の粒がしっかり残っている。

へそまんじゅうを割った断面。薄い皮に粒の残ったつぶあんがぎっしり詰まっている
薄皮につぶあんがぎっしり

食べ比べると、茶は黒糖のコクがはっきりあり、甘味もしっかり感じる。白はややあっさりしていて、万人受けする味だ。どちらも蒸したては格別で、薄皮なのが口の中でよく分かる一方、皮に張りがあって頼りなさはない。好みは黒糖の茶。白は上品にまとまり、茶は黒糖の余韻で記憶に残る。

へそまんじゅう 白(140円)
へそまんじゅう 茶(140円)

雷からおへそを守った|へそまんじゅうの由来

店頭に掲げられた由来の掲示によると、話は永禄6年(1563年)にさかのぼる。北条氏のもとで近くの辛垣城(からかいじょう)を攻めた10人の勇士が、兵糧のまんじゅうを腹に巻いて出陣。大雷雨のなか雷様におへそを取られることなく、難攻不落といわれた城を攻め落とした。以来、へそまんじゅうは縁起物として伝わっているという。

辛垣城攻めの勇士とまんじゅうの逸話を記した、へそまんじゅう総本舗の由来掲示
由来の掲示。縁起物であることがはっきり書かれている

【知識ボックス】辛垣城の合戦と「へそのを観音」

辛垣城(からかいじょう)
青梅市二俣尾の辛垣山にあった山城。この地を治めた三田氏の城で、永禄6年(1563年)に北条方に攻められて落城し、三田氏終焉の地となった。まんじゅうの逸話そのものが史実かどうかは別として、背景となる合戦は実際の地域史に基づいている(参考:攻城団)。
へそのを観音
店の脇には「へそのを観音」の扁額を掲げた小さなお堂がある。格子戸には千社札がびっしりと貼られ、長く参拝されてきた場所であることがうかがえる。扉は閉じていて中は見えなかったが、赤ちゃんを抱き、もう一人の子どもの手を引く姿の観音像が祀られているとされる。まんじゅう以外にも「へそ」にちなんだものが店先にそろっている。
へそのを観音の扁額を掲げた、千社札だらけの格子戸のお堂
店の脇の「へそのを観音」。格子戸に千社札がびっしり

店先の見どころ|距離入り看板・サイン色紙・奇跡のわさび

店先は、まんじゅうを買う以外にも眺める楽しみが多い。

へそまん 奥多摩名物と書かれた駅名標風の看板。新宿50粁、奥多摩湖24粁の距離表示がある
駅名標のような看板。「粁」はキロメートルの意

まず目を引くのが、駅名標を思わせる「へそまん」の看板。左右の矢印とともに「新宿50粁」「奥多摩湖24粁」と距離が入っている。街道沿いの店らしい意匠で、記念撮影のポイントになっている。

へそまんじゅう総本舗のショーケースに並ぶテレビ番組出演者のサイン色紙とサイン皿
街道旅・バス旅系の番組のサインが並ぶ

ショーケースにはテレビ番組のサイン色紙やサイン皿がずらりと並ぶ。「なりゆき街道旅」「路線バスで寄り道の旅」など、街道やバス旅の番組が多いのも、この立地を物語っている。七福神や瓢箪の置物、「おへその歌」と題した楽譜付きの飾りもあり、待ち時間に眺めるだけでも飽きない。

生きのびていた奇跡の一本わさびと書かれた札が付いた、へそまんじゅう総本舗の瓶の展示
台風19号を生きのびたわさびの展示

もうひとつ、ガラスケースの中に「生きのびていた!! 奇跡の一本わさび」と書かれた瓶があった。札によれば、令和元年(2019年)10月の台風19号で流され全滅したと思われていたわさび田に、一本だけ生き残っていたものを令和4年に収穫したものだという。奥多摩はわさびの産地でもあり、台風の記憶とともに展示されている。

【訪問メモ】

  • ばら売りは温かいまんじゅうを出してくれる。白・茶を選べる
  • 隣に屋根付きの休憩小屋あり。ベンチとテーブルでその場で食べられる
  • 店先の冷蔵庫に緑茶150円・天然水120円・缶コーヒー120〜180円があり、飲み物に困らない
  • 青梅市観光協会の推奨状が額装されている
  • 支払いは現金のみ
  • 訪問日は平日午前で待ちなし

価格・ラインナップと買い方

価格は訪問時の店頭表示によるもの。へそまんじゅうは1個140円で、箱入りは8個入1,120円・12個入1,680円。箱にしても1個あたりの価格は変わらないので、食べたい個数で選べばよい。12個入の札には「ここでしか買えない逸品」のスタンプが押されていた。

へそまんじゅう総本舗のショーケースに並ぶ箱入りへそまんじゅうと価格札
箱入りも1個あたりは同じ140円

へそまんじゅう 白/茶 1個 140円
へそまんじゅう 8個入 1,120円
へそまんじゅう 12個入 1,680円
梅最中 1個 150円
桜最中 6個入 1,080円(訪問日は売り切れ)
よもぎそば 650円
梅干し(塩漬け・しそ漬け)各650円

まんじゅう以外では、青梅市の花にちなんだ梅最中と桜最中、よもぎそばや梅干しといった物販もある。最中は予約を受け付けている旨の掲示もあった。

こんな人におすすめ

  • 奥多摩・青梅方面へのドライブやハイキングの途中で、ひと息つける甘味を探している
  • 由来や物語のある郷土菓子が好き
  • 白と茶、皮の違いを食べ比べてみたい
  • 吉野梅郷・澤乃井園・御岳山とあわせて青梅線沿いを散策したい
  • 1個単位で気軽に買える東京の名物を知りたい

店舗情報・アクセス

店名 へそまんじゅう総本舗
住所 〒198-0046 東京都青梅市日向和田3-863
アクセス JR青梅線 日向和田駅から徒歩3分(青梅街道沿い)
電話 0428-23-4928
営業時間 9:00〜17:00
定休日 年中無休
支払い 現金のみ
駐車場 店の前に広めの駐車スペースあり(車でのアクセスも便利)
イートイン 店横に屋根付きの休憩小屋(ベンチ・テーブル)

※営業時間・価格は変更される場合があります(2026年9月訪問)

まとめ

へそまんじゅう総本舗は、青梅街道沿いで70年以上続く奥多摩名物の店。白砂糖と黒糖、皮の違う2色のまんじゅうを1個140円から、蒸したてで食べ比べられる。

戦国時代の合戦と雷にまつわる由来、距離入りの看板、サイン色紙、台風を生きのびたわさびと、店先の見どころも多い。奥多摩へ向かう途中、日向和田でひと息つく価値のある一軒である。

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らむこ

らむこ

元酒類バイヤーとして数千種類のお酒を扱い、レビュー歴は10年以上。ワイン・日本酒・クラフトビールと食べ歩きの記録を発信中。

シャトレーゼ「樽出し生ワインのジェラート」赤白食べ比べ|ワイン好きが選んだのは?

シャトレーゼの冷凍ケースに、ワインボトルの絵が描かれたカップアイスが並んでいた。「樽出し生ワインのジェラート」。赤はカベルネ・ソーヴィニヨン、白はシャルドネ。1個167円。

シャトレーゼが山梨にワイナリーを持ち、店頭で樽からワインを量り売りしていることは、ワイン好きの間ではわりと知られている。そのワインがアイスになっていると知って、赤白ひとつずつ連れて帰った。

この記事では、赤と白の味の違い、パッケージに書かれたアルコール分と原材料、ワインのおつまみの発想で試したアレンジまでまとめる。

※この商品はワインを使用しアルコール分を含む。お子様やアルコールに弱い方、妊娠・授乳中の方、運転時などは控えたい(詳細は本文の商品情報を参照)。20歳未満の飲酒は法律で禁止されている。

シャトレーゼ 樽出し生ワインのジェラート 赤(カベルネ・ソーヴィニヨン)と白(シャルドネ)のパッケージ
赤はピンク、白は黄緑のフタ。どちらもワインボトルとグラスの絵が入る

樽出し生ワインのジェラートとは

シャトレーゼが、グループのワイナリーから店舗に直送している「樽出し生ワイン」を使って作ったカップのジェラートである。赤と白の2種類で、どちらも内容量80ml、1個税込167円。4個入の箱もあり、こちらは税込626円だった。

公式の商品説明によれば、赤はカベルネ・ソーヴィニヨンの樽出し生ワインに北海道産生クリームとマスカルポーネチーズを合わせ、白はシャルドネの樽出し生ワインに北海道産生クリームとキャラメルペーストを合わせているとのこと。どちらもクーベルチュールホワイトチョコレートが入っている。

2020年の初登場以来、ワインフェアの時期などに繰り返し再販されている商品で、店頭では「数量限定」の扱いになっている。

シャトレーゼの冷凍ケースに並ぶ樽出し生ワインのジェラート赤と白の1個売りと4個入
冷凍ケースの一角に、1個売りと4個入の箱が並ぶ。上の値札に1個167円・4個入626円

赤 カベルネ・ソーヴィニヨンを食べてみた

樽出し生ワインのジェラート赤のフタを開けたところ。薄い紫がかったピンク色
フタを開けると、薄い紫がかったピンク色。表面に霜がついていて固さは十分

色はベリー系のアイスに近い薄紫。フタを開けた瞬間にぶどうの香りがふわっと立つ。

口に入れると、まず生クリームとマスカルポーネのまろやかさが来て、あとから赤ワインの果実感と、ほんのりとした渋みが残る。赤ワインを飲んだあとの余韻に近い感覚で、公式が「重厚でハーブやベリー系の香り」と説明しているのも納得できる。

とはいえ、ホワイトチョコレートが入っているためか、ワインの苦手な人が身構えるほどの重さはない。アルコールの刺激もほぼ感じない。

ワイン感がしっかりあって、個人的にはこちらが好み。まさに大人のデザートという仕上がりで、食後にグラス1杯の代わりに、というときに向いている。

白 シャルドネを食べてみた

樽出し生ワインのジェラート白のフタを開けたところ。クリーム色
白はクリーム色。表面にワイングラスの型がついている

白は見た目がほぼミルクアイス。ただ、香りは赤よりむしろはっきりしていて、白ぶどうの甘い香りとキャラメルのほのかな風味が同時に来る。

味は赤より甘めで、デザートとして完成している印象。公式の説明にある「白い花やグレープフルーツのような柑橘系の香り」は、冷たいうちより少し溶けかけたころのほうが分かりやすい。原材料にマスカット果汁が入っているので、ワインというよりマスカットのジェラートとして楽しむ人も多そうだ。

全体の印象はクリームっぽくて食べやすい。ワインが苦手な人や、赤をひとくち食べて「ちょっと大人すぎる」と感じた人には白のほうが合うだろう。

樽出し生ワインのジェラート赤と白を開封し、フタと一緒に並べたところ
赤と白を開封して並べると、色の差がよく分かる

ドライフルーツとナッツをのせてみた

ガラスの器に盛った樽出し生ワインのジェラートに、カシューナッツ・アーモンド・レーズン・ドライクランベリーをのせてすくったところ
カシューナッツ、アーモンド、レーズン、ドライクランベリーをのせて

ワインのおつまみの定番といえばナッツとドライフルーツ。元がワインなのだから合わないはずがない、という発想で、ガラスの器に盛ってのせてみた。

結果は想像どおりで、カリッとしたナッツの食感と、レーズンやクランベリーの凝縮した甘酸っぱさが加わると、一気にデザート感が出てくる。チーズケーキにナッツを添える感覚に近い。

やってみて分かったコツは次のとおり。

  • 器とスプーン、ナッツも冷蔵庫か冷凍庫で冷やしておく。80mlの小さなカップなので、常温の器に盛るとあっという間に溶ける
  • のせすぎるとジェラートの色が隠れるので、写真を撮るなら控えめに

赤にブルーチーズをひとかけら添えてみたり、白にはちみつを垂らす、などのアレンジも色々考えられそうだ。

アルコール分と原材料をパッケージで確認

この商品で気になるのはアルコール分だろう。パッケージの側面に、それぞれ次のように書かれていた。

樽出し生ワインのジェラート赤の側面。アルコール分1.6%未満(サンプル品分析値)の表記
赤は「アルコール分1.6%未満(サンプル品分析値)」
樽出し生ワインのジェラート白の側面。アルコール分1.5%未満(サンプル品分析値)の表記
白は「アルコール分1.5%未満(サンプル品分析値)」

【知識ボックス】アルコール分と「アイスミルク」の表示

アルコール分の表記
赤は1.6%未満、白は1.5%未満(いずれもサンプル品分析値)。酒類ではなく、種類別「アイスミルク」として販売されている。アルコールを含むため、パッケージには「お子様やアルコールに弱い方はご遠慮ください」とあり、公式サイトでは妊娠・授乳中の方や運転時も対象に挙げている。
種類別「アイスミルク」
日本のアイスは乳固形分と乳脂肪分の割合で、アイスクリーム(乳固形分15%以上・乳脂肪分8%以上)、アイスミルク(10%以上・3%以上)、ラクトアイス(3%以上)、氷菓に分かれる。この商品はアイスミルク。ジェラートという名称自体には法的な定義がなく、一般にはアイスクリームより乳脂肪が少なく空気の含有量も少ない、素材の味が出やすいタイプを指すことが多い。

原材料も見ておく。

樽出し生ワインのジェラート赤の一括表示。種類別アイスミルク、原材料にぶどう果汁と赤ワイン
赤の一括表示。原材料の先頭がぶどう果汁
樽出し生ワインのジェラート白の一括表示。種類別アイスミルク、原材料にマスカット果汁と白ワイン
白の一括表示。マスカット果汁と白ワインが入る

赤 カベルネ・ソーヴィニヨン
種類別:アイスミルク(無脂乳固形分7.0%・乳脂肪分3.0%・植物性脂肪分5.0%)
原材料名:ぶどう果汁(アメリカ製造)、乳製品、砂糖、赤ワイン、植物油脂、水あめ、チョコレート/安定剤(増粘多糖類)、乳化剤、香料、pH調整剤(一部に乳成分・大豆を含む)
1個あたり:145kcal、たんぱく質2.0g、脂質6.7g、炭水化物18.1g

白 シャルドネ
種類別:アイスミルク(無脂乳固形分9.0%・乳脂肪分3.0%・植物性脂肪分5.0%)
原材料名:砂糖(国内製造)、乳製品、マスカット果汁、白ワイン、植物油脂、乳等を主要原料とする食品、チョコレート、食塩/安定剤(増粘多糖類)、乳化剤、香料(一部に乳成分・大豆を含む)
1個あたり:148kcal、たんぱく質2.5g、脂質6.5g、炭水化物18.4g

内容量:各80ml/製造者:株式会社シャトレーゼ(甲府市下曽根町3440-1)

赤は原材料の先頭がぶどう果汁で、白はマスカット果汁が3番目。ワインそのものの量は公表されていないが、果汁とワインの両方で「ぶどう感」を作っていることが分かる。カロリーは1個145〜148kcal。

元になった樽出し生ワインの話

シャトレーゼ店内の樽出し生ワインコーナー。3つの樽とボトルワインの棚
店内のワインコーナー。3つの樽から注文ごとにボトルへ注いでくれる

シャトレーゼのワイン取扱店(今回は国分寺戸倉店)には、こうして木の樽が置かれている。樽出し生ワインは、山梨のグループ会社シャトレーゼベルフォーレワイナリーから店舗に直送される非加熱・無濾過のワインで、注文ごとに720mlのボトルに注いでくれる量り売り方式だ。

訪れた店の樽は3種類。メルロー種主体の赤、シャルドネ種主体の白、そしてカベルネ・ソーヴィニヨン種主体の赤。店頭の表示によれば、カベルネ・ソーヴィニヨンは「重厚・辛口」で「重厚な渋みのまろやかな赤」、シャルドネは「辛口」で「さわやかな酸味のまろやかな白」。いずれも輸入ワインと国産ぶどうを使用、と書かれている。

価格は1本税込836円。初回はボトル代203円がかかるが、次回そのボトルを持っていけばボトル代は無料になる。ジェラートの赤と白は、このうちカベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネの樽を使っている、という関係になる。

【知識ボックス】シャトレーゼとワイナリー

シャトレーゼとワイン
シャトレーゼは山梨県甲府市に本社を置く菓子メーカーで、グループに甲斐市のシャトレーゼベルフォーレワイナリーと、甲州市勝沼のシャトレーゼ勝沼ワイナリーを持つ。山梨の観光案内でも「ケーキ屋さんの印象があるが実はワイナリーも運営している」と紹介されるほど、知る人ぞ知る存在だ。
生ワインとは
樽出し生ワインは、加熱殺菌も濾過もしていない非加熱・無濾過のワインで、日持ちは短く賞味期限は2週間とされている。以前はワイナリーでしか飲めなかったものが、店舗直送の仕組みで買えるようになったのが売りである。

こんな人におすすめ

  • ワインの香りは好きだが、夜にお酒そのものを飲むほどではない日のデザートを探している人
  • シャトレーゼの定番アイス以外の、ちょっと変わったものを試してみたい人
  • ナッツやドライフルーツ、チーズと合わせて、家でデザートプレートを作ってみたい人
  • 赤と白で2個買っても334円なので、食べ比べて楽しみたい人

逆に、はっきりしたワインの味を期待すると、特に白は「マスカットのミルクジェラート」に近いので、そこは好みが分かれるかもしれない。

商品情報・購入場所

商品名 樽出し生ワインのジェラート 赤 カベルネ・ソーヴィニヨン/白 シャルドネ
価格 1個 税込167円(本体155円)/同種4個入 税込626円(本体580円)
内容量 80ml
種類別 アイスミルク
アルコール分 赤 1.6%未満/白 1.5%未満(いずれもサンプル品分析値)。公式注意書き:お子様やアルコールに弱い方、妊娠・授乳中の方、運転時などはご遠慮ください
アレルギー 乳成分・大豆
購入場所 シャトレーゼ店舗(取扱状況は店舗により異なる。今回は国分寺戸倉店で購入)、シャトレーゼ公式オンラインショップ。数量限定
製造者 株式会社シャトレーゼ(山梨県甲府市下曽根町3440-1)
公式サイト シャトレーゼ公式サイト

※価格・販売状況は変更される場合がある。店頭のスプーンは1本2円。(2026年10月購入)

シャトレーゼ 国分寺戸倉店の外観。ガラス越しに冷凍ケースが並ぶ
購入したシャトレーゼ 国分寺戸倉店。立川バス「万福寺」バス停のすぐそばで、アイスの冷凍ケースが入口近くに並ぶ

まとめ

シャトレーゼの樽出し生ワインのジェラートは、店頭で量り売りしている生ワインを使ったアイスで、同社ならではの商品だった。赤はマスカルポーネのコクに赤ワインの余韻、白はキャラメルとマスカットの香りで、どちらもホワイトチョコレートが味をまとめている。

1個167円でこの個性なら、赤白2個買って食べ比べるのが正解。ワイン感を楽しみたいなら赤、デザートとして食べたいなら白。ナッツとドライフルーツをのせれば、そのまま夜のデザートプレートになる。

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らむこ

らむこ

元酒類バイヤー。ワイン・日本酒・クラフトビールと食べ歩きの記録を発信中。Googleレビューでは全国上位レビュアー。

アンデルセン「アニバーサリーシュープリーズL」実食|26個のサンドイッチでお家ピクニック

大きな丸パンのフタを開けると、中には小さなサンドイッチがぎっしり。ハート型のカスタードサンドから三元豚のカツサンドまで、8種類・26個が詰まっている。

こちらは、アンデルセンの「アニバーサリーシュープリーズ L」。見た目の楽しさにも惹かれますが、くり抜いた中身のパンまで別袋で付いてくるのも、パン好きには嬉しいところ。

今回はこれを囲んで、お家ピクニック。部屋にブルーシートを敷いて、折りたたみテーブルを出して、ワインで乾杯。外へ出なくても、ちょっと気分の変わる食事になった。

サンドイッチ8種類の味やボリューム、パンまで楽しんだ食べ方を、価格・予約方法とあわせてご紹介。

アンデルセンのアニバーサリーシュープリーズL。HAPPY ANNIVERSARYの文字が焼き付けられたパンのフタと、両脇に白ワインのグラス
フタを閉じた状態。この時点では大きなパンにしか見えない

アニバーサリーシュープリーズLの価格・人数・予約期限

アンデルセンの「アニバーサリーシュープリーズ」は、大きな丸パンの中をくり抜いて器にし、小さなサンドイッチを詰めたパーティー用のパン。

今回購入したのは、直径約21cmのLサイズ。サンドイッチが26個入った、5〜6人向けの大きなパン。まずは、値段や予約方法からご紹介。

サイズ L:直径約21cm・サンドイッチ26個・5〜6名分(Mサイズ:直径約19cm・3,780円もあり)
価格 4,860円(税込・2026年10月時点の公式サイト・予約ページ掲載価格)
デザイン 定番・季節限定デザインから選択。今回はHAPPY ANNIVERSARY
予約 お渡し日の3日前まで。WEBのモバイル予約ページから日時指定で予約でき(受取は11:30〜22:00、予約は28日前から)、要望事項の入力欄もある。
付属品 フタ、くり抜いた中身のパン、「パンの楽しみ方」レシピ1枚
消費期限 当日中(今回のラベルは受取日の23時)・要冷蔵10℃以下

価格は2026年10月時点の公式商品ページと予約ページで4,860円。

WEB予約では、9種類のデザインから選択可能。「HAPPY ANNIVERSARY」のほか、誕生日向けの「HAPPY BIRTHDAY」「HAPPY 1ST BIRTHDAY」「たんじょうびおめでとう」、お祝い全般の「祝」、送別や労いに使える「ありがとう」「おつかれさまでした」などの文字入りや、「フラワーモチーフ」「パンダモチーフ」などの文字なしを選べる。

嬉しかったのは、くり抜いた中身のパンも、別袋で一緒に付いてくること。パンの器やフタを使ったアレンジレシピも付いていて、サンドイッチを食べ終えたあとも楽しめる。

袋に入ったアニバーサリーシュープリーズLと、別袋に入ったくり抜いた中身のパン
左の袋がくり抜いた中身のパン。右が本体。赤いリボン付きで受け取れる

フタを開けたらサンドイッチだらけ|26個8種類の中身

フタを持ち上げた瞬間の景色がまず楽しい。グリーンカールの上に、形も色も違うサンドイッチが立体的に詰められ、ミニトマトが差し色になっている。

フタを開けたアニバーサリーシュープリーズL。レタスの上にハート型のサンドイッチやカツサンド、パストラミビーフのサンドイッチが詰められている
フタを開けたところ。ハート型の白とブラウンが目を引く

中身は下記の8種類。

枝豆ツナサラダ

白い食パンに、枝豆入りのツナサラダ。マヨネーズは控えめで、枝豆の粒感がアクセント。子どもも食べやすい味。

マリボーチーズ&トマト

マリボーはデンマークのセミハードチーズ。くせがなく、トマトの酸味と合わせるとさっぱり食べられる。

ボンレスハム&きゅうり&トマト&レタス

いわゆるハムサンド。具がしっかり入っていて、シンプルな分パンのおいしさがよくわかる。

ポテトサラダ&キャロットラペ(ブラウン食パン/カスクート)

この具だけ、ブラウン食パンとカスクート(小さなバゲット)の2種類のパンで入っている。オレンジ色の断面が、見た目にも華やか。ポテサラとラペの酸味は、ワインにも合わせやすい。

三元豚カツ&キャベツ

ブラウン食パンにカツとキャベツ、ソース。26個の中で一番ボリュームがあり、これがあると軽食ではなく食事になる。

パストラミビーフ&カマンベールチーズ&レタス

パストラミの塩気とスパイス、カマンベールのコク、レタスのシャキッと感がひと口でそろう。白ワインにも、軽めの赤ワインにも合いそうな味。

ハート型のカスタードクリームサンド

白い食パンをハート型に抜いて、カスタードクリームをサンド。甘さがやさしく、塩気のあるサンドイッチの合間にも食べやすい。

ハート型のチョコカスタードクリームサンド

ブラウン食パンのハートはチョコカスタード。こちらは少ししっかりした甘さで、締めのデザート枠。白とブラウンのハートが並ぶ見た目が、記念日らしさを作っている。

ハート型のカスタードサンド、カツサンド、キャロットラペのサンドイッチとミニトマトの寄り
ひとつが小ぶりなので、いろいろな味に手が伸びる

ひとつひとつが小さめなので、今回は2人でいろいろな味を楽しんだ。5〜6人でサンドイッチだけを食事にするには少し物足りないかもしれないが、器やフタまで含めるとパンの量はたっぷり。ほかの料理と一緒に楽しむなら、ちょうどよさそうだ。

ブルーシートとプラコップでお家ピクニック

本来は誕生日会やホームパーティーの主役になる商品だが、今回は「お家ピクニック」として食べてみた。

やったことは単純で、部屋の床にブルーシートを敷き、ピクニック用の折りたたみテーブルを出し、その上に布を敷いてシュープリーズを置く。飲み物はプラスチックのワイングラスで、白ワインとスパークリング。これだけで、天気も場所取りも気にしないピクニックができあがる。

ブルーシートの上に置いたピクニックテーブル。アニバーサリーシュープリーズLとプラスチックのワイングラス、オリーブの容器
ブルーシート+折りたたみテーブル+プラコップ。準備5分の室内ピクニック

サンドイッチは手で取って食べられるので、お皿は紙皿で十分。紙皿やプラスチックのグラスを使ったので、食後の片付けも手軽だった。小さいお子さんがいる家庭や、ベランダ・庭がない家でも、ピクニック気分を作りやすい。

つまみに添えたのはグリーンオリーブ。猫の形のピックを刺して、それだけでピクニックの雰囲気が出る。オリーブの塩気でワインもより進む。

フタとくり抜いたパンの楽しみ方|調味料食べ比べと同封レシピ

この商品にはフタとくり抜いた中身のパンが付属する。パンそのものはプレーンな丸パンで、外はしっかり、中はふんわり。サンドイッチを食べ終えても、パンはまだかなりの量がある。

家にある調味料で食べ比べ

くり抜いたパンをちぎって、家にあった調味料を紙皿に並べて食べ比べた。

・エクストラバージンオリーブオイル
・バルサミコ酢2種(マゼッティ/ジュゼッペ・ジュスティ)
・種入りマスタード(Hill Farm)
・パブマスタード
・ロンガンハニー(龍眼のはちみつ)

紙皿にちぎったパン、オリーブオイル、バルサミコ、種入りマスタード、黄色いマスタード、はちみつ、オリーブを並べたところ
この地味な時間が、実は一番盛り上がった

オリーブオイル+バルサミコはやはり鉄板。同じバルサミコでも、若くて酸がはっきりしたものと、とろみのある熟成タイプを用意したので、その差も面白い。マスタードは種入りを薄く塗るだけでワインのつまみになり、はちみつはデザート枠。パンそのもののおいしさも楽しめる食べ方で、サンドイッチ本体と同じくらい時間をかけて楽しんだ。

同封の「パンの楽しみ方」レシピ

商品にはA4のレシピが1枚付いてくる。

【同封レシピの内容】

  • 器を使ったオリジナルピザ:パンの器の底にピザソースを塗り、好きな野菜やベーコンを並べ、ピザ用チーズをかけてオーブンで焼く
  • フタを使った季節のフレンチトースト:食べやすく切ったフタを、卵・牛乳・砂糖を混ぜた卵液に浸し、フライパンで中火→弱火で焼き、フルーツを添える
  • おつまみペッパーラスク:薄くスライスしたパンにマヨネーズを塗り、ブラックペッパーをかけてトースターでカリッと焼く

消費期限は当日なので、サンドイッチは当日中に食べ切るのが前提。器やフタのアレンジも、期限内に早めに楽しみたい。

アニバーサリーシュープリーズのパンの楽しみ方と書かれた同封レシピ。ピザ、フレンチトースト、ペッパーラスクの作り方
同封のレシピ。公式サイトにも「パンを楽しむレシピ」のページがある

栄養表示・アレルゲン・保存方法

【食品表示メモ】

  • 栄養成分(1包装あたり・推定値):エネルギー2,647kcal、たんぱく質88.3g、脂質90.6g、炭水化物368.1g、食塩相当量11.9g
  • アレルゲン(一部に含む):小麦・卵・乳成分・大豆・牛肉・豚肉・ゼラチン・さけ・りんご
  • 保存方法:要冷蔵10℃以下
  • 消費期限:当日中(今回のラベルは受取日の23時)
  • 製造者:株式会社アンデルセン セレオ国分寺店

1包装で2,647kcalという数字は一瞬ぎょっとするが、5〜6人で均等に分けると1人あたり約440〜530kcal。

アニバーサリーシュープリーズLの食品表示ラベル。消費期限、栄養成分、製造者アンデルセン セレオ国分寺店、原材料名
袋に貼られた食品表示。原材料は別紙で記載されている

【知識ボックス】シュープリーズの意味

【知識ボックス】シュープリーズとは

シュープリーズ(surprise)
フランス語で「おどろき」の意味。パンの中をくり抜いてサンドイッチを詰め、元の形に戻して出す「パン・シュルプリーズ(pain surprise)」はフランスのパーティー料理の定番で、切り分けるまで中身がわからない仕掛けが名前の由来。
マリボーチーズ
サンドイッチに入っているマリボーはデンマークのチーズ。デンマークのパン文化を原点にするアンデルセンらしい選択で、くせがなくサンドイッチ向き。

取扱店舗・予約方法|今回はセレオ国分寺店で購入

アニバーサリーシュープリーズは、アンデルセンの一部店舗で取り扱っている。WEB予約では、まず受取店舗を選び、その店舗で注文できる商品や受取日時を確認する。

▶ WEB予約はこちら(受取店舗を選ぶ)

今回は、国分寺駅すぐの「アンデルセン セレオ国分寺店」で購入。以下は購入店舗の情報。

店名 アンデルセン セレオ国分寺店
住所 東京都国分寺市南町3-20-3 セレオ国分寺1F
アクセス JR中央線・西武国分寺線・多摩湖線 国分寺駅下車すぐ
電話 042-312-2046
営業時間 7:00〜22:00(L.O.21:00)※セレオ国分寺の営業時間・店休日に準ずる
商品 アニバーサリーシュープリーズ L 4,860円/M 3,780円(2026年10月時点の予約ページ掲載価格)
予約

受取日の3日前までに予約。一部店舗はWEB予約に対応。

セレオ国分寺店の予約画面では、28日前から受付、受取時間は11:30〜22:00。

店舗ページ アンデルセン セレオ国分寺店(公式)
商品ページ アニバーサリーシュープリーズL(公式)
公式Instagram @andersen_official_jp

※営業時間・価格・商品内容は変更される場合があります。取扱店舗や予約方法は、各店舗にご確認ください。

まとめ|こんな人におすすめ

  • 誕生日や記念日に、ケーキ以外の主役を探している人
  • ホームパーティーで、取り分けの手間をかけたくない人
  • 天気や場所取りを気にせず、ピクニック気分を味わいたい人
  • ワインのつまみになるサンドイッチを、少しずついろいろ食べたい人

フタを開けると、いろいろなサンドイッチがぎっしり。甘いものから食事系まで、少しずつ選んで食べるのが楽しいシュープリーズだった。

くり抜いたパンにオイルやバルサミコを付けて、あれこれ食べ比べる時間も楽しい。サンドイッチだけでなく、パンそのものまで楽しめるのがうれしいところ。

誕生日や友人との集まりにはもちろん、今回のようなお家ピクニックにも。家にブルーシートを敷いて囲むだけでも、いつもと少し違う食事を楽しめた。 

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(※動画内の価格は撮影時のもの)

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らむこ

らむこ

元酒類バイヤー。ワイン・日本酒・クラフトビールと食べ歩きの記録を発信中。Googleレビューでは全国上位レビュアー。

六本木「スチーム Dim sum&Wine」実食レポ|点心をつまみに、ハーフコース&2時間飲み放題11,000円

六本木の地下に、点心をつまみに飲む店がある。

目の前のオープンキッチンにはせいろがタワーのように積まれ、注文のたびに湯気が立つ。手がけるのは、20年以上のキャリアを持つ点心師・鈴木高輔さん。皮の粉の配合から、ひだの数、色まで工夫された点心が、季節ごとに顔ぶれを変えて出てくる。

今回は、ハーフコースと2時間飲み放題のセット(1人11,000円・税込)を利用した。少しずつ料理をつまみながら、飲み物を楽しむためのコースだ。

【PR】本記事はお店からのご招待で訪問した体験をもとに作成しています。内容は訪問時(2026年10月)のものです。お酒は20歳になってから。

六本木スチーム Dim sum&Wineのオープンキッチンに積み上がった竹のせいろと立ち上る湯気
厨房に積まれたせいろ。注文のたびに湯気が上がる

六本木駅7番出口から徒歩1分、地下のカウンターへ

場所は都営大江戸線・六本木駅7番出口から徒歩1分ほど、東京ミッドタウン近くの路地にある佐々木ビルの地下1階。日比谷線・六本木駅の2番出口からは徒歩4分ほど。

店内はオープンキッチンを囲むようにカウンター6席とテーブル14席が並ぶ、計20席のこぢんまりした造り。コンクリートの壁に木の家具、奥にはワインセラーと黒板メニューがあり、六本木の隠れ家らしいさまだ。

スチーム Dim sum&Wineの店内。木のカウンター席とテーブル席、奥に黒板メニューとワインセラー
カウンター6席、テーブル14席。奥の黒板には当日のおすすめが並ぶ

カウンターの上に目をやると、八角、黒カルダモン、クコの実、ナツメ、陳皮といった薬膳素材のガラス瓶がずらりと並び、その奥には自家製果実酒の大瓶が控えている。点心だけでなく、お茶や果実酒まで含めて「中国の食材で遊ぶ店」なのだと、座った時点で伝わってくる。

カウンターに並ぶ八角、黒カルダモン、クコの実、ナツメなどの薬膳素材が入ったガラス瓶
カウンターに並ぶ薬膳素材の瓶

点心を手がけるのは、20年以上のキャリアを持つ点心師・鈴木高輔さん。広東点心の伝統を踏まえつつ、具材だけでなく皮の粉の配合や厚み、ひだの数、色合いまで工夫を重ねているそうだ。そこにソムリエが選んだワインを合わせる、というのがこの店のコンセプトである。

ハーフコース+2時間飲み放題(11,000円)の中身

今回利用したのは、ハーフコースと2時間飲み放題がセットになったプラン(1人11,000円・税込)。飲み放題は2時間制で、ラストオーダーは終了30分前。

訪問当日のハーフコースの構成

本日の前菜/おまかせ蒸し点心4種/揚げ・焼き点心/野菜料理/小菜(小皿蒸し)点心(お一人様一つ選択)

公式の説明にある通り、一皿をがっつり食べるというより「軽く、種類は豊富に」のおつまみ仕立て。〆の麺飯やデザートは含まれていないので、足りなければ追加で頼める。

ワインだけで7種、ほかにハイボールやサワー、紹興酒、中国茶まで飲み放題に含まれているので、2時間はあっという間だった。

本日の前菜3種|最初から点心がひとつ入っている

黒い長皿に盛られた前菜3種。カンパチのカルパッチョ、葱を添えた小鉢、小さなせいろに入った豚バラの梅焼売
カンパチのカルパッチョ リンゴ生姜ソース、小鉢の一品、豚バラの梅焼売

黒い長皿に、カルパッチョ、小鉢、小さなせいろの3点が並ぶ。この日の内容は、カンパチのカルパッチョ リンゴ生姜ソース、刻んだ葱とたれを添えた小鉢、そして豚バラの梅焼売。

カルパッチョのソースはリンゴの甘みと生姜の香りで、中華というより和寄りの爽やかさ。小鉢はとろりとしたたれに細かく刻んだ葱がのり、これだけでワインが進む。

そして最初の一皿から、小さなせいろにのった焼売がひとつ。緑の皮に桜色の肉だねで、梅の酸味がふわっと抜ける。「点心の店に来た」という気持ちを、前菜の段階で作ってくれるのが上手い。

おまかせ蒸し点心4種|紫・緑・赤飯色・白

竹のせいろに並んだ季節のおまかせ蒸し点心4種。紫の海鮮ぎょうざ、緑の春菊ぎょうざ、五穀米の鶏肉焼売、白い叉焼まんじゅう
紫は金時芋と黒ごまの海鮮ぎょうざ、緑は春菊と厚揚げの柚子風味ぎょうざ

この店の主役。丸いせいろの蓋を開けると、紫、緑、赤飯色、白と、色も形も違う点心が一つずつ並んでいる。季節替わりで、この日の4種は以下の通り。

・春菊と厚揚げの柚子風味ぎょうざ(緑)

・五穀米で包んだ鶏肉焼売(赤飯色)

・金時芋と黒ごまの海鮮ぎょうざ(紫)

・プチ叉焼まんじゅう(白)

紫の海鮮ぎょうざは、たっぷりひだを寄せた皮が印象的。金時芋のほんのりした甘さと黒ごまの香りに、海老のほどよい塩気。緑のぎょうざは春菊のほろ苦さに厚揚げが合わさり、柚子の香りが心地よい。

五穀米で包んだ鶏肉焼売は、皮の代わりに五穀米をまとわせたもので、もちっとした食感。小さな叉焼まんじゅうは、ふわふわの生地と甘辛い叉焼を楽しめる一品だ。

鈴木さんが皮の配合やひだの数、色合いまで工夫している、というのはこの一皿を見ると納得する。並んだ姿を見比べるだけでも楽しいし、どれから食べるか迷うのも含めて点心の醍醐味である。

点心には、蒸し物だけでなく揚げ物・焼き物・甘いものも含まれる。このコースでも、蒸し点心のあとに春巻きと大根餅が続き、調理法の違いを楽しめた。

揚げ・焼き点心|厚切り大根餅がこれだけで一杯いける

染付の小皿にのった、こんがり焼いた厚切りの大根餅と春巻き
厚切りの大根餅は両面を強めに焼いてある

続いて揚げ・焼き点心。この日は、こんがり焼いた大根餅と春巻きの2点。

大根餅がかなり厚切りで、両面をしっかり焼いているので、表面はカリッと香ばしく、中は大根のみずみずしさが残ったもっちり食感。断面には干し海老らしき赤い粒が点々と見え、噛むほどに旨みが出てくる。

大根餅は飲茶店でよく食べるものだが、ここのは焼きの強さが印象的で、添え物ではなくきちんと一品として成立している。卓上の香港オリーブ醤を少しのせると、塩気と酸味でまた違う顔になる。春巻きは皮が薄くパリッと軽い、昔ながらのタイプだった。

野菜料理|空芯菜のガーリック炒め

藍色の蛸唐草の皿に盛られた空芯菜のガーリック炒め。揚げにんにくが散らしてある
揚げたにんにくの香ばしさが効いている

野菜料理は、この日は空芯菜のガーリック炒め。シャキッとした茎に、揚げたにんにくの香ばしさがのる。点心が続いた流れをいったん軽くリセットしてくれる一皿で、ここでワインを白に切り替えた。

選べる小皿蒸し|天使の海老と梅風味のスペアリブ

コースの最後は、お一人様一つ選ぶ小皿蒸し。この日の基本の選択肢は以下の4種で、+1,000円で本日の鮮魚蒸し・閻魔スペアリブ・酢豚にも変更できる。

① 豚スペアリブの豆豉蒸し ほんのり梅風味

② 天使の海老の香港オリーブ醤蒸し

③ 豚テールの黒酢醤油煮込み

④ 五目あんの湯葉巻き オイスターソース

変更+1,000円:⑤本日の鮮魚蒸し/⑥閻魔スペアリブ/⑦酢豚

せいろの中の器に入った殻付きの天使の海老の香港オリーブ醤蒸し。小葱が散らしてある
殻付きのまま蒸された天使の海老。オリーブ醤の塩気が身に染みる

2人で、天使の海老の香港オリーブ醤蒸しと、豚スペアリブの豆豉蒸しを一つずつ選んだ(1人1品なので、写真は2人分)。海老は殻付きのまま、オリーブ醤をのせて蒸されている。殻を剥くと、オリーブ醤の塩気と旨みが身にしっかり移っていて、蒸し汁ごとすくいたくなる。

せいろの中の器に入った豚スペアリブの豆豉蒸し。春雨の上に小さく切ったスペアリブが並び小葱がのる
春雨の上にのったスペアリブ。豆豉に紀州南高梅を合わせている

スペアリブは小さく切り分けた状態で、春雨の上にのって登場。発酵調味料の豆豉に、紀州南高梅と練り梅を合わせているそうで、豆豉の塩気の奥から梅の酸味がほんのり顔を出す。豆豉の旨みを吸った春雨がまた良いつまみになる。

スペアリブの蒸し物も広東点心の一つ、というのはこの店で教わったこと。日本では一品料理の扱いになりがちだが、香港の飲茶では定番で、こうして小皿で出されると点心の幅広さを感じる。

追加した3種の醤 食べ比べ|結局3種とも持ち帰った

黒い板皿にのった3種の醤。赤い辛味の醤、黒い香港オリーブ醤、オレンジ色のXO醤がそれぞれ小さな角皿に入っている
左から辛味の醤、香港オリーブ醤、XO醤

コースとは別に、3種の醤 食べ比べ(1,900円)を追加した。卓上に並ぶのは、香りのある辛味の醤、XO醤、香港オリーブ醤の3種。

辛味の醤は、辛さより香りが先に来るタイプ。XO醤は凝縮した旨みがあり、これだけで酒のあてになる。香港オリーブ醤は、塩気と酸味で点心の味が切り替わる。

同じ点心でも、付ける醤で表情が変わる。蒸し点心4種と一緒に頼むと、4種×3種で12通りの組み合わせを試せる計算で、これが思いのほか楽しい。

テイクアウト用の醤(30g・900円〜)も販売していて、気に入ったものを買って帰れる。結局、3種とも買って帰った。

紙袋に入ったテイクアウト用の醤。透明の容器にラップがかけられている
テイクアウトの醤は30g・900円〜

飲み放題のラインナップ|ワイン7種から紹興酒ハイボール、中国茶まで

クラフト紙に印刷されたスチーム Dim sum&Wineのドリンクメニュー。グラスワイン、自家製果実酒、ビール・ハイボール・サワー、紹興酒・焼酎・ジン、中国茶、ソフトドリンクの項目
クラフト紙のドリンクメニュー。この全てが飲み放題の対象

飲み放題の内容は、クラフト紙のドリンクメニュー一枚にまとまっている。

グラスワイン|スパークリング・ロゼ・オレンジ・白2種・赤2種の7種

自家製果実酒|ジャスミン茶&杏仁、アンズ&ナツメ・クコ(ソーダ割・水割・お湯割)

ビール・ハイボール・サワー|プレミアムモルツ小瓶、ハイボール、ドラゴンハイボール(紹興酒のハイボール)、レモンサワー、黒ウーロンハイ、ジャスミンハイ

紹興酒・焼酎・ジン|紹興酒、芋焼酎、麦焼酎、ジン翠

中国茶|凍頂烏龍茶、東方美人茶、プーアール茶、ジャスミン茶、黒豆茶(さし湯2回ほど)

ソフトドリンク|ジャスミン茶、黒烏龍茶、瀬戸内レモンソーダ、ジンジャーエール、オールフリー

ブルゴーニュ型グラスに注がれた赤ワインと、氷の入った琥珀色のドリンクが並ぶ
グラスワインは大ぶりのグラスで提供される

ワインはスパークリングから赤2種まで7種が揃い、どれも大ぶりのグラスで注いでくれる。スペインやフランスのものを中心に、点心に寄せた軽やかな選び方で、2時間飲んでも飲み疲れしにくかった。

ワイン以外も選べるのが、この飲み放題の良いところ。紹興酒を炭酸で割ったドラゴンハイボールは、紹興酒の甘い香りがそのまま軽くなった感じで、豆豉蒸しのような濃い味によく合う。アンズ&ナツメ・クコの自家製果実酒ソーダは、ドライフルーツの優しい甘みが点心の合間にちょうどいい。

白ワインのグラスと、実や葉が浮かんだ自家製果実酒のソーダ割
自家製果実酒のソーダ割。クコの実が浮かぶ

別注のデザートと、ガラスポットの中国茶

小さめの杏仁豆腐にクコの実がのり、ココナッツ団子とガラスのカップに入った中国茶が添えられている
小さめ杏仁豆腐と甜点心の盛り合わせ(1,200円)

ハーフコースにデザートは付かないので、小さめ杏仁豆腐と甜点心の盛り合わせ(1,200円)を追加した。レモングラスシロップの杏仁豆腐にクコの実がのり、ココナッツをまとった団子が添えられる。杏仁豆腐はなめらかで、レモングラスの香りが後味を軽くしてくれる。

中国茶は飲み放題にも含まれているが、今回は時間内に頼まず、飲み放題の終了後に別注文した。選んだのは小サイズ(1~2名用・1,200円)。当日の単品メニューには、大サイズ(3~4名用・2,400円)もあった。ガラスのポットで出てきて、茶葉が開いていく様子が見える。さし湯をもらえるので、デザートと一緒にゆっくり楽しめた。

カウンターに置かれたガラスのティーポット。琥珀色の中国茶の中で茶葉が開いている
ガラスのポットで、さし湯2回ほど楽しめる

当日のデザートメニューには、ほかにマンゴーココナッツスープ(楊枝甘露)、チャイニーズカスタードのココナッツ団子、エッグタルト、りんごの三角春巻き、黒ごま餡の揚げごま団子(各990円)が並んでいた。飲み放題が終わった後に、お茶と甘いもので締めるのがおすすめ。

【訪問メモ】

  • 訪問は2026年10月、平日ディナー・2名
  • ハーフコース+2時間飲み放題 11,000円(税込)、飲み放題のL.O.は終了30分前
  • 追加注文:3種の醤 食べ比べ1,900円、小さめ杏仁豆腐&甜点心1,200円、中国茶・小サイズ1,200円(飲み放題終了後)
  • テイクアウトの醤は30g・900円〜(3種とも購入)
  • アラカルトは蒸しぎょうざ・焼売が2個800円〜、席料(お通し)880円
  • 支払いはクレジットカード(VISA・Master・AMEX・JCB・Diners)可、電子マネー不可
  • 5名以上の予約は電話(受付:営業日15:00〜22:00)、12〜20名で貸切可
  • 専用駐車場なし(近隣にコインパーキングあり)

こんな人におすすめ

  • 点心をつまみに、ワインをしっかり飲みたい人
  • 一度の食事でいろいろな種類を少しずつ味わいたい人
  • 六本木で、派手すぎない落ち着いた中華を探している人
  • 皮の色や形まで作り込んだ、見た目も楽しい点心が好きな人
  • XO醤や香港オリーブ醤など、家でも使える調味料を探している人

店舗情報・アクセス

店名 スチーム Dim sum&Wine(スチーム ディム サム アンド ワイン)
住所 〒106-0032 東京都港区六本木4-12-2 佐々木ビルB1F
アクセス 都営大江戸線 六本木駅7番出口より徒歩1分/東京メトロ日比谷線 六本木駅2番出口より徒歩4分
電話 03-6721-0820(受付:営業日15:00〜22:00)
営業時間 ディナー 平日18:00〜L.O.22:00/土日祝18:00〜L.O.20:30
ランチ 土日祝のみ12:00〜15:00(L.O.13:30)※前日21時までの予約制・コースのみ
定休日 月曜日(月曜が祝日の場合も店休)
席数 20席(テーブル14席・カウンター6席)/貸切可(12〜20名)
支払い クレジットカード可(VISA・Master・AMEX・JCB・Diners)/電子マネー不可
駐車場 なし(近隣にコインパーキングあり)
予約 公式予約ページ/5名以上は電話にて

※営業時間・価格は変更される場合があります(2026年10月訪問)。最新情報は公式サイトをご確認ください。

まとめ

六本木駅7番出口から徒歩1分の地下にある「スチーム Dim sum&Wine」は、点心師・鈴木高輔さんが作る季節替わりの蒸し点心を、ワイン7種を含む飲み放題と一緒に楽しめる店である。

ハーフコース+2時間飲み放題(1人11,000円・税込)は、前菜から選べる小皿蒸しまで「軽く、種類豊富に」の構成で、麺飯やデザートは別注文なので、好みに合わせて追加できる。厚切りの大根餅、豆豉と南高梅を合わせたスペアリブ、追加の3種の醤食べ比べと、酒のあてとしての点心の幅を見せてくれる一軒だった。

点心をつまみにワインを飲みたい人、六本木で落ち着いた中華を探している人におすすめしたい。

※お酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。

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らむこ

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アトリエうかい八王子のカフェ訪問記|メニュー・待ち時間・工房見学を紹介

うかいグループの洋菓子店「アトリエうかい」が、クッキー工房を見学できるカフェを八王子に開いた。2026年9月7日グランドオープンの「アトリエうかい Cafe & Factory HACHIOJI」である。

オープンから1週間後の平日昼に訪ねてみると、番号札で呼び出される注文方式、15分を超える待ち時間、スタンプラリー付きの工房見学など、行く前に知っておきたいことがいくつもあった。

本記事では、注文の仕組みから実食、メニューと価格、工房見学の内容、撮影ルール、支払い方法まで、オープン直後の記録として残しておく。

アトリエうかい Cafe & Factory HACHIOJIの季節のブドウゼリーとグラニテと点てる抹茶ラテ
季節のブドウゼリーとグラニテ(990円)と点てる抹茶ラテ(920円)

アトリエうかい Cafe & Factory HACHIOJIとは|2026年9月7日オープンの工房併設カフェ

アトリエうかい Cafe & Factory HACHIOJIの入口外観
イオン八王子滝山 South A棟2階にある入口
アトリエうかい Cafe & Factory HACHIOJIのステンドグラス風の窓
入口脇のステンドグラス風の窓

「アトリエうかい」は、うかい鳥山やうかい亭などのレストランを東京・神奈川に展開するうかいグループの洋菓子ブランドである。花型のクッキーを詰め合わせた缶「フールセック」が看板商品で、手土産として知られている。

その製造拠点であるクッキー工房に、見学通路とショップ、カフェを併設したのが「アトリエうかい Cafe & Factory HACHIOJI」だ。場所はイオン八王子滝山のSouth A棟2階。八王子駅からはバスで10分ほど、車なら中央道八王子ICから約5分の立地で、駐車場は敷地内にある。

工房見学は予約不要・入場無料。営業時間内であれば見学通路を自由に歩ける。

【知識ボックス】フールセックとは

フールセック(Fours secs)
フランス語で「乾いた小さな焼き菓子」を指す言葉。日持ちのするクッキーやサブレの総称で、生クリームなどを使った生菓子のプティフール(Petits fours)と区別される。アトリエうかいでは、この名を冠した缶入りクッキーが定番商品になっている。
アトリエうかい
店のロゴに「DEPUIS 2013」とあるとおり、2013年に誕生したうかいグループの洋菓子ブランド。八王子の工房は、その製造の中心となる場所である。

館内の構成|ショップ・カフェ・見学通路がひと続き

アトリエうかい Cafe & Factory HACHIOJIのショップに並ぶフールセックの缶
曲線を描くショーケースにフールセックやショコラの缶が並ぶ

入口を入るとまずショップがあり、曲線を描くショーケースにフールセックの缶やショコラのギフトが並ぶ。八王子限定パッケージの「フールセック・プティ缶」(1,780円)や、ハロウィンの小缶などの季節商品もあった。

ショーケースでは花型のウィーン風クッキー・木苺のジャムサンド(1枚130円)のようにクッキーのばら売りもしている。缶ではなく数枚だけ試したい場合はこちらが便利だ。

ショーケースに並ぶ花型のウィーン風クッキー・木苺のジャムサンド
花型のウィーン風クッキー・木苺のジャムサンドは1枚130円でばら売りされている

ショップの奥がカフェスペース。木の丸テーブルにチェック柄の椅子、ソファ席、窓際のカウンターと席の種類はさまざまで、絵本と木のおもちゃを置いた子ども向けのコーナーもある。ガラス戸の向こうにはソファを配したテラス席があり、目の前には緑が広がっていた。テラスはペット同伴が可能とのこと。

アトリエうかい Cafe & Factory HACHIOJIのテラス席と緑の眺め
テラス席の先には緑が広がる

そしてカフェの脇から工房の見学通路が続く。丸窓から作業場を覗ける造りで、通路には展示や体験コーナーが並んでいる。

カフェの注文方法と待ち時間|番号札で呼び出される前払い制

カフェは先に席を確保してからレジで注文する前払い制だ。注文するとレシートに番号が印字され、天井近くのモニターに「準備中」「呼出中」の番号が表示される。呼び出されたらカウンターへ取りに行き、食べ終えたトレーも自分で返却する。フードコートに近い運用と思えばよい。

アトリエうかい Cafe & Factory HACHIOJIの番号呼び出しモニター
準備中と呼出中の番号がモニターに表示される

レシートにはQRコードが付いていて、読み取るとスマートフォンで自分の注文の進み具合(待ち人数と目安時間)を確認できる。席から離れて見学通路を歩いていても様子が分かるので、これは活用したい。

レシートのQRコードから開く注文状況の確認画面
QRコードを読み取ると待ち人数と目安時間が表示される

この日は11時51分に注文して、12時06分の時点でまだ「1人待ち・15分」の表示。受け取りまでは15分以上かかった。平日の昼で、満席というほどではなかった。オープンから1週間後の訪問だったことを差し引いても、時間には余裕を持って訪ねたい。

実食|季節のブドウゼリーとグラニテと点てる抹茶ラテ

今回は「季節のブドウゼリーとグラニテ」と「点てる抹茶ラテ」を注文した。

季節のブドウゼリーとグラニテ 990円
点てる抹茶ラテ(アイス) 920円

アトリエうかい Cafe & Factory HACHIOJIの季節のブドウゼリーとグラニテ
グラスの中に皮つきのぶどうとゼリーを重ね、上にグラニテをのせている

ブドウのゼリーは、脚付きのグラスに黄緑と黒紫のぶどうを丸ごと入れ、透明なゼリーで包み、上にぶどうのグラニテをこんもりと盛って食用花を飾った一品。グラニテはシャリッと軽く、下のぶどうは果汁がしっかり出ていて、ぶどうそのものの味で食べさせる構成だ。素材の良さがそのまま味になっているタイプで、素直に美味しい。

抹茶ラテは、点てた抹茶をミルクの上に注いだ二層仕立て。抹茶の苦みがきちんと立っていて甘さは控えめ、ぶどうの甘酸っぱさとも喧嘩しない。カフェのドリンクとしては水準以上だと感じた。

どちらもおいしかったが、個人的には「ここでしか味わえない」というほどの驚きまではなかった。うかいのレストランにも足を運んでいるので、少し期待が膨らんでいたのかもしれない。ここはセルフサービスで、工房見学や買い物とあわせて気軽に楽しむカフェだった。

メニューと価格|フールセックのセットからソフトクリームまで

アトリエうかい Cafe & Factory HACHIOJIのフールセックセットメニュー
看板メニューはクッキーをスタンドに盛ったフールセックのセット

カフェの看板は、木製のスタンドにクッキーを盛りつけた2種類のセットである。

本日のフールセックから10種 ドリンクセット 1,700円
本日のフールセックから5種&季節のプティフール ドリンクセット 2,100円

10種のセットはメープルサブレ、花型のウィーン風クッキー・木苺のジャムサンド、パッションジャムをのせたカカオクッキー、ゴマのガレット、イチゴサブレ、ピスタチオクッキー、キャラメルをのせたアーモンドクッキー、紫芋と林檎の市松クッキー、フレッシュハーブのチーズサブレなど。内容は季節ごとに替わる。

5種&プティフールのセットは、クッキー5種に季節のブドウゼリーとグラニテ、フロマージュブランのクリーム、信州産プルーンと紅茶のフィナンシェ、シューシャンティ、花型のバタークリームサンドが加わる。

見た目はアフタヌーンティー風で華やかだ。10種セットのクッキーは缶で販売しているフールセックと同じ顔ぶれなので、初めてアトリエうかいのクッキーを食べる人や、缶を買う前に何種類か試したい人に向いている。

アトリエうかい Cafe & Factory HACHIOJIのスイーツとフードのメニュー
ソフトクリームからパイ料理まで揃う

単品では北海道根釧ミルクのソフトクリーム(650円)、シャインマスカットや長野パープルのアイス(780円)、高尾山うかい養蜂場のハチミツをかけたサンデー(900円)、季節のショートケーキ(880円)などが並ぶ。土日限定でパフェ・ブランや和栗のモンブラングラッセもある。

食事系は地場野菜のオープンパイ(1,520円)や、旬のキノコ8種とベーコンのホットパニエ(1,850円)。焼き菓子はマドレーヌ230円からと手頃で、テイクアウトもできる。

アトリエうかい Cafe & Factory HACHIOJIのドリンクメニュー
ドリンクは690円から。高尾はちみつを使ったラテもある

ドリンクはオリジナルブレンドコーヒー(690円)、高尾はちみつラテやほうじ茶ロイヤルミルクラテ(890〜920円)、福岡・八女の千代乃園の和烏龍茶(850円)など。アルコールもあり、はちみつパナシェ(850円)やスパークリングワイン(グラス1,400円)が置かれている。

工房見学とスタンプラリー|親子向けの体験展示が中心

見学通路には、生地づくり・焼成・仕上げというクッキー製造の工程が、Q&A形式のパネルで説明されている。「なぜ生地を寝かせるのか」「なぜたくさんのクッキーが同じ色に焼けるのか」「なぜ人の目と手で仕上げるのか」といった問いに答える構成で、読み物としては丁寧だ。

体験型の仕掛けも多い。焼きたての香りを嗅げるボタン、アトリエうかいのクッキー型で砂を型抜きして皿に盛りつける砂場、ショコラの断面と素材を図解した本、チョコレート菓子の設計思想を図にした壁など。丸窓からは実際の工房が見え、製造ラインの映像も流れている。

館内7か所にスタンプ台があり、台紙にすべて押すとステッカーがもらえる。ちなみにこのスタンプはすべてクッキーの形をしていて、台紙がフールセック缶になっているところにも工夫を感じる。

アトリエうかい Cafe & Factory HACHIOJIのスタンプラリーの台紙
7か所のスタンプを集めるとステッカーがもらえる

レジの店員さんに台紙を渡すと、フールセックと動物が描かれたオシャレな4種類のステッカーから1種類選ばせていただき、無事ゲットできる。

スタンプラリー完走でもらえるアトリエうかいのステッカー
フールセックと動物が描かれたステッカーは4種類から選べる

展示は子どもが読める振り仮名付きで、体験も砂場や香りのボタンといった親子向けの作りだ。クッキーの製法を深く知りたい人向けの資料館というより、家族で立ち寄って楽しむ場所として設計されている。大人だけで訪ねたこの日は、30分ほどで一巡できた。

【訪問メモ】

  • 訪問は2026年9月14日(月曜)の昼前。グランドオープンから1週間後
  • カフェは前払い・番号呼び出し制。受け取りまで15分超
  • レシートのQRコードから待ち状況をスマホで確認できる
  • 見学通路は予約不要・無料。大人だけなら30分ほどで一巡
  • スタンプラリー完走でステッカー進呈

撮影ルール|工房エリアの写真はSNS公開向きではない

公式サイトのFAQによると、工房見学中の撮影は原則自由だが、撮影した画像や動画は「個人で楽しむ、家族や友人とシェアする」用途に限るとされている。一脚・三脚・自撮り棒の使用とフラッシュ撮影、商用目的やライブ配信、他の客の顔が分かる状態での公衆送信は禁止だ。

そのため本記事では、工房の作業風景や見学通路の写真は掲載していない。SNSやブログに載せるのはショップ、カフェ、メニュー、料理の写真にとどめておくのが安心である。

こんな人におすすめ

  • 子どもとクッキー工房を見てみたい家族
  • イオン八王子滝山での買い物ついでに、ひと息つける場所を探している人
  • フールセックを缶で買う前に、何種類か試してみたい人
  • 八王子限定のクッキー缶を手土産にしたい人

店舗情報・アクセス

店名 アトリエうかい Cafe & Factory HACHIOJI
住所 東京都八王子市滝山町1-884 イオン八王子滝山 South A棟2F
電話 042-696-3334(商品の予約・取り置きは不可)
営業時間 10:00〜19:00(カフェエリアのラストオーダーは18:30)
定休日 カフェエリアは毎週水曜日(ショップ・工房見学は営業)
アクセス 京王八王子駅・JR八王子駅北口から西東京バスで約10分(最寄停留所:イオン八王子滝山、天神前、星谷坂)。車は中央道八王子ICから北へ約2km・約5分、駐車場は敷地内
工房見学 予約不要・入場無料
支払い 現金、クレジットカード各種(タッチ決済可)、交通系IC、iD・QUICPay・nanaco・WAON・楽天Edyなどの電子マネー、PayPay・d払い・楽天ペイ・au PAY・メルペイ、Alipay・WeChat Pay。うかいグループ共通御食事券も利用可
公式サイト https://www.ukai.co.jp/atelier/cafe-factory/

※営業時間・価格は変更される場合があります(2026年9月訪問)

まとめ

アトリエうかい Cafe & Factory HACHIOJIは、クッキー工房の見学通路とショップ、カフェをひとつにした施設である。季節のブドウゼリーとグラニテのように、素材の良さで食べさせるスイーツはきちんと美味しい。

カフェは前払い・番号呼び出し制で、オープン直後の訪問では受け取りまで15分以上かかった。見学通路は親子向けの体験展示が中心で、大人だけなら30分ほどで回れる。

家族で立ち寄るのにも、イオンでの買い物ついでのひと休みにもちょうどいい、緑を眺めながら過ごせる気持ちのいいカフェである。運営が落ち着いた頃に、もう一度様子を見に行きたい。

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らむこ

らむこ

元酒類バイヤー。ワイン・日本酒・クラフトビールと食べ歩きの記録を発信中。Googleレビューでは全国上位レビュアー。

CAFE雫(青梅・沢井)|澤乃井の蔵元が開いた御岳渓谷カフェで豆腐チーズケーキと青梅ソーダ

日本酒の蔵元が、渓谷を見下ろすカフェを開いている。そう聞いて向かったのが、東京都青梅市沢井の「CAFE雫(カフェしずく)」である。

手がけるのは清酒・澤乃井の小澤酒造。コーヒーやラテには蔵の仕込み水を使い、スイーツには隣接する豆腐料理店の豆腐や豆乳、蔵の酒粕といった自社の素材を活かしている。窓の外は多摩川の御岳渓谷。JR沢井駅から徒歩5分で、この景色に出会える。

人気No.1という豆腐チーズケーキと豆乳抹茶ラテ、梅の実入りの青梅ソーダを実際に味わってきたので、メニューや席の使い方、周辺の施設と合わせた楽しみ方までまとめておく。

CAFE雫のテラス席から望む多摩川・御岳渓谷
テラス席の目の前を多摩川が流れる

CAFE雫とは|澤乃井の蔵元が開いた渓谷カフェ

CAFE雫は、清酒「澤乃井」で知られる小澤酒造が2021年11月に開いたカフェである。同じ敷地には豆腐・湯葉料理の「ままごと屋」や、多摩川沿いの庭園「清流ガーデン澤乃井園」があり、その一角に位置している。

建物は、もともとままごと屋の新館として使われていた昭和54年(1979年)築の日本建築で、公式サイトによれば日本建築の様式美を活かしながらリニューアルしたものだという。太い梁と欄間、格子窓が残る店内は、和の落ち着きがありつつ、木のテーブルと椅子でモダンにまとめられている。

店名の「雫」は、この地域が豊かな水に恵まれた土地であることに由来する。澤乃井の酒も、ままごと屋の豆腐も、この水があってこそのもの。カフェのコーヒーやラテ類にも、澤乃井の仕込み水が使われている。

【知識ボックス】澤乃井の仕込み水と御岳渓流

澤乃井の仕込み水
小澤酒造の公式サイトによれば、蔵の仕込み水は秩父古生層の岩盤を約140m掘り抜いた洞窟から湧き出す岩清水だという。CAFE雫のコーヒー・ラテ類はすべてこの仕込み水で淹れられている。
御岳渓流(名水百選)
カフェの目の前を流れる多摩川のこの区間は「御岳渓流」と呼ばれ、1985年(昭和60年)に環境庁(当時)が選定した名水百選のひとつ。両岸に遊歩道が整備され、散策や川下りの見物も楽しめる。
小澤酒造
記録に残る創業は元禄15年(1702年)。東京都内でも指折りの歴史を持つ酒蔵で、トレードマークは清流にすむ沢蟹。CAFE雫の外壁や店内の丸窓にも、この沢蟹の意匠が見られる。

沢井駅から徒歩5分|蔵元らしい入口と席の使い方

JR青梅線の沢井駅から線路沿いに御岳方面へ歩き、坂を下ると澤乃井園のエリアに着く。カフェの入口には店名の入った菰樽が積まれ、白いのれんと雨をつたう鎖樋、沢蟹の彫り物が並ぶ。酒蔵の敷地内にあることを感じさせる玄関である。

CAFE雫の入口に積まれた菰樽と白いのれん
店名入りの菰樽と沢蟹の意匠が迎える入口

店内は、大きなガラス戸に沿って川側にテーブルが並び、どの席からも緑が見える。奥には壁に沢蟹の彫刻がはめ込まれた小さな部屋もあり、二人でゆっくり過ごすならこちらも良い。ガラス戸の外にはテラスがあり、手すりの向こうはすぐ多摩川だ。

先に席を確保してから玄関横のレジで注文・会計をする前払い制となっている。

CAFE雫の店内。木のテーブルと格子窓、窓の外は御岳渓谷の緑
昭和54年築の日本建築を活かした店内

実食レポ|豆腐チーズケーキと豆乳抹茶ラテ、青梅ソーダ

今回は平日の午前中に二人で訪問し、以下の4点を注文した。

・豆腐チーズケーキ 500円
・アイス豆乳抹茶ラテ 630円
・特製青梅ソーダ 550円
・酒粕クラッカー 300円
(合計1,980円・税込)

CAFE雫の豆腐チーズケーキ、アイス豆乳抹茶ラテ、特製青梅ソーダ、酒粕クラッカー
木のトレーで運ばれてくる。カップには雫のロゴシール

豆腐チーズケーキ(500円)

メニューに星印が付いた、店のおすすめであり人気No.1のケーキ。ままごと屋の豆腐を使って作られており、イートイン限定である。木の皿に粉糖をふった一切れがのり、黒豆がひと粒添えられている。

口に入れるとなめらかで、豆のコクはしっかりと感じるのに、後味は驚くほど軽やか。チーズケーキの濃厚さを求める人には物足りないかもしれないが、渓谷を眺めながらすっと食べ切れるこの軽さこそがこの店らしい。

CAFE雫の豆腐チーズケーキ。粉糖と黒豆が添えられている
ままごと屋の豆腐を使った人気No.1のケーキ

アイス豆乳抹茶ラテ(630円)

こちらもままごと屋の豆乳を使用(牛乳も入る)。抹茶のほろ苦さと豆乳のまろやかさがよく合い、氷が溶けても味がぼやけにくい。テラスの手すりに肘をかけ、川の音を聞きながら少しずつ飲むのにちょうどいい一杯だった。

多摩川を背景にしたCAFE雫のアイス豆乳抹茶ラテ
テラスで飲む豆乳抹茶ラテ。対岸には歩行者専用の吊り橋

特製青梅ソーダ(550円)

国産の梅の実が入った炭酸ドリンク。梅の甘酸っぱさとすっきりした炭酸で、坂道を下ってきた身体にはこれが一番沁みる。カップの底には梅の実が沈んでいて、最後にストローですくって食べられる。青梅の名を冠する土地で梅を味わえるのも、旅の一場面としてうれしいところだ。

CAFE雫の特製青梅ソーダ。カップの底に梅の実が沈む
最後は梅の実まで

酒粕クラッカー(300円)

澤乃井の吟醸酒粕を使ったクラッカー。三角にカットされた薄いクラッカーが袋に入っていて、サクッとした食感の奥にほんのりと酒粕の香りが残る。甘さは控えめで、コーヒーにも、家に持ち帰って日本酒やワインの相手にしても良さそうな味わいである。袋入りで日持ちするため、手土産にも向く。

CAFE雫の酒粕クラッカー。澤乃井の吟醸酒粕使用
蔵元ならではの酒粕クラッカー

メニューと価格一覧|仕込み水のコーヒーと青梅のスイーツ

メニューはドリンクが約20種、スイーツが約10種。コーヒーやラテ類はすべて澤乃井の仕込み水で淹れられ、豆乳を使ったドリンクにはままごと屋の豆乳が使われている。

スイーツは青梅市内の菓子店「パティスリーテロワール」「にこらっと」「kacora」が手作りしているとの掲示があった。訪問時(2026年9月)の価格は以下の通り(すべて税込)。

ホットドリンク

・濃厚豆乳ラテ 500円
・豆乳抹茶ラテ 550円
・ブレンドコーヒー 450円
・アメリカン 450円
・カフェラテ 500円
・キャラメルラテ 570円
・ホットレモネード 500円
・紅茶 450円
・ココア 450円

コールドドリンク

・アイス豆乳ラテ 600円
・アイス豆乳抹茶ラテ 630円
・アイスコーヒー 550円
・アイスカフェラテ 600円
・アイスキャラメルラテ 630円
・特製青梅ソーダ 550円
・特製レモネード(炭酸) 600円
・果汁100%りんごジュース 500円
・アイスティー 500円

デザート

・ガトーショコラ 500円(イートインのみ)
・豆腐チーズケーキ 500円(イートインのみ)
・有機人参と米粉のキャロットケーキ 550円(イートインのみ)
・おからドーナツ 280円
・スイートポテト(豆乳入り) 330円
・おからと米粉のクッキー(黒ゴマ/ココア) 250円
・酒粕クラッカー 300円
・フロランタン 250円

CAFE雫の店頭メニュー看板
店頭のメニュー。星印がおすすめ

ドリンクと焼き菓子はテイクアウトができる。ケーキ類はイートイン限定なので、店で食べたいものと持ち帰るものを分けて考えると選びやすい。

澤乃井園・ままごと屋・酒蔵見学と合わせて楽しむ

CAFE雫の魅力は、同じ敷地に小澤酒造の施設がそろっていることにある。カフェ単体で訪れるよりも、半日かけて周辺を回る前提で計画すると満足度が上がる。

【エリア知識ボックス】沢井・澤乃井園エリアの施設

清流ガーデン澤乃井園
1967年開設、多摩川のほとりの庭園。売店では澤乃井の酒やおつまみ、酒まんじゅうなどが買え、軽食コーナーもある。入園無料。
ままごと屋
1979年開設の豆腐・湯葉料理店(予約制)。CAFE雫の豆腐チーズケーキや豆乳ラテは、この店の豆腐と豆乳を使っている。
きき酒処
澤乃井の銘柄を有料で利き酒できるコーナー。おちょこ付きで数種を飲み比べられる。
酒蔵見学
公式サイトによれば予約制・有料(大人700円、20歳未満無料)。元禄時代の土蔵や仕込み水を見学できる。
楓橋・寒山寺
澤乃井園と対岸を結ぶ歩行者専用の吊り橋。渡った先の寒山寺には誰でもつける鐘があり、カフェのテラスまでその音が届く。

おすすめの回り方は、午前中にままごと屋で豆腐料理の昼食、または酒蔵見学と利き酒を済ませ、午後にCAFE雫で川を眺めながら休憩するという流れ。渓谷遊歩道を御嶽駅方面へ歩けば、川合玉堂の作品を展示する玉堂美術館まで足を延ばすこともできる。なお、以前あった櫛かんざし美術館は閉館しているので、古い情報で計画しないよう注意したい。

CAFE雫の店内にある沢蟹の彫刻がはめ込まれた丸窓
小澤酒造のトレードマーク、沢蟹の丸窓

こんな人におすすめ

  • 御岳渓谷や奥多摩方面の散策の途中で、川を眺めながら休憩したい人
  • 澤乃井の酒蔵見学やままごと屋の食事と合わせて、沢井で半日過ごしたい人
  • 豆腐や豆乳を使った軽やかなスイーツが好きな人
  • 酒粕クラッカーやおからドーナツなど、蔵元らしい手土産を探している人
  • 電車で行ける東京都内の渓谷カフェを探している人

店舗情報・アクセス

店名 CAFE雫(カフェしずく)
住所 東京都青梅市沢井2-748
アクセス JR青梅線 沢井駅から徒歩約5分/車は圏央道青梅ICから青梅街道を奥多摩方面へ(駐車場あり)
電話 0428-78-9523
営業時間 10:30〜16:00
定休日 月曜日
席数 店内テーブル28席、テラステーブル6席(全席禁煙)
注文方法 先に席を確保し、玄関横のレジで注文・前払い
支払い 現金、クレジットカード(VISA・Mastercard・JCB・AMEX・Diners・Discover・銀聯、タッチ決済可)、交通系IC、iD・QUICPay・WAON・nanaco・楽天Edy、PayPay・d払い・楽天ペイ・メルペイ・au PAY、Alipay・WeChat Pay
テイクアウト ドリンク・焼き菓子は可(ケーキ類はイートインのみ)
公式サイト https://www.sawanoi-sake.com/service/shizuku/
Instagram @cafe_shizuku429

※営業時間・価格は変更される場合があります。冬季や悪天候時は営業時間が変わることがあるため、訪問前に公式サイト・Instagramをご確認ください。(2026年9月訪問)

まとめ

CAFE雫は、澤乃井の蔵元が仕込み水と自社の素材で作る、御岳渓谷を見下ろすカフェである。豆腐チーズケーキと豆乳抹茶ラテは豆のコクがありながら後味が軽く、梅の実入りの青梅ソーダは散策の疲れを流してくれる。

先に席を確保してから注文する前払い制、テラスは6席のみという点だけ押さえておけば、あとは川の音を聞きながらゆっくり過ごすだけ。澤乃井園やままごと屋、酒蔵見学と合わせて、沢井で半日を組み立ててほしい。

※酒蔵見学や利き酒を楽しむ場合、20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。車で訪れる方は飲酒運転にご注意ください。

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らむこ

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東京駅前でクラフトサケが飲み比べ放題|SAKEICE BAR!(八重洲)でホップどぶろくからミードまで飲んできた

ホップを使ったどぶろくに、ジャスミン茶やバラを使ったお酒、蜂蜜を発酵させたミード。東京駅の近くで、そんな個性豊かなお酒を少しずつ飲み比べてきた。

訪れたのは、東京駅八重洲中央口から徒歩約3分の「SAKEICE BAR!(サケアイスバー)」。日本酒アイスで知られるSAKEICEが手がける立ち飲みバーで、2026年9月に時間制の飲み比べ放題が始まった。今回はご招待いただき、クラフトサケなども楽しめるプレミアムプラン(60分3,000円)を体験した。

実際に飲んだお酒やおつまみとあわせて、飲み比べ放題の料金、別料金のメニュー、お店へのアクセスを紹介する。

SAKEICE BAR!の外観。うちわがずらりと並ぶディスプレイと吧 BARの看板
うちわが並ぶ入口。「吧 BAR」の看板が目印

SAKEICE BAR!とは|日本酒アイスの店が始めた立ち飲みバー

お店は東京駅八重洲中央口から徒歩約3分、横断歩道を渡った先のYANMAR TOKYO 1階にある。同じ建物には、日本酒を使ったアイスクリームの専門店「SAKEICE Tokyo Shop」も入っている。

SAKEICE BAR!は、2025年4月にプレオープンした全席立ち飲みの日本酒バー。店の方に聞いた話によると、SAKEICEはもともとヤンマーからの委託で同じ施設内にショップを構えており、別の区画が空いたときに「もう一店舗できないか」と声がかかって生まれたのがこのバーだという。

コンパクトな店内には、ビールケースを積み上げたスタンディングテーブルが並び、壁一面にお酒の冷蔵ケースと光るサーバーが設置されている。メニューは日本語・英語・中国語の3言語表記で、運営会社の発表によれば台湾からの観光客を主な客層として想定しているそうだ。

SAKEICE BAR!の店内。冷蔵ケースと光るサーバーが壁一面に並ぶ
ビールケースを使ったテーブルが並ぶ、気軽な立ち飲みスタイル

【知識ボックス】クラフトサケとは?

定義
クラフトサケブリュワリー協会では、米と日本酒の醸造技術を土台に、清酒とは異なる製法も取り入れたお酒として紹介している。ホップや果実、ハーブなどを加えたものや、搾る工程を経ないどぶろくなど、味わいの幅が広い。
ラベルの品目にも違いがある
今回飲んだお酒でも、ラベルの品目はSuSuSuが「その他の醸造酒」、WAKAZE×LINNÉが「雑酒」と異なっていた。なお、後ほど紹介するミードは蜂蜜を原料とするお酒で、米を原料とするクラフトサケとは別のもの。
参考:クラフトサケブリュワリー協会
この店での扱い
通常プランは日本酒・焼酎などが対象。プレミアムプランでは、クラフトサケなどの対象銘柄が加わる。料金の差は、30分・60分ともに500円。

飲み比べ放題の料金|通常・プレミアムの違いと別料金メニュー

いろいろなお酒を試せる時間制の飲み比べ放題と、コインを使って単品を注文する方法がある。飲み比べ放題は次の2種類。

飲み比べ放題
通常プラン:30分1,500円/60分2,500円
プレミアムプラン:30分2,000円/60分3,000円
※価格は税込。プレミアムはクラフトサケなども対象。

訪問時の利用案内
和らぎ水500ml付き(一人1本)。時間延長可、同席者は全員同一プラン。銘柄によっては一人1杯までの制限あり。

コイン制の単品注文
1枚600円/2枚1,200円/6枚3,300円/12枚6,000円
まとめて購入すると1枚あたり500〜550円。コインはグループでシェアでき、当日限り有効。必要な枚数はメニューによって異なる。

コイン式の高級酒サーバー、おつまみなどは飲み比べ放題とは別料金。訪問時は、缶酒やOBUSE GINも2コインだった。サーバーには1998年の古酒などが入っていて、表示は古酒が4コイン、高級酒が4コインまたは2コイン。青いタグが付いた銘柄は一人1杯までとなっていた。対象銘柄や杯数制限は入れ替わるので、店頭の案内で確認して選ぶとわかりやすい。

利用時間は卓上のキッチンタイマーで管理される。残り時間を確認しながら、自分のペースでお酒を選べる。

SAKEICE BAR!の飲み比べ放題の料金表。プレミアムは30分2,000円、60分3,000円
通常プランに500円追加すると、クラフトサケなども対象のプレミアムプランに
SAKEICE BAR!のコイン2枚。Brilliantの刻印入り
単品注文に使うコイン。「Brilliant」の刻印入り

【知識ボックス】コイン式の高級酒サーバー

高級酒を少量ずつ試せる
古酒・高級酒が入っている黒いサーバーは、ワインセラーのグローバル社が扱う「ブリリアント ワイン・Sakeサーバー」の4本用が2台。コインを入れて1杯45mlを自分で注ぐセルフ式で、開栓後の酸化を抑えながら高価な酒を少量ずつ出せる仕組みになっている。コインの「Brilliant」の刻印はここから来ている。運営会社の案内によれば、飲み比べ放題の開始にあわせてサーバーは高級酒に特化した運用になり、ボトル1本1万円クラスの酒を1杯1,000円程度から試せるとのこと。後ほど紹介する東京八王子酒造の小型KEGサーバーとは別の設備だ。
参考:グローバル社の導入事例/運営会社による飲み比べ放題の案内(2026年9月9日)

実際に飲んだ7杯|クラフトサケ・日本酒・ミードの感想

今回は友人と2人で訪問。プレミアム60分を利用した日に飲んだ7杯を紹介する。銘柄や提供条件は入荷状況によって変わるため、訪問時の記録として見てほしい。

WAKAZE×LINNÉ 周年記念酒|ジャスミン茶とバラで仕込んだ貴醸酒

WAKAZE×LINNÉ周年記念酒のボトルとさくら柄のグラス
WAKAZE創業10周年×LINNÉ創業2周年の限定醸造。棚の値札は5,500円

最初に選んだのは、縞模様の黒いボトルが目を引くWAKAZE×LINNÉの周年記念酒。棚には5,500円の値札が付いていた。ボトルで買う前に、少量から試せるのがうれしい。

ラベルによると、WAKAZE創業10周年とLINNÉ創業2周年を記念した限定酒。米・米麹に加え、ジャスミン茶、レッドローズ、オレンジピール、ハイビスカス、コリアンダーシードが使われている。仕込み水の一部をお酒に置き換える、貴醸酒仕込みのボタニカルなお酒だ。

さくら柄のグラスでいただくと、花や柑橘を思わせる香りが広がり、そのあとに米の甘みを感じた。いつもの日本酒とは少し違う香りを楽しめる一杯。

ぷくぷくホップ SuSuSu[AUTUMN 2026]|ネルソンソーヴィンのホップどぶろく

ぷくぷく醸造のぷくぷくホップSuSuSuのボトルとグラス
福島県南相馬市小高のぷくぷく醸造。ラベルのたぬきが目印

特に印象に残ったのが、ぷくぷく醸造の「ぷくぷくホップ SuSuSu(すすす)」。たぬきの描かれたラベルもかわいらしい。

福島県南相馬市小高のお酒で、どぶろくにホップを使っているのが特徴。この日のボトルは、ネルソンソーヴィンを使ったAUTUMN 2026。ラベルには、伝承製法の花酛とドライホップを組み合わせたお酒とあり、酵母無添加・精米歩合90%と記載されていた。

グラスに注ぐと白く濁り、マスカットや白ワインを思わせる香りがする。どぶろくの甘酸っぱさにホップの香りが重なって、普段飲む日本酒ともビールとも違う味わいだった。

HINEMOS ICHIJI|夜更けに深まる純米酒

HINEMOS ICHIJIの黒いボトルとグラス
時間をコンセプトにしたHINEMOS。ICHIJIは深夜1時の酒

続いて選んだのは、時間をコンセプトにした日本酒ブランドHINEMOSの「ICHIJI」。冷蔵ケースの横には味わいのマップが貼られていて、甘口・辛口、軽い・重いの軸から好みのお酒を探せる。

ICHIJIは深夜1時をイメージした純米酒。香りが個性的なクラフトサケのあとに飲むと、米のうまみやコクが印象に残った。種類の違うお酒を続けて飲むと、それぞれの特徴がわかりやすい。

男山 つまみつつ|すし専用の特別純米酒

男山つまみつつのボトルと白いお猪口
すしをつまむ手のイラストと「すし専用」の文字が目を引く

北海道旭川の男山が造る「つまみつつ」は、ラベルに「すし専用」と書かれた特別純米酒。すしをつまむ手のイラストが描かれている。

ラベルによると、北海道のすし職人が監修した食中酒で、刺身などのおつまみにも合うとのこと。今回は生牡蠣と一緒にいただいた。すっきりした飲み口で、牡蠣の味を楽しみながら飲めた。

The MEAD|京都蜂蜜酒醸造所の蜂蜜酒

京都蜂蜜酒醸造所のThe MEADのボトルとグラス
京都蜂蜜酒醸造所の「The MEAD」。アルコール7%

日本酒やクラフトサケに交じって、蜂蜜酒の「The MEAD」も並んでいた。日本酒バーでミードまで試せるのは意外だった。

京都蜂蜜酒醸造所のお酒で、原材料欄には「蜂蜜(国産)」と記載されている。ラベルの味わいチャートでは甘み・蜂蜜感・香りが高め。おすすめの飲み方にあわせて、冷やしてストレートでいただいた。

The MEADの裏ラベル。原材料は蜂蜜(国産)のみ、レーダーチャート付き
裏ラベル。原材料欄には蜂蜜(国産)しか書いていない

蜂蜜の香りに加えて酸味もあり、想像していたよりすっきりした印象だった。甘さだけではない味わいが面白い。

【知識ボックス】ミード(蜂蜜酒)とは?

蜂蜜と水を発酵させた酒
蜂蜜を水で薄め、酵母の働きで発酵させたお酒。蜂蜜の種類や造り方によって、香りや甘さが変わる。

東京八王子酒造 prototype 1|専用サーバーから注ぐKEGの生原酒

東京八王子酒造prototype 1のKEGサーバー。小型冷蔵庫の中に樽とタップ
小型冷蔵庫の中にKEGとタップ。温度は2.8℃表示だった

入口脇の小型冷蔵庫には、KEG(樽)とタップが入っていた。こちらは、ボトルを並べたコイン式の高級酒サーバーとは別の、東京八王子酒造のお酒を注ぐ設備。

この日いただいたのは「prototype 1」の生原酒。店頭では、prototypeシリーズの数量限定酒として紹介されていた。樽からワイングラスに注いでもらうスタイルで、フレッシュな味わいが印象に残った。

多摩エリアに住んでいるので、東京駅の近くで八王子のお酒に出会えたのもうれしかった。

焼酎のソーダ割り|炭酸水と氷を追加で注文

神戸居留地のスパークリングウォーターと氷入りのグラス
和らぎ水とは別に、ソーダ割り用の炭酸水と氷をグラスで出してもらえた

最後は焼酎のソーダ割りに。棚から焼酎を選んで炭酸水をお願いすると、氷入りのグラスと炭酸水を無料で出してもらえた。和らぎ水とは別に注文し、自分で好みの濃さに割るスタイルだった。

通常プランにも焼酎が含まれているので、日本酒以外を飲みたいときにも選択肢がある。

おつまみとデザート|生牡蠣やスモークサーモンを注文

SAKEICE BAR!の生牡蠣。広島産かきむすめ2個とレモン
広島産かきむすめ。1コインで2個

おつまみは飲み比べ放題に含まれず、別料金のコイン制。訪問時は、枝豆、えいひれ、カシューナッツ&チーズ、いぶりがっこチーズ、生牡蠣、スモークサーモン、広島牛のコロッケ、ポップコーンが各1コイン。熟成鶏のとろとろレバーは2コインだった。今回はおつまみを自費で注文した。

注文したのは、生牡蠣、スモークサーモン、ポップコーン。なかでも生牡蠣は、小ぶりながらクリーミーで好みだった。男山「つまみつつ」との相性もよかった。サーモンは薄切り4枚にレモンが添えられ、ポップコーンは缶入りで提供された。

全体に軽くつまむ量なので、しっかり食事をするなら別のお店と組み合わせても良いかもしれない。

SAKEICE BAR!のスモークサーモン。薄切り4枚とレモン
スモークサーモン。1コイン

訪問時のメニューには、北海道産ジャージー牛乳のソフトクリーム(600円)や「混ぜるシェイク」(800円)もあった。シェイクはマンゴー、いちご、ずんだの3種類。日本酒アイスは、同じ建物のSAKEICE Tokyo Shopで購入できる。

SAKEICE BAR!のおつまみメニュー。1コインと2コインの品目一覧
訪問時のおつまみ・デザートメニュー

お酒のラインナップと選び方|味わいのタグが目印

SAKEICE BAR!の冷蔵ケース。左がクラフトサケ棚、右が地方別の日本酒棚
日本酒は地方別に並び、クラフトサケなども選べる

冷蔵ケースは左がクラフトサケ、右が北海道・東北から九州までの地方別の日本酒。訪問時のクラフト棚で見かけたのは、LINNÉ、天郷醸造所、稲とアガベ、平六醸造、はじまりの学校、秋保ハートロックサケ、haccoba、LIBROM、ぷくぷく醸造、ハッピー太郎醸造所、SENDAI STATION BREWERY、足立農醸、LAGOON BREWERYなど。

クラフトサケブリュワリー協会の設立メンバーがひと通り揃っている印象だ。HINEMOSの日本酒や京都蜂蜜酒醸造所のミードも同じ棚にあり、幅広い種類を選べた。

店の方によると、お酒は社長自ら仕入れていて、ラインナップはよく入れ替わるそう。この記事で紹介した銘柄がない場合もあるので、目当てのお酒があるときは事前に確認しておきたい。

SAKEICE BAR!のボトルタグ。澤乃井純米大辛口の産地・蔵元・甘さ・濃厚さ・香りの強さを3段階で表示
ボトルのタグには産地・蔵元・アルコール度数や味わいの目安を表示

ボトルのタグには、産地や蔵元、アルコール度数に加え、甘さ・濃厚さ・香りの強さが星3段階で示されていた。知らない銘柄でも、好みに近いものを探しやすい。写真は青梅の小澤酒造「澤乃井 純米大辛口」。東村山の豊島屋酒造「金婚」もあり、多摩のお酒も並んでいた。

【訪問メモ】

  • 訪問は2026年9月25日(金)19時、2名。プレミアム飲み比べ放題60分を利用
  • 日本酒・焼酎を中心に飲むなら通常プラン、クラフトサケなども試したいならプレミアムプラン
  • 和らぎ水500mlは一人1本。炭酸水は別途頼める
  • おつまみは軽めの量。食事の前後に立ち寄る使い方が合いそう
  • この日は60分で7杯を飲み比べた。和らぎ水をはさみながら、自分のペースで楽しみたい
  • コイン式の高級酒サーバーや缶酒、OBUSE GINなどは別料金。対象銘柄や杯数制限は店頭で確認
  • 訪問時は、酒の購入者向けのLINEスタンプ特典があった。利用条件は店頭の案内を確認
  • 気に入ったお酒はボトルで購入でき、持ち帰り用のボトルクーラーも販売されていた

こんな人におすすめ

  • 日本酒やクラフトサケを少しずつ飲み比べたい人
  • 東京駅での待ち合わせや新幹線の乗車前後に、短時間立ち寄りたい人
  • 味わいのタグを参考に、知らない銘柄を選んでみたい人
  • 食事の前後に、軽くおつまみとお酒を楽しみたい人
  • 気に入った酒をその場でボトル買いして帰りたい人

店舗情報・営業時間|東京駅八重洲中央口からのアクセス

店名 SAKEICE BAR!(サケアイスバー)
住所 東京都中央区八重洲2-1-1 YANMAR TOKYO 1F
アクセス JR東京駅 八重洲中央口から徒歩約3分(八重洲口から横断歩道を1本渡った先)
電話 050-3627-8876
営業時間 平日 17:00〜22:00/土日祝 11:00〜22:00
定休日 無休
席 全席立ち飲み
料金 プレミアム飲み比べ放題 30分2,000円/60分3,000円、飲み比べ放題 30分1,500円/60分2,500円、コイン1枚600円(まとめ買いで1枚あたり500〜550円)
支払い クレジットカード(VISA・Mastercard・JCB・AMEX・Diners・Discover・UnionPay)、QUICPay、QRコード決済(PayPay・d払い・au PAY・楽天ペイ・メルペイ・Alipay・WeChat Payほか)
運営 株式会社えだまめ
公式 sakeice.jp/Instagram @sakeice_japan

※メニューや価格は2026年9月25日の訪問時の情報。営業時間は運営会社の2026年9月9日付の案内を参照。変更される場合があるため、来店前に最新情報をご確認ください。

まとめ

SAKEICE BAR!は、日本酒やクラフトサケを少しずつ試したいときに立ち寄りやすいお店だった。今回はホップを使ったどぶろくや、ジャスミン茶・バラを使ったお酒、ミードなど、普段なかなか選ばない一杯にも出会えた。

プレミアム飲み比べ放題は30分2,000円、60分3,000円。おつまみは別料金で軽めの量なので、食事の前後に組み合わせると利用しやすいと思う。

東京駅八重洲中央口から徒歩約3分という場所も便利。入荷するお酒が変わるので、次はどんな銘柄に出会えるのかも楽しみだ。

※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。お酒は楽しく適量を。

※店舗からご招待いただき、プレミアム飲み比べ放題を体験しました。おつまみは自費で注文しています。記事には実際に利用した感想を記載しています。

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らむこ

らむこ

元酒類バイヤー。ワイン・日本酒・クラフトビールと食べ歩きの記録を発信中。Googleレビューでは全国上位レビュアー。