馬並み家 新橋は、青森県直送の馬肉を扱い、刺身・焼き・鍋まで楽しめる馬肉専門店。
JR新橋駅から徒歩1分という立地で、生ハツや生レバーも提供できる鮮度管理が特徴。
新橋のビジネス街で、赤身中心の馬肉料理を幅広く味わえる一軒として知られている。
今年は午年ということもあり、英気を養う意味も込めて訪問。
新橋で馬肉を探している人向けに、刺身・焼き・鍋まで実食レビュー。
馬並み家 新橋とは|青森県直送・馬肉専門の理由

青森県直送の馬肉を部位ごとに扱う「馬並み家 新橋」。ヒレ・ランプ・フタエゴなど希少部位まで分かる馬肉部位図から、専門店ならではの提供幅が見える。
馬並み家 新橋の特徴まとめ
- 青森県小田桐産業から直送される馬肉
- 刺身・焼き・鍋まで楽しめる専門店
- 生ハツ・生レバーも提供できる鮮度管理
馬並み家 新橋で使われている馬肉は、青森県の専門業者・小田桐産業から直送されるものだそう。
青森は夏は冷涼、冬は厳しい寒さという環境で、馬の肥育に適した土地とされていて、馬肉の有名な産地である。
赤身の質が安定し、刺身でも加熱でも味が崩れにくいのが特徴。
刺身提供が可能な肉を焼きや鍋にも展開できるのは、鮮度管理のレベルが高い証拠。
実際に、刺身として提供できる部位を焼きや鍋にも展開できるという点からも、仕入れ・管理・提供オペレーションが成立していることが分かる。
お通しは赤まむしドリンクに塩辛?馬並み家 新橋らしいスタート

お通しはまさかの赤まむしドリンクと塩辛。新橋らしいインパクトのあるスタートで、最初からお酒が進む構成。
注文を済ませて待っていたところ、なんとお通しとして赤まむしのドリンクと、鰊の塩辛が運ばれてきた。
まさかスタミナドリンクが出てくるとは……!
ドリンクには果糖ブドウ糖液糖・まむし抽出液・高麗人参抽出液・ローヤルゼリーなどが含まれており、かなり滋養強壮に効きそうである。
そしてこの鰊の塩辛が非常に美味い。
塩味の塩梅が完璧で、馬肉の店だというのに、塩辛まで美味しいなんて。
初っ端から期待大である。
実際に食べた馬刺し|部位ごとの違いが明確

赤身・ヒレ・ザブトン・ハツ・レバーなど、部位ごとに食感と旨みが異なる馬刺しを実食。鮮度の高さと赤身主体ならではの軽さが印象的。
本日のお造り 三点盛り特上(970円)
お通しを楽しんだ後は、本日のお造りが登場。
この日はザブトン・赤身・ヒレが盛られてきた。
クセの少ない赤身、繊維が細かく柔らかいヒレ、わずかなサシのコクが楽しめるザブトン。
なんとも美しい赤色をしているこの盛り合わせは、部位ごとの旨みと食感の違いがはっきりしていて、最初の一皿として非常に分かりやすい内容となっていた。
生ハツ生レバー盛り合わせ(2,180円)

生ハツ生レバー盛り合わせ(2,180円)。臭みのない鮮度の高さが際立ち、ハツはしゃきっとした歯切れ、レバーは重すぎない軽やかな口当たりが印象的。
まだまだいけると言わんばかりに、生ハツと生レバーの盛り合わせも注文。
生ハツ・生レバーは、鮮度と下処理が伴わなければ提供できないメニューだ。
実際に食べると臭みはほぼなく、鮮度の良さが一口で分かる。
ハツはしゃきっとした歯切れの良さ、レバーはねっとりしすぎない軽さがある。
もし臓物系が苦手でなければ、ぜひ頼んでみていただきたい逸品だった。
味付けは、
- 青森県産黒にんにくを使った特製醤油
- 塩+ごま油
- 甘口の九州醤油
と複数用意されており、部位ごとの個性を潰さずに楽しめる。
焼きでも実力が分かる「馬力焼き」

ジンギスカン鍋で焼く青森県直送馬肉の馬力焼き
焼き物は、ツラミ(1,080円)やヒモ(1,280円)などの部位をいただいた。
刺しでもいける鮮度のお肉をさっと焼き、柔らかさと香ばしさが楽しめる半レアでパクリ。

青森名物のりんごを使用した自家製りんご醤油ダレ。甘みとコクのバランスが良く、馬肉の旨みを引き立てながら後味はさっぱり。
青森名物りんごを使用した自家製りんご醤油ダレでいただいた。
焼肉的な満足感はありつつ、脂の重さが残らないのは馬肉ならでは。
名物「歌麿鍋」とは?すき焼きとの違い

看板メニューの「歌麿鍋」は、刺身でも食べられる鮮度の馬肉を特製割り下で楽しむ一品。すき焼きのようでありながら、より軽やかで旨みをダイレクトに感じられるのが特徴。
歌麿鍋は、刺身でも提供できる鮮度の馬肉を使った、すき焼き風スタイルの名物鍋。
一般的な牛すき焼きと比べて脂が軽く、赤身主体ならではのすっきりした後味が特徴。
特徴は大きく3つ。
- にんにくを効かせた特製割り下
- 長芋と出汁、卵黄を合わせたオリジナルの「玉とろ汁」
- 希少部位を含む赤身中心の肉構成
まずは割り下で火を入れ、その後玉とろ汁に絡めて食べる二段階スタイル。
甘辛さにコクを重ねながらも、食後に重さが残りにくいのが良い。
この日は「松(希少トモサンカク、特上ヒレ、上ロース) 2,790円」を注文。

松(希少トモサンカク・特上ヒレ・上ロース)2,790円。部位ごとの赤身の違いを食べ比べできる一皿。刺身でも食べられる鮮度の馬肉を使用し、歌麿鍋として火入れすると旨みの変化も楽しめる。
赤身ごとの味の違いが分かりやすい。
〆として、蕎麦(560円)も注文。
馬肉の旨味がたっぷり入った出汁が溶け込んだ割り下に絡ませたら、最後まで幸せタイム。

追加の〆蕎麦(560円)。甘辛い割り下の旨みをしっかり吸った〆の一杯。馬肉の出汁が溶け込んだスープで、最後まで満足度が高い構成だった。
ここまで食べても胃が重くならず、「しっかり食べたのに疲れない」という感覚が残るのは素直に凄い。
馬肉は牛・豚と何が違う?栄養と味の特徴
馬肉は牛肉・豚肉と比べて、高タンパク・低脂肪・鉄分が豊富な赤身肉として知られている。
脂質が少ない一方でアミノ酸量が多く、さっぱりしながらも旨みを感じやすいのが特徴だ。
一般的な肉との違いを整理すると、次のような傾向がある。
牛肉:脂のコクと濃厚な旨みが主体
豚肉:脂の甘みと柔らかさのバランス
馬肉:赤身中心でクセが少なく、後味が軽い
特に馬肉は体温に近い温度でも脂が溶けにくいため、口当たりが重くなりにくいと言われている。
そのため、
- 仕事帰りでも食べやすい
- スタミナ補給をしたいとき
- 重さが残らない外食
といったシーンと相性の良い肉種でもある。
※高タンパク低脂肪な赤身肉として、健康志向層からも注目されている食材。
青森産馬肉が選ばれる理由|熊本産との違い
青森産の馬肉は、赤身主体でクセが少ない味わいが特徴。
冷涼な気候で育つため脂の付き方が穏やかで、さっぱりとした食感になりやすいと言われている。
一方、熊本産は霜降り系の部位が多く、甘みのある脂を楽しむスタイルが主流。
同じ馬肉でも、
熊本産:脂のコクを楽しむタイプ
青森産:赤身の旨みと軽さを楽しむタイプ
と方向性が異なる。
馬並み家では青森直送の馬肉を中心に扱っているため、刺身でも食べられる鮮度と、鍋にしても重くならない軽やかさが魅力。
また、青森と言えば日本一を誇るにんにくの産地。
美味しいにんにくと馬肉を楽しめるのも、この店ならではだ。
新橋で馬肉を食べるなら?馬並み家 新橋が向いている人
新橋エリアには居酒屋が多くあるが、「赤身中心で軽く食べられる肉」を探している人にとって、馬肉専門店は選択肢のひとつ。
馬並み家 新橋は、
- 仕事帰りにさっと立ち寄りたい
- 脂が重すぎない肉料理を楽しみたい
- 馬刺しや焼肉など複数の食べ方を試したい
というニーズと相性の良い店舗だと感じた。
赤身主体の青森産馬肉を扱っている点もあり、一般的な焼肉よりも後味が軽く、食事量を調整しやすいのであまり食事量が多くない方にもおすすめだ。
店舗情報|馬並み家 新橋

JR新橋駅から徒歩1分ほどの場所にある馬肉専門店「馬並み家 新橋」。 木目の外観と提灯が目印で、仕事帰りにも立ち寄りやすい立地。
住所:東京都港区新橋2-9-17 第二常磐ビル1F(JR新橋駅 徒歩1分)
営業時間:月~金 17:00-23:30 / 土日祝 15:00-23:30
TEL:03-3508-5131
支払い方法:クレジットカード/QR決済/電子マネー可
サービス料・チャージ:600円(※コースは込)
席数:45席
個室:なし
貸切:20~50名で対応可
禁煙・喫煙:全席禁煙
駐車場:なし(近隣コインパーキングあり)
設備:カウンター席/座敷あり
新橋駅近ながらカウンターもあり、1人飲みからグループ利用まで幅広く対応できる印象。
席は2時間制のため、長時間ゆっくりしたい場合は注意が必要。
ちなみに本店が満席の場合、系列店として「馬並み家 新橋HANARE」がある。
タイミングによっては空席があるため、予約時に併せて確認すると選択肢が広がる。

店内はカウンター席とテーブル席が中心で、落ち着いた居酒屋らしい雰囲気。 一人飲みからグループ利用まで幅広く使いやすい空間。
まとめ
馬並み家 新橋は、馬肉の鮮度・扱い・提供バリエーションが揃った専門店。
刺し・焼き・鍋を通して、「馬肉とはどういう肉か」を体感できる構成で、新橋という立地を考えると満足度は非常に高い。
馬肉を目的に店を探しているなら、十分に検討価値のある一軒。
▼実際の雰囲気はショート動画でも確認できます
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この記事を書いた人:らむこ
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