ここ数年、旅行といえば温泉かワイナリーな私。
そんな私のお気に入りは、箱根の仙石原にある『仙郷楼』。2020年に150周年を迎えた老舗宿なのだが、渋沢栄一、住友吉左衛門、山縣有朋、原敬、大倉喜八郎など政財界人、画家、文学者など宿泊したことでも有名だ。
ちなみに近くの仙石原のススキは見事なもので、庭も素敵なので散歩にも最高な場所。
いつもは本館に泊まるのだが、今回は初めて離れの別邸に宿泊したので、早速レポートしていきたいと思う。
- 仙郷楼 別邸 奥の樹々
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ここ数年、旅行といえば温泉かワイナリーな私。
そんな私のお気に入りは、箱根の仙石原にある『仙郷楼』。2020年に150周年を迎えた老舗宿なのだが、渋沢栄一、住友吉左衛門、山縣有朋、原敬、大倉喜八郎など政財界人、画家、文学者など宿泊したことでも有名だ。
ちなみに近くの仙石原のススキは見事なもので、庭も素敵なので散歩にも最高な場所。
いつもは本館に泊まるのだが、今回は初めて離れの別邸に宿泊したので、早速レポートしていきたいと思う。
ワインのお供といえば、パン。パンのお供といえば、バター。
バターをつけるだけでとっても美味しくなるパン。カロリーの背徳感はありつつも、このうまさにはかなわない……。
近頃は成城石井のいちごバターや久世福商店の海苔バターやあんバターはテレビやSNSでも話題で一時欠品にもなったほどだけれど、フレーバーバターは実は手作りでもめちゃくちゃ美味しかったりする。そんでもってワインにも非常に合ったりするのである。
今回はそんな手作りバターを紹介してみようと思う。
最近私の妹から、サプライズでワインのプレゼントが届いた。
誕生日でもなく、結婚記念日でもない。
それは何でもない日に送られてきたのである。
12本箱で届いたそのダンボールの中には8本のワインが入っていた。
その中でも一際目をひいたのが、このワインだ。
あらまぁなんて白いのかしら。
ワイン界の白雪姫とでも呼ぼうか。
そう、このワインは箱まで白い。
なんでこんなに白いのかと思ったら、なんと名前が「CHALKY」ということでなんとなく想像がつくわけだが、実際に調べてみると、「白亜(Chalk)」はシャンパーニュのミネラリーを感じさせる素であり、それをボトルの中に表現し、「記録する」(Chalk Up)という意味で名づけられたそうだ。
飲んでみるとやはり特徴的なのはミネラルだ。シャルドネ100%なのでいわゆるブラン・ド・ブランらしいシャープさがあるのだが、ここでミネラルさが映えてきて、かなりの複雑味がやってくる。さらに瓶内熟成を約7年もの間行っているというのだから、その厚みもプラスされてより美味い。
全体的に重厚感があるということではなく、キレと複雑味がほどよく絡み合い、かなりの繊細さを覚える。
個人的にはパーティよりも自分の家でじっくり飲んでしまいたくなるような。
ワインとゆっくり向き合いたくなってしまうような。
(引用:https://www.vintners.co.jp/france/champagne/andre-clouet/)
このワインの作り手は、「アンドレ・クルエ(ANDRE CLOUET)」。
クルエ家の先祖は、かつてルイ16世やナポレオンの側近として仕え、ナポレオンから譲り受けた領地で葡萄栽培やワイン造りをスタートさせたそうだ。
2004年にはスウェーデンの王がクルエを気に入り、60歳の誕生日パーティーにもクルエのシャンパーニュが振舞われ、同パーティーに現当主のフランソワも招かれたという。また、スウェーデンのシャンパーニュ専門家であるリチャード・ジューラン氏の著書「4000シャンパーニュ」では「ボランジェのようなスタイルと品質に向かっている」評価され、日本でも「死ぬまでに飲みたい30本のシャンパン」という評論家の著書などで紹介されるような作り手だ。
実は「グラン・クリュ(Gurand Cru)」の表記が可能であるにも関わらず、そうしていないアンドレ・クルエのワインたち。
これには実は理由がある。
実はアンドレ・クルエはかつてボランジェから、「ワインのエチケットのデザインが似ているから変えなさい」、という話をされたそうだが、実はそれは全くの言いがかり。アンドレ・クルエ側が「少なくとも1911年からこのデザインであった」旨を伝えると、今度はボランジェ側が「だったらデザインは一切変えずにそのままにしろ」という不条理な要求を突き付けてきたのだ。
若き日の当主は、この要求にOKを出してしまったため、今でもデザインを一切変えられず、もちろん「グラン・クリュ」の表記もできず終いだというわけである。
チョーキー以外にもたくさんのシャンパーニュがあるアンドレ・クルエ。
その値段は決して安いものではないのだが、近年スーパーでも見かけるような2000円台のシャンパーニュを飲むよりよっぽど幸せを実感できるワインばかりなので、是非機会があれば死ぬ前に飲んでほしいと思う次第である。
(参照:Bubo公式ホームページ)
2022年もあっという間に1月が過ぎ去り、気づけば2月が訪れてしまった。この時期になると、そろそろバレンタインどうしようかなと考える自分がいる。
バレンタインに異性に渡すチョコは手作り派だけれども、毎年この時期にだけ色々なパティシェが作る期間限定のチョコを食べるのを結構楽しみにしていたりする。
特に私が好きなのは、見た目にも鮮やかで、色々な味が楽しめるボンボン。
ということで、今回はネットショップでオンライン購入もできる、誰かに渡す用にも自分用にもピッタリの私のお勧めのボンボンを紹介していきたい。
12月に入り、本格的な寒さを感じるようになったこの頃、毎日のようにそれが思い浮かび食べたくなるもの……
それは、鍋である。
昨日も食べたはずなのに、また今日も食べたくなる。
前回は豆乳鍋だったから今日は水炊き。ああキムチ鍋にちゃんこ鍋もいいなあ……。
最近の私はこんなものであるが、もしあなたがそんな鍋の気分のとき、例えば「もつ鍋」を食べたくなったそんな時におすすめのもつ鍋があるので、今回はそれを紹介していきたいと思う。
ボルドーといえば格付ワインが何といっても有名だが、その中でも格付け第一級のシャトー・マルゴーを有し、ボルドー随一の香り高さとエレガンスを生み出す銘醸地マルゴー。その中で極上といっても過言ではない評判を持つマルゴーワインが、実は5,000円以下で手に入るとしたら、果たして試さずにいられるだろうか。
今回は、そんな非常に貴重な逸品のワインを紹介していきたい。
ブルゴーニュにあるジュヴレ・シャンベルタン村は、コート・ド・ニュイ最大の産地で、最も多くのグラン・クリュを擁しています。生み出されるワインたちは、男性的でありパワフル、また非常に長い熟成期間を経ても楽しめるという特徴があります。品格のある味わいは、ナポレオンが愛したという背景とあわせて、「ブルゴーニュの王」、「王のワイン」と呼ばれ、世界中のワインラヴァーから愛されています。
今回は、そんなジュヴレ・シャンベルタンの村名がつけられたワインたちの中でも優れていると評価されるワインの作り手「アラン・ビュルゲ」氏のワインについて紹介します。