ここは大門・浜松町。会社が終わるころにはすっかり暗くなるこの頃は、風が少し吹いただけで刺さるような寒さだ。こんな寒さの日には、暖かいものが食べたいなあなんて思うわけであるが、実はこういう日にぴったりな食べ物がある……。
そう、ラーメンだ。
実は大門には、男女ともに人気のラーメン屋がある。夜でも夕食や〆のラーメンを食べに何人も並ぶ人気のラーメン店を、今回は紹介していきたいと思う。さらにこのお店はちょっとした面白い取り組みをしているので、併せて書いていきたい。
鶏ポタラーメン専門店!THANK(サンク)
ということで早速紹介していくのだが、このお店は、鶏と野菜のポタージュスープである、「鶏ポタ」ラーメン専門店。
全てのメニューに大山鶏と9種の野菜をじっくり煮込んだ化学調味料不使用のポタージュが用いられていて、どのメニューも優しくて深い旨味がして、ほっこりする味。
リピート客が多いことでも知られた人気のお店で、私が並んでいた間にも、「今日はどうしよっかー?」なんて女性の声が聞こえてきていた。
さらにこのお店、ちょっと面白い取り組みをしている。
最初に食券を買うシステムなのだが、その際にロボットがお出迎えしてくれるのだ。
ロボットと顔を合わせて顔パスの仲に
なぜロボット?と思ったら、何と顔を覚えてくれるシステムなのである……!
ラーメン屋といえば店員さんとお客さんとのやり取りで、「いつもの下さい~♪」「あいよ~!!」みたいなことがあると思うが、それをなんとAIとロボットの技術でやってみたというのだ。
私のイメージだと、AIやロボットの技術を接客業で使うなら、事務の仕事をそっちに任せて、客とのコミュニケーションや考える仕事を人間が担う方向に用いられていると思っていたのだが、このお店はコミュニケーションの一環としてこの技術を使っているのである。(とはいえラーメン屋だと、事務仕事といえば金銭管理関係以外は多くないかもしれないが。)
お店の考えとしては、もし人間だけで店を回そうと思った場合、ラーメン屋さんに大事な、密なコミュニケーションは、人件費にかかっているコストやオペレーションの効率を考えると、全てのお客様に提供することが難しいため、このような技術の力を借りて、新しいコミュニケーションの形を始めたそうだ。
このロボットについて調べてみると、日本マイクロソフト株式会社と株式会社ヘッドウォータースが提供しているクラウド型の顧客おもてなしのサービスらしく、ロボットがスタッフの代わりにお客様の顔を覚えるシステムだそうだ。
専用のアプリにまず自分の顔を登録し、店頭で食券を購入する前に、ロボットに顔を見せることで、顔認証により来店回数に応じたトッピングをプレゼント、というサービスのようだ。
ちなみに去年(2017年)の2月末から始まったサービスのようだが、私はまだトッピングサービスされているお客さんを見たことがない。これ実は日本初の試みだそうで、これが広まっていくのにはもう少し時間がかかりそうだ。
ロボットと顔なじみになれるのも面白いかもしれない。
ロボット「イラッシャイマセー、りこさん、きょうはさむかったですね。おいしいらーめんたべていってくださいね」
私「やーやー元気?今日もよろしくねー」
的な。
一番人気はやはり「鶏ポタラーメン」!
さてさて、この話の本題といえばやはり味。味が美味しくなければいくらサービスが良くったって通いはしない。
この店の一番人気はやはりというか、王道の「鶏ポタラーメン」。
鶏から染み出たコクと野菜の甘みを存分に味わうことができるスープが人気の秘密。麺は細麺で、スープとの絡み方が絶妙。さらに面白いことにスープの質感まで選ぶことが出来、さらり・とろり・ぽてりの3つから選べる。
例えば暑い日はさらりで、とか、寒い日はぽてりで、とか。来るときによって気分はまちまちなので、これはとても有難いサービスである。
まずは一口を口に運ぶと、じわーっとコク深い味わいが広がる。濃厚なのに後味がさらっとしてしつこくない。
正直こういう味、めっちゃ好み。
気が付くとぺろっと食べ終わってしまう。
……残ったスープ。
当たり前のようにライスを頼むわけである。
え?ラーメン食べたのに?当たり前である。ここでは当たり前なのである。炭水化物がー、、とかなんとか、そんな言葉は聞こえない。
うまい。
このライススープが美味すぎる。これを食べなきゃ終われないのである。
ビールと一緒にぐぐっとぉ!!!!
控えめに言って最高なのである。
ちなみに他のメニューは、つけ麺、鶏ポタンタン麺(担々麺の鶏ポタ版みたいな辛ウマなやつ)、トリポターナ(パルミジャーノチーズがたっぷり載った濃厚まぜそば)がある。
手羽先などうまい鶏つまみなどもあるので、ぐいっと一杯ひっかけつつ、身体を温めるのもおすすめだ。
大門・浜松町にお立ちよりのそこの人、駅から徒歩5分圏内のこちらのお店、ぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。