今までほとんどこのブログでカクテルの話をしたことがない私だが、無論カクテルも好きである。バーに行けば必ずカクテルを飲む。
しかし、私が好きなカクテルをオーダーすると、一緒に行った友人なんかはだんだん「えっ」という顔になってくる。そんな私のオーダーを紹介してみようと思う。
1杯目 ジントニック
皆大好きジントニック。シンプルなカクテルだからこそ難しいとよく言われるが、ジントニックが美味しいところはついつい通いたくなるというのは非常によく分かる。行く場所によって味が違うという面白みが感じられるので、1杯目はよくこれを頼む。
2杯目 カミカゼ
母親がよく頼んでいて、好きになったカクテル。ウォッカベースで、25度以上ある強めの酒だ。強い苦味が特徴的。名前は日本名だが、アメリカで生まれたカクテルらしい。ウォッカが好きな人は、ぜひ飲んでみてほしい。美味しいと言ってくれると思う。
3杯目 マティーニ
言わずと知れた「カクテルの帝王」。
映画『7年目の浮気』ではマリリン・モンローが、『007』ではジェームス・ボンドが好んで飲んだカクテルだという。以前はスイートベルモットのレシピだったらしいが、現在はドライベルモットが一般的とのこと。
私は最後にオリーブを食す派だが、これに関してはきっと色々な人がいるだろうなあ。
オススメの飲み方があれば逆に教えてほしい位である。
4杯目 マルガリータ
ロサンゼルスのバーテンダー、ジャン・デュレッサー氏の創作。マルガリータは亡くなった彼の恋人の名前だという。
私はカクテルの中で、マルガリータが一番好きだ。グラスに口づけ、スノースタイルの塩と共にマルガリータを楽しむとき、なんとも言えない高揚感に包まれるのである。それと同時に、なんだか少し寂しくなるのは、私だけだろうか。
お分かりいただけただろうか
こうやって見てみると、確かに可愛くない酒ばかり頼む私。こうなったのは確実に酒好きの両親の影響だなあとしみじみ感じる。
度数が強い酒ばかり頼むから不安になってしまったであろう友人の気持ちも分かる。たまに他のお客さんにも驚かれて、話しかけられたりもする。
ちなみに、実家では母親作のカクテルを楽しんだりもする。全く、良い母親だ。