皆さんは、フーセンガムをどれくらい膨らませることが出来るだろうか。
小さい頃は、駄菓子が大好きだった私。その中でも、色々な種類のあるマルカワのガムはよく買っていた思い出がある。
しかし、子供の時には特に何も考えなかったことも、今になってなんとなく疑問を持ってしまったのである。
ガムに記載されているカロリーは、噛んだ時のカロリー?それとも、まさか飲み込んじゃった時のカロリー?
あの色々な味のガムって、甘味料と着色料位しか味って変わらないの?
ガムの味によって強めに感じられる味わいがあるの?
などなど。
今回は、たまたま戴いたマルカワのガム3種類を用いて、そんな疑問について調べてみたいと思う。
マルカワ
駄菓子ガムの会社といえば、マルカワ。株式会社化したのは昭和23年(1948年)になってからのようだが、創業はなんと明治時代((1888年)からだという。
最初は落花生菓子やキャンディーなどを販売していたようだが(これも驚き)、やはりヒットを生んだのはガムのようだ。
全国菓子大博覧会でオレンジ角ガムが名誉大賞牌を受賞し、1959年にはガムの輸出を始めている。
単価100円もいかない駄菓子なのだが、子供たちを中心に、100年以上もの長い間愛され続けているマルカワ。
改めて調べてみると、本当にすごい会社である。
栄養成分に差はない
ということで、今回比較するのは、グレープガム・コーラガム・グレープフルーツガムの3種類。
早速各々の栄養成分表示を見てみると……?
全て下記の通りだった。
4粒当たり:エネルギー15.9kcal、たんぱく質0g、脂質0g、炭水化物4.2g、食塩相当量0g
ちなみにこのエネルギーは、やはり(というか当たり前かもしれないが、)噛み終わったときのエネルギー量である。
つまり、これを60粒食べるとお茶碗一杯分の白米のエネルギー量ということになる……が、まず60粒食べるような奇特な人はいないだろう。
種類にかかわらず、栄養成分に差は全くないようだ。
意外な発見、グレープ味は果汁入り!?
ということで、次に確認したのは原材料の部分。3つを比較してみると、大体同じ内容で、砂糖、ぶどう糖、水あめ、そして酸味料や甘味料や香料、着色料、光沢剤が入っている。
一つだけ異なるのはグレープ。これだけ、「濃縮グレープ果汁」が入っていたのだ。勿論、量にしたら微々たるものだろうが。濃縮果汁といえばウェルチみたいな濃厚なジュースのイメージ。
確かにグレープってどこでも見かける程の人気商品だもんなあ。とよく分からない納得をした。
本当は他の味も調べてみたかったのだが、ホームページ上には掲載されていなかったので断念。
グレープのことが分かっただけ良しとしよう。
どの味が強い?この三種類でできる組み合わせで検証
ということで、最後は、この三種類の味で出来る味を作ろう!という、学生がドリンクバー混ぜてみた……みたいな企画をしてみた。
3種類の味で出来る組み合わせ(同じ味は省く)は以下の通り。
コーラ×グレープ、グレープ×グレープフルーツ、グレープフルーツ×コーラ、グレープ×グレープフルーツ×コーラである。
簡単に印象も伝えてみる。
コーラ×グレープ:均等に両方の味がしていた。殺さず活かさず、可もなく不可もなく。
グレープ×グレープフルーツ:甘味のある、濃いグレープフルーツの様な味。意外とグレープが負けている印象。
グレープフルーツ×コーラ:コーラの味が強いながら、グレープフルーツのスーッとする爽快感。グレープフルーツ単体で食べるよりも美味しく、味に複雑味がある感じ。
グレープ×グレープフルーツ×コーラ:コーラの味が強めだが、グレープの強い甘みも、グレープフルーツのすっきり感も感じられた。全部噛むと薄いコーラ色。
一番美味しいのはグレープフルーツ×コーラだろうか。
考えてみればコーラはシトラス・カテキン・コーヒー・バニラ・チェリー・レモン・オレンジなどなど、色々なフレーバーがある。フレーバーコーラは正直好きではないのだが、結構色々なものと合わせやすいのかもしれない。
たまには幼心を呼び戻してみようか
ということで今回は、幼心も多少取り戻しつつ、大人だからこそ感じた疑問の検証もしつつ遊んでみた。
新生活も始まりストレスも感じがちなこの時に、たまにはこんな息抜きをしてみるのはいかがだろうか。
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