金曜の夜は酒を飲みに行く人も多いだろう。次の日がお休みならば、ついつい羽目を外して飲んでしまうかもしれない。そして楽しい飲み会も終わり、いざ次の日が来ると……
アタマイタイ。ダルイ。キモチワルイ。
なんて経験があるだろう。勿論、節度を持って楽しく飲むことが一番だが、そうはいっても二日酔いしちゃうものだ。
ということで今回は、二日酔いについての記事をしたためることにする。
ウコン
言わずと知れた酒飲みのパートナー、ウコン。
ウコンに含まれているクルクミンは、黄色の色素成分でポリフェノールの一種。
肝機能の活性化や、解毒機能のある、胆汁の分泌を促進してくれる。
その他にも抗炎症効果やコレステロール値の低下までしてくれるとか。
サプリ飲んでる人がいるのはこういうことか。色々な健康効果があるようである。知らんかった。
いつ飲むか迷う!飲酒前と飲酒後
私自身は、飲酒前に飲んだ方がなんとなく良いと聞いたことがあり、ウコンドリンクを飲酒前にぐいっといく。
いや、なんとなくじゃなくてさ。これ実際どうなんだ?
ちなみに、一般に売られているウコンドリンクは、飲酒前に飲むことを勧めているものが多いみたいだ。
そうすることで肝機能を上げ、胆汁の分泌も良くなるらしい。これならお酒を飲みつつ、あのにっくき毒素アセトアルデヒドを分解して出してくれるというわけだ。
ただし、飲酒後にウコンを飲んだ場合にも、毒素排出に加えて胃腸の調子を整えてくれる作用があるので良いということだそう。
つまり、どっちにもメリットはあるんだな。(だからといって飲酒前も飲酒後も飲もうという気にはならんというのが正直な気持ちだが。)
シジミとアサリ
シジミ
シジミも非常に有名だ。なんといっても、「オルニチン」というアミノ酸が働きものらしい!
アンモニアが解毒され、肝臓が本来の機能を取り戻し、倦怠感を伴う二日酔いの症状を楽にしてくれる。その他含まれるアラニンやグルタミンの成分はアルコールの代謝を促し、肝臓の働きをサポートするメチオニンや解毒作用を高めてくれるタウリン、肝臓を活性化させるグリコーゲンも含まれるという、何とも頼りがいのある肝臓守り隊なのだ。
アサリ
あさりにもタウリンが含まれる。タウリンには肝機能の向上や、アルコールの分解を促進させる作用もある。
アサリシジミコンビって最強じゃんね。
味噌汁で飲むのが良い理由
最近はよく自販機にシジミの味噌汁が売られてるのを見かける。酔っぱらいのときはついつい水買っちゃうけど。
味噌に含まれるコリンという栄養素が二日酔いに効く上に、シジミとアサリに含まれるタウリンが水溶性なので、味噌汁のように煮汁ごと食べられる方法が望ましいとのことだ。
トマトジュース
トマトと言えばリコピン。私はリコという名前なので、この歳でもリコピンと呼ばれることが…って、めっちゃどうでもいい話をしてしまった。
ということで、トマトジュースに含まれるリコピンには、アセトアルデヒドの作用を抑える働きがある。これだけではない。解毒作用のあるグルタチオンや利尿作用の高いカリウムも多く含まれているのである。
ウォッカベースのブラッディメアリー、ビールベースのレッドアイ等のカクテルが親しまれるのは、こういった作用があると言い伝えられているかららしい。先人の知識ってすごいな。
はちみつ
以前はちみつ記事を書いたが、実は二日酔いにも効くというはちみつ。
はちみつには、アルコールの分解を助ける果糖が大量に含まれている。スプーン1杯程度のはちみつでも、二日酔いに充分な効果があるらしい。これは私も知らなんだ。
美容にもいいし健康にもいいし二日酔いにもバッチリ。
はちみつは本当に万能選手だなあ。
梅干し
梅干サワー大好きな私。これは父親の影響。二人で飲んでいるときにやけに美味そうで頼んだらはまってしまった。
さておき、梅干には、胃腸の保護する粘液の分泌を高める働きがあるのはご存じだろうか。お酒を飲む前に梅干を食べておくと、胃の粘膜が保護され、アルコールの刺激が緩和されるのだ。また、飲んだ後も、荒れた胃の粘膜の修復が早くなるので、梅干は食べた方が良いらしい。
つまり二日酔いには
ウコンとアサリとシジミとハチミツと梅干と味噌汁を混ぜればいいんですね!!
違うか。
ハチミツ漬け梅干のお粥に、アサリシジミ味噌汁、ウコンは~……うーん、サプリでいっか。
こんなかんじで、どうでしょう。