普段からお酒を飲むこともごはんを食べることも大好きな自分だが、運動もせずにそうしているとお腹まわりにもお尻まわりにも腕にもクル。
だってアラサーだもの。
以前はスポーツジムにも通い、筋トレ用機械をガシャガシャしながら負荷をかけ、気が済んだらランニングマシーンで走ったこともあった。
そんな時間も決して嫌いではなかったのだが、最近なにやらボルダリング人気が加速しているというのを小耳にはさんだ。
テレビでは夏木マリさんだったか誰かが細マッチョな腕を見せながらひょいひょい壁を登っていた。
面白そう、面白そうだぞ。
ということで、文化部内長距離走一位という、昔の凄いか凄くないか良くわからない杵柄をひっさげながら、とあるボルダリングジムへ向かったわけである。
ボルダリング人気が加速しているというのは嘘じゃなかった
調べてみると、各所にボルダリングスポットがあることあること……。
一倉庫をまるごとボルダリング場にしたようなところもあれば、スポーツジムと併設してボルダリング場があるような施設もあった。
なかなか迷わせるほどにはボルダリングできる場所が多い。
また、先に予約が必要な施設も多いので、行こうと思っている人は、調べておいた方がよいだろう。
ボルダリングのコツ
ボルダリングは、決して腕力勝負ではないと思う。
いくら私が昔12本のワイン入りの箱をどうにかこうにかした経験があったとしても、そんなものはほぼ役に立たない。
むしろ一番大事なのは、頭を使うことだ。ボルダリングは、ただ単に色とりどりの石を登るだけではいけない。あらかじめ決められた石に、決められた手足しか置けない。
それなので、どうすればゴールにたどり着くか考えざるを得ないのだ。自分の体重のかけ方は?どのように身体を振れば次の足場にたどり着くか?足下と次の目的地を見ながら、登っていくわけである。
ボルダリングをすることで、腕力はもちろん、バランス感覚も養われるのは間違いない。
もっと詳しいテクニックは上記リンクに載っているので、興味があれば見てみてほしい。
一回目から楽しいボルダリング
とまあ、初心者のくせに偉そうにコツとか語ってしまったが、これを実践するのはなかなかに難しい。初心者、特に女性は、とにかく体重をいかに支えつつ、次の足場へ行くか考えるのが大変だ。
とはいえ、登っていくうちにコツは分かっていくだろうから、一時間もすれば、それなりになると思う。教えてくれるスタッフの人もいるので、コツがつかめない人は聞いてみても良いだろう。
ちなみに、だいたいこのボルダリングジムにいられる時間は、初心者は1時間半が限度だと思ってもらってよいと思う。というのも、だんだん手のひらに力を籠められなくなってくるのである。更に、ボルダリング時は、わざと足の親指に力が入るように、小さめの靴を履くので、足も痛くなってくる。
それなので、適度に運動して、楽しむのがオススメだ。