多くの女性にとって、12本のワインが入った大体20kgの木箱を持ち上げる機会なんて、一生に一回もないだろう。大体30kgの岩塩の塊を転がしたことも、きっとないだろう。
しかしながら、しかしながら。万に一回来るかもしれないその時のため、今回は咄嗟の対処法をお教えしようと思う。
なぜ私がそれを持ち上げる必要があったのか
何回か書いているが、私は昔、酒類販売会社に勤めており、販売員やバイヤーや企画・マーケティング職、はたまた通販に関わらせてもらったりもした。
そして、、、物流にも。。。
私の体格は、167cm47kgといったそれなりのヒョロヒョロ系。そんなことはお構いなしで、世田谷区の某所にて、一人地下の酒類倉庫で軍手をはめながら、日本酒やワインの入った段ボールやら木箱やらを運ぶ羽目になる。クリスマスや年末にかけては特に盛況なので、100箱を超えるワインたちを、2時間くらいかけて死にそうになりながら台車に載せていた。我ながら、自分のどこからそんな力が出るのかは分からないが、500kg耐えられるような大きな台車にぎりぎり積み込めるような量を載せていく。
その満杯の台車を動かすときの辛いこと辛いこと。。。まず台車がちょっとやそっとでは動かない。渾身の力を一瞬で込めて動かすと、やっと少し動かすことが出来るのだ。これはいたいけな女子がやるものかい?せめて動かすところだけでも誰か手伝ってくれ……とヘロヘロになっていた思い出がある。
ワインの木箱はもらえたよ
ワインの木箱は、綺麗なものならば売り物にもなる。しかしながら、倉庫で詰め替えなどを行っていると、木箱が余って余って仕方なかった。持ち帰りは自由だったので、最初のうちはインテリアとして数個持ち帰ったが、あっという間に木箱の方が多くなった。ちなみに、木箱って結構重い。段ボールと木箱では雲泥の差だ。だからこそ、木箱を持ち上げるという行為がいかに危ないものかということは、私は重々承知なのである。
肝心の対処法について
そろそろ肝心の対処法について伝えよう。
ズバリコレダ。
ほとんどのところで書いてある通り、身体と荷物を離さないことが大事。あとは私みたいに素手で持ったり、指を挟んだりしないように気をつけよう。。。