いきなりだが、私の通っていた中学高校、そして大学はミッションスクール、いわゆるキリスト教系の学校だった。学校で教わるまで私はイースターのイの字も知らなかったのだが、今ではイースターエッグやらイースターバニー(うさぎ)のグッズが当たり前のように販売されている。いつの間に、こんなに浸透したのだろう。本当不思議な感覚だ。
ということで、今回はイースターのお話。
イースターってそもそもどんな日なのか?
イースター=復活祭。ミッションスクールにいた人なら誰でも知っている、キリスト教ではとても大切な日だ。しかし、そもそも誰の復活をお祝いしているか分からない人も、日本にはもちろんいると思う……が、イエス・キリストの復活を祝っているということを、今知っておいてもいいのではないか。
弟子に裏切られ、十字架にかけられて処刑されてしまうキリスト。しかし予言があり、3日後に復活。彼の起こした最大の奇跡として、お祝いをする日なのである。
宗教に関しては奥深い話なので、後の詳しいことはwikiにお任せしてしまうことにする。
ちなみにヨーロッパ圏では、国によって異なるが、復活祭に食べる伝統料理のようなものがある。魚・パン・子羊など、隣国でも全く異なる料理を食べるというから面白い。
卵とうさぎ
さて、日本でも見ることの多くなったイースター・エッグと、イースター・バニー。
あのディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンでもイースターイベントである、「ディズニー・イースター」「ユニバーサル・スタジオ・セレブレーション」が行われるようになった。
ちなみに、これらのイベントはなんと6月までやっているらしい。(引っ張りますねぇ!なんて)
イースター・エッグ
ということで、随分な浸透具合なのだが、まずイースター・エッグって何かというと、彩色や装飾を施されたゆで卵のこと。卵から新しい生命が生まれることから、死と復活の象徴とされ、復活祭では卵を用いてお祝いするのである。
中学1年生の時に、卵を茹でてマーカーで絵を描いた授業を思い出す。あれを剥くと、マーカーのインクが白身にうつってしまったりするのは、ミッションスクールあるあるかもしれない。
イースター・バニー
じゃあ、うさぎは?というと、うさぎは多く子を産むことから豊穣の象徴とされ、またイースター・エッグを産んだのはうさぎ、という伝承も一部ではあることから、お祝いに用いられる。
ちなみにイースター・バニーは西欧のみの習慣らしい。知らなかった。
リンツのチョコレート
日本でも大人気、スイスのチョコレート・リンツ。
その昔、輸入菓子とお酒を販売するお店に勤めていた頃、お酒を勧める傍ら、このチョコレートを老若男女に配っていたなあ、なんてことを思い出す。
そう、だからこそ知っているのだが、リンツのイースターチョコレートはカワイイ。
色々なチョコレート屋がイースター・エッグやイースター・バニーをかたどったチョコレートを販売しているのだが、リンツは美味しくて、可愛い。ちょこっと皆に配ったりするのにもピッタリだ。
何より、リンドールというシリーズが私は大好きなのだ。外は硬いチョコレートコーティングがされており、中はフィリングというクリーム状のチョコレートが入っている。これがもう超絶美味しい。至福の世界。はう~~~!!!!と叫びたくなること間違いなし。
リンドールは味の種類もこれまた多い。
ミルク・ホワイト・ダーク・エキストラダーク・ヘーゼルナッツ・キャラメル・オレンジ・コーヒー・ココナッツ・カプチーノ・ストロベリー等。シトラスも数年前から発売してるなあ。
こんな100個入りのボックスとかも売っているのだが、チョコ好きには眼福極まりないだろうなあ。一人で食べたら鼻血出そうだ。
話がそれたが、イースターシリーズだけでもリンドールはミルク・ホワイト・ココナッツの三種類ある。その中でも、ホワイトチョコレートが超美味しい。うさぎさん可愛い。
ちなみに、エッグハントというイースターの遊びにちなんで、カップ付きもある。
うーん、こうしてみるとやっぱりリンツのイースターチョコレートは可愛い。オンナゴコロをくすぐるなあ。
2017年イースターはいつ?
イースターは、クリスマスと異なり、移動祝日だ。それなので、毎年異なる日付に行われている。
復活祭は基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日である。日付は変わるものの、必ず日曜日に祝われる。キリスト教が優勢な国においては復活祭の翌日の月曜日も休日にされていることがある。
東方教会と西方教会とでは日付の算定方法が異なるため、日付が重なる年もあるものの、日付が異なる年の方が多い。
ということで、今年のイースターは4月16日。
もう一度言うが、卵に絵を描くとインクが白身にうつるからね。
そんな感じで、イースターを楽しんでほしい。私はリンツのチョコを食べることにする。